藤原みち子の活動日記

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カテゴリ:議会報告( 563 )

2019年1月23日(水)

c0133422_15441479.jpg 1月21日に市長(副市長同席)と教育長に予算要望書を提出しました。

 例年通り、福祉医療の充実(国保・介護・後期・障がい者、児童福祉、保健医療、生活保護)、不況打開(雇用対策、中小業者支援など)、子どもたちに行き届いた教育を(小・中学校・幼稚園教育の充実、学校施設の改善、社会教育)、まちづくり(豊かな緑と自然を守る、公共交通の整備改善、住宅政策)、男女共同参画、市民本位の市政運営等々全分野にわたって、新しい情報や市民アンケートからの要望も加えて25ページ建てで作成し提出しました。

 幹事長の説明に対し、市長から、敬老の里の基本構想に石橋保育所を位置づけたい、がん検診の受診率引き上げのため値下げを検討する、終末期医療については市内の私立病院と話し合っているが、医師、看護師が足りないことが大きな問題であること、市立幼稚園の3年保育について公私幼稚園協議会に議題として挙げていきたい、池田小学校の児童増加対策、ほそごう学園のバス停の屋根問題、稲荷山古墳の発掘調査、地域公共交通については19年度に実証実験を行いたい、新給食センターは早くて4月遅くなれば6月の終わりごろから建設工事に入りたい・・・・・等々一定の考えが示されました。

 それぞれの分野で、実現を待っている多くの市民のために、より良い対策が進められることを願います。私たちも引き続き、具体的に実現されるまで要望し問題提起もしていきたいと考えています。
by michiko_fujiwara | 2019-01-23 15:46 | 議会報告
2018年12月22日(土)

c0133422_1431932.jpg 21日で12月定例議会が終わりました。
 20日(8人)に続いて、6人の一般質問と議場コンサートが開かれました。

 私は13番目でしたから、午後の2番目。カジノ万博、消防の広域化について市長、消防長の見解を聞き、今関東を中心に大流行の兆しがある「風疹」の予防ワクチン補助制度、高齢者の肺炎球菌ワクチン、各種がん検診の健診補助、免疫の弱くなっている