藤原みち子の活動日記

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2017年12月31日(日)

c0133422_1281493.jpg 12月議会一般質問の続きは、新学習指導要領のうち外国語教育の早期化と道徳の教科化について質問しました。

 池田市はすでに平成16年度から教育特区、平成20年度より特例校制度の認定を受け、市内全小学校の1~4年生で年間15時間程度英語活動を実施しており、平成28年度からは予算も充実させオンライン英会話トレーニングや外国人講師による英語アクティビティ、外部英語試験など英語教育の推進に重点的に取り組んできたとのこと。

 小学校で行われる本格的な英語教育の早期化・教科化が子どもたちの教育にどんな影響を与えると思うか尋ねました。

 まず「聞くこと」「話す事」に慣れ親しみ「読むこと」「書くこと」の言語活動を段階的に取り入れる活動に早期に取り組むことにより、コミュニケーションの基礎となる言語を効果的に習得することが出来る。市は国に先駆けて小学校低学年から、発達段階に応じ教材・教具を活用して工夫しながら楽しく学べるようにとりくんでおり、電子黒板やDVD教材などを取り入れていると、全面的に国の方針の先取りをしているかのような感じがしました

 このことに力を注ぐあまり、他の教育に影響はないのか、勉強さえできればいいという世相のもとで、他人を思いやるようなコミュニケーション能力が気になるような事件が相次いでいますが、私たちがこどもの頃には、外が暗くなるまでみんなで遊び、その中で良いこと悪いこと、先輩への尊敬、後輩への思いやりなど自然に身につけたものですが、いじめや虐待、簡単に人を殺すなどのニュースを聞くたび、人として生き抜ける力を身につけさせることが弱くなっているように気がしてなりません。

 道徳の教科化についても、子どもたち一人ひとりが「何を大切にするのか」を子ども自身が判断し決定すべきで、それを教科書が決定する危険はないのかと尋ねました。

 道徳の教科化に向けて、問題解決的、体験的な学習を取り入れ、物事を多面的・多角的に考え、心に響く授業を推進していきたい。評価については他の教科のように数値による評価ではなく、文章による評価で他の児童生徒との比較による評価ではなく、それぞれの学習状況や道徳性に係る成長を認めて、励ます個人ない評価として行うものと考えているとのこと。だから心配ないよと言われているようですが、現実にはそんなきれいごとで進むのだろうかと心配です。
 教員の先生方にとっては、一人ひとりの成長を文章化せねばならず、かなりの負担増となるのは否めません。

 国が学力偏重で競争教育をあおり、出来る子、出来ない子を生み出し、相手を蹴落としても上に行きたい、そんな教育を進めてきた結果が、いじめや、虐待などにつながっているのではないか、国がそのように進めておきながら道徳が必要というのは、それを利用した何か違う目的を感じます。

 懸案の就学援助制度のうち、新入学児童生徒学用品日等(入学準備金)については現在入学後に支給されており、入学のための準備段階には間に合わないため、今各自治体で、前倒しで必要な時に支給できるよう実施しているところが増えています。来年度にはほとんどの自治体で実施しそうな気配です。池田市としても、せめて来年度からは前倒し実施できるようすべきではないかと質問しました。

 市教委は、必要な児童生徒に必要な手立てをするのが就学援助制度の目的であり、制度周知や受付、予算の問題など関係要綱・要領等の整備を行い、近隣他市の制度事情等も考慮しながら、来年4月にというわけにはいかないが、実施に向け柔軟な対応ができるよう検討したいと答えました。

 柔軟な対応、という言葉に含みを持たせていますが、他市で実現させていることを参考にすれば、出来ないはずはありません。来年4月の入学式までには是非間に合わせてもらいたいものです。

 さあ、いよいよ2017年度も終わり、新たな年の始まりです。

 来年もまた、社会保障の面からは厳しい年になりそうですが、何よりも制度を活用すべき人達が安心して利用できる制度にしていくために、格差を減少させるために、何ができるか、どう前進させるべきか。何よりも市民のみなさんの声が生きる政治をめざし、引き続き頑張りたいと思います。変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

 みなさん良い年をお迎えください。

 
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-31 23:58 | 議会報告
2017年12月31日(日)

c0133422_23182589.jpg 2017年もあとわずかとなってきました。
 
 議会終了後、地域の忘年会、餅つき、市議会だよりの原稿〆切、控室の掃除(大半残してしまいました)、池田以外の友人や親せきへの年賀状書き、赤旗新聞の配布・集金、そしてようやく自宅の掃除…新聞の山が7つもできてしまいました(笑)…切り抜きをするために残していたつもりが結局それどころではなく、そのまま新聞屋さんにもらった袋に詰めるだけに…。

 買い物休憩、食事休憩、一休みが多く、今年も年を越しそうです。

 さて、12月議会は、羽田達也議員辞職のニュースが最大の報告となりました。市議会始まって以来の不祥事に市議会のイメージ払しょくをと、初めての議場コンサートが取り組まれ、傍聴席は満席となりましたが、私はその盛り上がりの後の最後の一般質問者。「まだ質問するの?」「もう辞めたら?」などのヤジが飛ぶ中、「健康格差」「住まいの貧困」「新学習指導要領」「就学援助制度の改善」について20分間の持ち時間をすべて使って質問しました。

 「低所得者は高所得者より死亡率が3倍高い」「非正規社員の糖尿病悪化率は正社員の1.5倍」「教育年数が短い低所得の高齢者ほど死亡や介護のリスクが高い」…NHKスペシャルで報道された「健康格差」が大きな話題を呼びました。市としても格差是正の取り組みが必要ではないかと尋ねましたが、検診制度・予防接種制度の充実、食育・健康教育の推進、個人の健康意識の向上啓発などが考えられるとの答弁で目新しいものではありませんでした。

 根本的には貧困と格差という大元を質す必要がありますが、貧困は外出をも控え、人との接触も少なく、集まってこれる人だけを対象にしていては格差は広がるばかりです。すべての人を対象にした取り組みがカギで、社会参加を促し、一人ひとりに役割を発揮してもらうそんな取り組みが求められます。

 厚労省が来年10月から、訪問介護のうち生活援助の利用を制限する仕組みを導入しようとしていることも、逆行につながります。国の動向を注視するとのことでしたが、国の言うとおりにしていたらさらに「健康格差」が広がりそうです。

 「住まいの貧困」対策として、住宅を確保するのに配慮が必要な高齢者や障がい者、低額所得者、ひとり親家庭などを対象に、国交省が進める空き家を活用したセーフティネット住宅事業を池田市も活用してはどうかと尋ねました。

 池田市空家対策協議会で空家バンク制度の実施を検討している。住宅セーフティネット制度は、所
有者の府への登録が必要で、要配慮者の入居を拒まないことが条件となっており、国の制度が平成3年度末という時限立法であるため、大阪府と連携を取りながら慎重に検討したい、との答弁でした。

 また府営住宅の移管については、覚書を締結し府市の管理制度の違いなど種々の協議を重ね、移管順序や開始時期などを決定するとのこと。市営住宅は人口減少、財政負担等を考慮し、市営住宅長寿命化計画の見直しを行う予定との説明がありました。

 私からは、将来、人口減少があるとしても、貧困と格差の広がりで低家賃である公営住宅の役割は大きいため、「住まいの貧困」対策は重要であり、特に高齢者・障がい者、ひとり親などの要配慮者対策はまだまだ必要であることを申し添え、対策の強化を求めました。
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-31 23:21 | 議会報告
2017年12月24日(日)

c0133422_128356.jpg 年末最後の行事は「餅つき」

 雨の予報も夕方まで待ってくれ、午前中は晴天でした。
 餡餅、ぜんざい、おろし餅に豚汁が合いますね。昔取った杵柄という方たちのおかげで、無事に午前中で終了。ご近所の子どもたちと一緒に私もつかせてもらいました。

c0133422_129178.jpg 今日は久しぶりに、前衆院議員の清水ただしさんもかけつけて下さいました。胸につけた、ちょっと枯葉色(?)のバッジを見せて「これが前議員バッジです。これがあると、一般傍聴席でなく現職議員と一緒の場所で議会傍聴が出来るんです。ないのは給料だけ」と笑わせていただきましたが、前議員バッジがあるなんて初めて知りました。

c0133422_1302348.jpg 党の議席は減らしましたが、大阪9区を含め野党共闘が広がった事、立憲民主が伸びたのは共産党との共闘の力があった事…などなどお話しいただきました。しかし次は必ず清水さんを国会に戻さなければ、安倍政権が数の横暴で改憲発議を準備している中で戦争への危機は強まります。

 つどいで学び、改憲NOの3000万署名を集めましょうと訴え、白石地域の餅つきに向かわれました。私たちも改めて憲法の条文が本当に大事な内容が詰まっていることを学び合いながら、署名に取り組みたいものです。
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-24 23:53
2017年12月22(日)

c0133422_25831.jpg 12月議会も最終日を迎えました。

 突然ですが、羽田達也議員がようやく辞職願を出しました。遅きに失したという思いです。

 これまで、昨年10月の逮捕された時と起訴事実をほぼ認めたとして今年4月に保釈された時の2度に渡り、全会一致で辞職勧告決c0133422_27319.jpg議を挙げ、その後の全員協議会で議員全員の前で説得されても辞めないと言い切ったこと、その後今日まで報酬を受け続けてきたことも、決して本心から迷惑をかけたなどと思っていない状況でした。

 住民の代表の方たちが、もう許せないとリコール署名を集め始めてもまだ辞職の気配はありませんでした。少なくともこの時点でやめて欲しかったですね。

 新聞の記事によると、先日の公判で4年6か月の論告求刑があった事を理由にしているようですが、21569筆のリコール署名は有権者の4分の1に相当する数字で、決して少なくない数です。有権者の思いも、辞職への大きな力となったことは否めません。

 それでも、ここまで居座っていたのに辞職願を突然出してきた背景には、来年2月の判決が出るまでに議員を辞職して、社会的制裁を受けたとして執行猶予を狙っているとしか思えません。損保会社にはかなり返金したようですが、報酬を得てそれで返していたのであれば情状酌量だなどと言って欲しくない、というのが正直な思いです。

 判決がどうでるかはともあれ、1年半もの間、翻弄され続けた市議会としては、ようやく終止符を打てたことを喜びたいと思います。

 こうした市議会始まって以来の不祥事を払しょくするため、今日初の議場コンサート、呉服小学校吹奏楽団による演奏がありました。ドラえもんやヒットソングメドレー(恋ダンスも入ってました)ジャクソンファイブメドレーでは、ダンスも披露してくれて、かぶりつきの状態となった私たちは手拍子をしながら楽しませていただきました。

 来年も来てくれるかな?
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-22 23:59 | 「疑惑」
2017年12月19日(火)

c0133422_15304045.jpg 昨日、羽田達也議員の最終審理が地方裁判所331号法廷で開かれ、論告求刑が行われました。

 検察側からは、羽田達也被告が整骨院の不正請求を従業員にも指導し利益を得ていたことを具体的事実をあげて4年6ヶ月の求刑が行われました。

 「うちの事業所では全部やっているから」と事務員にパソコンでレセプトの作成を指導し、2~3日しか通っていない日数をマックスまで増やし請求するよう指示、治療部位も1部位のところを3部位にせよと不正指南を行い提出させていた。

 さらに不正請求を増やすため、自分の保険証や従業員や家族の保険証で受けていないのに治療を受けたことにして署名していたり、協力してくれる人を知り合いから集めてこいと指示を出し、保険証を貸してくれた人には5000円の謝礼を、紹介者を連れてきた従業員には3000円給料に上乗せしていた(従業員は雇われの身で従うしかなかった)。交通事故の水増し請求も傘下の整骨院で治療を受けたことにして不正請求を行い、JCBなどのギフトカードを協力者に渡す等従業員を巻き込み不正請求が常態化、常習犯行である。

 市議選当選後の平成27年5月20日に「ときはる総研」の代表を辞職した後も、父親を代表者にしているが父親名義の口座に振り込まれた給料を、数日後自分の口座に振り替えていたり、引き続きライン・ときはる報告を通じ不正の顧客を紹介していたことなどをあげ、事実上の主犯であり詐欺罪が成立すると断罪。

 弁護士側は、社長辞任以前は従業員が不正を行っていても、社長として道義的責任があり罪は認める、社長辞任後は無罪だと主張し、執行猶予を求めました。

 羽田被告にも、意見を述べる機会が与えられました。

 彼は、自分自身で不正をただすことができなくなっていたので、自分自身が会社を離れることだと思っていた。社会に貢献したいと会社を設立したが、縮小することもできず、いつしか会社を維持すること、安定できるならと不正を黙認してきた。不正をただしてから引き継ぐべきだったが、地元経済人と交流を重ねることで救われていたし、正当化させていた。多くの人を傷つけてきたが、解決できない問題はない、(自分には)正面から立ち向かい乗り越える力がある(?)。より堅実な人生を築きたい…と発言。

 なんだかよくわからない意見表明。自分では不正に流され、正せなかったが、乗り越える力がある?…支離滅裂のように聞こえましたが、他の傍聴人はどう受け止められたでしょうか。議員に出ることにならなければ反省もなく詐欺行為を続けていたのではないか。今でも石橋界隈で飲み歩いているとの話がリコール署名中にも聞かれました。法を犯した人間が償いもせず議員の席に居座り続けていて、本当に反省したといえるのでしょうか。損保会社に返金したお金はどこから出ているのか?不正で得たお金は運転資金と謝礼金に消えたと言ってましたが、家を買い、飲み歩き…議員報酬でお金を返してそれが情状酌量になるとしたら納得できませんね。
 
 聞くところによると、3年以上の刑であれば執行猶予はつかないそうですが、3年以下に引き下げ、執行猶予を付ける場合もあり、どうなるかわからないとのこと。

 来年、2月23日(金)の午後1:30~2:30が判決の日時となりました。ぜひ傍聴に行き、どのような判決が下されるのか見届けましょう。
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-19 15:30 | 「疑惑」
2017年12月17日(日)

 15日の総務委員会、一般会計補正予算の歳出では商工費・観光費のみの審議となりました。

 地方創生推進事業として、まち全体をテーマパークと見立てる構想を進めるため、まちづくり・観光マネジメント組織をつくり観光事業を発展させるための第一歩として、池田駅改札口付近にインフォメーションセンターをつくるための予算が、当初予算で4500万円計上されていました。

 その具体化にあたって、阪急電鉄との話し合いの結果、追加工事費用として980万円必要になったための補正です。

 インフォメーションセンターの概要は、池田駅券売機前に奥行き2m、横幅7mの箱モノをつくり、外国人対応の出来るスタッフ3人体制(常時1~2名で応対)で、観光案内、イベント情報、飲食店などのPRを含め池田のまちの魅力を紹介することを目的とし、運営は3Cに任せる予定だそうです。現在ある観光案内所は原則、将来的には廃止し、レンタサイクルや荷物置き場など今後検討していくとのこと。

 池田駅に降り立つ昼間の人口をどのくらいだと把握し、どのような層をキャッチしようと思っているのかなど聞くと、きちんとしたデーターはないが、インスタントラーメン館に来られる人が年間76万人おり、1日に換算すると2000人ほどになるのではないか、若い方、子育て層を呼び込みたいとの答弁でした。

 まちづくり・観光マネジメント組織は平成31年度スタートできるよう30年度まではプロポーザルで決定したJプロデュースが運営し、その後は自走組織として財政措置はせず自分たちで運営していく形を取りたい。座長には3Cを予定しているが、街づくりの能力があるかどうかは見極めなければならないと思っているとの市長発言もありました。

 委員会では、今池田に来る人たちが街を散策するのに、駅に降り立ってインフォメーションセンターをどれだけ利用すると思うか、ほとんどはインスタントラーメンなどすでに目的を持ってきており、池田に来てから育先を探す人はあまりいないのではないか。池田に来た人たちがどれだけ地元にお金を落としてくれるのかが問題だなどの意見が出され、担当課長からは、観光客は増加しているが市内の販売量は横ばい状態が続いているといった答弁もありました。

 宗像市の観光行政視察の時に、行政の役割、観光協会の役割と同時に、商店独自のグレードアップさせる努力も必要だと聞きました。決算委員会でも紹介しましたが、自らの商品を自信を持って販売できるようにする努力の第一歩はもちろん、取り扱う商品の良さと、それを応援する行政等の役割が必要です。宗像市では空き店舗などへの出店の際支援する制度もつくっていました。やる気のある商店を応援するシステムも必要です。美味しいものがありお洒落な商品のあるまちに発展させてほしいですね。
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-17 23:58 | 議会報告
2017年12月15日(金)

c0133422_0583897.jpg 月曜日から土木消防委員会、厚生委員会、文教病院委員会、総務委員会と連日委員会が続き、今日午前中一般質問通告〆切と、あわただしい日々が続きました。

 21日(木)~22日(金)の本会議で議案に対する採決が終われば、一般質問が行われます。今日はその質問通告締切日で議長を除く21名の議員のうち、13人の議員が質問することになりました。質問は提出順で、いつになく30分も早めに提出したはずの私は13番目。22日の最後となりました。

 日本共産党議員団は、10番目が白石啓子議員。11番目が小林吉三議員、一人置いて私、3人とも22日の最終本会議での質問となります。

 私は「低所得者は高所得者より死亡率が3倍高い」と昨年NHKスペシャルで報道された「健康格差」についてその対策を求めること。住まいの貧困対策、教育の新学習指導要領、就学援助制度の改善(入学準備金を入学前に支給すること)について20分の持ち時間を活用して質問します。

 議会が終われば、来年度の予算要望をまとめて提出しますが、住みよい街づくりのために身近な問題を交え、いつも沢山の要望を提出しています。それらのすべてを質問するには時間の制限がありますから、ほんの少しずつ、その実現のために質問することになります。それでも20分で3回までしか質問できないため、もどかしさは残りますが、頑張りたいと思います。

 この日は呉服小学校吹奏楽部の協力で議場コンサートも開かれます。音楽鑑賞と議会傍聴に是非
お越しください。
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-15 23:52 | 議会報告
2017年12月13日(水)

 今日は文教病院委員会でした。

 義務教育学校に関する条例の一部改正、給食センター条例の一部改正、児童文化センター条例の一部改正、不動産の取得(新給食センター用地)、五月山児童文化センター指定管理者の指定、病院事業会計補正予算、一般会計補正予算について審議されました。

 義務教育学校については公立学校の設置条例が、小学校10校と中学校5校という内容を、新たに義務教育学校を追加し、小学校から細郷小学校(平成27年4月1日創立)を、中学校から細郷中学校(平成27年4月1日創立)を削除したうえで、新たに追加した義務教育学校にほそごう学園(平成3年4月1日創立)を掲げるというものです。

 デメリットはみあたらないと言っていましたが、メリットとしてあげたのは、特区申請をせずに独自の教育課程を柔軟に実施出来ること(例えば人権学習や中1の数学を6年生に教えたり、英語学習の先行実施)、計画や方針の策定など、事務の減少、教育の多忙化が緩和されるのではないかと答弁がありました。また、一体感、帰属意識が高まり、小さい子にはあこがれや夢が、大きい子には優しさや自尊心の成熟が得られるとも…。

 校長が1名、副校長1名、教頭2名の現体制4名で当面いきたい。教職員から見たメリット・デメリットは?との委員の質問に対し、一体感が醸成する。現在も交流されており教育が9年の特例化で先生にもメリットになるようにしたい。

 教員免許は、最終的には小中両方持っている人を配置することになるが当面はそれぞれの免許で実施してよいとされているとのこと。ちなみに現在両方の免許を持っている教員は31.1%(小学校の教員のうち40.5%が中学の免許を持ち、中学校の教員のうち13.8%が小学校の教員免許を持っているそうです)入学式は他の学校同様に進級式を行い、卒業式は前期課程修了式としたい。

 学校の教員も保護者も知らない間に進めていいのか、行政の介入ではないのかの質問には、市長部局ではなく教育委員会が進めており校長も、学校運営協議会もそこに参加する保護者の代表もそうして欲しいと要望があったと答弁。

 しかし校長だけで現場の教員の意見も聞かずに学校の運営方針を決めて良いのか、現場の先生よりも学校営協議会が決定していいのかという問題があります。現場の先生は今ギリギリの状態で小中学校の文化の違いを共有しながら必死で教育に影響の出ないように頑張っていると耳にしています。

 教員の加配はないそうです。4年生・5年生に教える英語など一部教科担任制の導入もあるようですが、教員の加配がなければ中学の英語教師が小学生の英語まで教えることになります。これまた労働強化になるのではないでしょうか。教科の前倒しが本当に子どもたちのためになるのか。教科内容を早めることでついていけない子が出てくるのではないか、学校間でも子どもたちの中にも教育格差が出てくるのではないか。学校で学ぶのは勉強だけでいいのかなどなど、疑問点はまだまだ払しょくされていません。

 ゴルフの授業を喜ぶ子どもや保護者もいるでしょう。数学の前倒しを喜ぶ人もいるでしょう。でも、教育とは、学力と同時に、一人ひとりの成長に合わせ、自分の頭で考え、他人を思いやり、事の善悪を判断できる人間に、社会性を持った生き抜く力も身につけさせる必要があるのではないでしょうか。

 PTAが児童・生徒たちにアンケートを取った結果、小中一貫校になってよかったという声の倍ほど大変だという声があった事を教育委員会が知っているのでしょうか。教育を受ける子どもたちが主役でなければなりません。学校のことは、市や教育委員会が決めて従わせるのではなく、保護者の教育権、現場教職員の教育方針を尊重すべきだと思うのですが…。
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-14 00:54 | 議会報告
2017年12月10日(日)

c0133422_029038.jpg 今日は医療と介護の連携事業を進めるにあたって、滋賀県東近江市の永源寺診療所所長の花戸貴司先生の講演が保健福祉総合センターで行われました。

 「住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために~永源寺の地域丸ごとケア~」と題して、地域丸ごと、チーム永源寺として支え合い、当初は「先生はようまいらしてほしいわ(死なせてほc0133422_0302499.jpgしい)」と言っていた患者さんが、年老いても自分らしく過ごしたいと言えるように、一人暮らしであっても、認知症であっても、障がいを抱えておられても、みなさん笑顔で生活されていますと言うまちになってきた、この間の取り組みについてお話されました。

 永源寺診療所は三重県と接する滋賀県南東部、東近江市永源寺c0133422_0311878.jpg地域(旧永源寺町)にある公立国保診療所(昭和59年に調律診療所として開設)。対象人口は5400人。高齢化率は34%(池田より約10%高い)。医師は1人、看護師5人の無床診療所。平成12年より現所長が着任。平成2年4月から民営化され指定管理となったようです。

 寝たきりや認知症であっても、老夫婦、一人暮らしであってもc0133422_032284.jpg在宅で生活することを可能にするには、医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、ホームヘルパー、デイサービススタッフ、ケアマネージャー、行政、家族、ご近所の方々など多種多様の連携が必要だとして、15年かかったとおっしゃってましたが、まち全体でチーム永源寺として支え合う地域づくりをすすめてこられたそうです。

c0133422_032398.jpg エンディングノーなる話はよく聞きますが、倒れてからでは本人の意思が伝えられない。例えば救急車を呼び搬送されるようになれば、助けてもらうために呼んだということになりますから、家族がいくら、もう手を尽くせないのであれば家に連れて帰りたいと思っても、本人の申し出がないと引き返すことは出来ないことになっているそうです。

 ですから、普段から元気なうちに「どのような場所で、誰と生活するか、どのような治療や療養を希望するか?」をきちんと家族と話し合っておくことが大切です。

 花戸先生は、80人の在宅患者さん(4歳~103歳)を担当しておられるそうですが、すべての患者さんに ①ご飯が食べられなくなったらどうしますか? ②寝たきりになったら病院かしせつにいく?と聞くそうです。何度もしつこいくらい聞くと、「老後は出来るだけ在宅で生活したい」という本音がでるそうです。

 池田市もプロジェクトチームが「あなたが伝えたいこと。あなたに聞いておきたいこと」という共に医療を話し合うためのガイドブックをつくりました。中には、「私の医療に対す希望」という記載ノートで、終末期の医療に対する希望のチェックシートをつくっています。
 私も母を送った経験から、これは必要なパンフレットだと思います。

 永源寺では、地域包括ケアというより地域丸ごとケアのイメージで、三方よし研究会というのがあるそうですが。私もあなたも地域もみんなよしとなるよう連携パスで「チーム永源寺が出来たとのこと。連携パスの中心は「患者さん」、支援から共生へという考え方です。 

 自助、互助、共助、公助という様々な資源が地域にはあると先生は語ります。要介護2で認知症のおばあちゃんが、犬と毎日散歩することで、要支援になったということもあったとか。何よりも花戸先生のようなへき地医療から逃げ出さず、一人ひとりの健康を守るために、何が必要かと考えてくれるお医者さんは貴重な存在です。

 地域の助け合いは必要ですが、行政が、自助、共助、公助という時には、公助の役割まで、自助・共助という言葉で安上がりにできるよう地域に任せ、必要な支援まで切り捨てていくケースが多く、注意する必要があります。

 都市部では、共働きでご近所とのつながりが希薄です。競争教育で助け合いの精神が薄れ、過労死を生み出すほど異常な長時間労働、正社員の非正規化、低賃金、低年金という現実を放置したままでは、なかなか支え合える「チーム池田」にはなれないのではないか、上からつくる地域コミュニティではなく、昔ながらの、ご近所さんとのつながり、見守りという自然に生まれる助け合い精神が出来るまちづくりこそ必要だと感じました。

 そのためには、政治のあり方、税金をどの分野を中心に置いた使い方にするのか、戦闘機や戦艦を大量に買う一方で、社会保障費を自然増の分まで削減するような使い方を見直す必要があります。

 8時間働いたら普通に暮らせる賃金体系にし、休日は家族そろって過ごせるような余裕があってこそ、お互いを思いやるやさしさも生まれるというものです。
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-10 22:33 | 議員活動
2017年12月8日(金)

 7日、本会議でした。12月議会のスタートです。
 
 本会議は、10月に開かれた平成28年度の決算委員会の報告と討論から始まり、水道、下水道事業、病院事業の企業会計と国保、介護、後期高齢、財産区の各特別会計、一般会計を合わせて8会計のうち、国保、介護、一般会計に反対。他会派はすべて賛成でした。保険料の値上げ、保険証の取り上げ、介護では保険サービスから要支援1・2を切り離し地域支援事業にしたことなどが理由です。

 一般会計は16年連続の黒字で財政調整基金をはじめとする基金合計も増え続けています。確かに今後老朽化する建物が多く、建築関連の事業が目白押しで、財政を無駄遣いすることは出来ません。しかし何が無駄なのか、必要以上の事業にしようとしていないだろうか。優先度はどこに軸足を置いて考えるのか、などよく見ていく必要があります。

 今、国の方針そのものが福祉削減に向かう中で、地方自治体本来の役割である、住民の福祉と健康が脅かされていないか。行革の推進で、民間委託、民営化、指定管理制度などアウトソーシングの結果、非正規労働者が増えています。行政のスリム化の裏には福祉事業までも民間や地域住民のボランティア精神に任せ、地域も市民も疲弊しつつあります。そんな中で住民サービスを維持するどころか、削減されているのではないかなどと思いつつ、具体的事例をあげ、暮らしの安定や教育の充実を求めて反対討論をおこないました。

 12月議会の議案の中には、ほそごう学園を義務教育学校にするための条例が出ています。学校現場はどうなのか、子どもたちは、保護者はどう考えているのか、行政の役割は教育環境の整備を行うこと、教育の自主性は守られているのか、などなど気になるところです。

 給食センタ―用地の買収が終わり、東山町140番地他58筆、14262.07㎡を1億8251万120円で取得する議案も出ています。さらに給食センターの建設に先行して道路拡幅工事のための補正予算1億4000万円が提案されています。

 五月山児童文化センターのプラネタリウムは、TVにも取り上げられたらしく市外からの利用が増えているそうです。利用していただくのは有難いことですが、そのことで市民がたびたび利用できない時があるようで、市外の利用者から14歳までは100円、15歳以上の利用は200円を利用料として徴収するという案が出ています。

 近隣でプラネタリウムがあるのは、大阪市立科学館、伊丹市立子ども科学館、茨木市立天文観覧室、猪名川天文台などがあるそうですが、大なり小なり市外料金を取っているという説明でした。

 9月議会で、福祉医療助成制度は老人医療を障がい者医療とし、1ヶ月の上限額を1000円から3000円に引き上げ、院外薬局も別料金を取られるようになりました。現在、限度額を超えた場合は、そのたびに申請して返金してもらっていますが、口座登録をしておけば自動的に超過分を振込んでくれるという、自動償還払い制度にするための補正予算が出ています。

 五月山動物園近くの公衆トイレの洋式化予算も出ています。これで15公園のうち13の公園に洋式トイレが設置済みとなります。残るは宇保第2公園と日の丸展望台のトイレがまだとなりますが、どうするかは今後の検討となるようです。

 詳細は、11日から始まる委員会でそれぞれ関係議案を審議することになります。

 11日は土木消防委員会、12日は厚生委員会、13日は文教病院委員会、14日は総務委員会です。それぞれ10時から開催されます。委員会は3階の第3委員会室で行われ、傍聴は5人までとなっています。それ以上になると抽選で別室で音声を聞くことになりますが、暮らしに直結した議案がどのように審議されるのか、お時間がありましたら是非傍聴にお越しください。

 
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# by michiko_fujiwara | 2017-12-08 23:58 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


by michiko_fujiwara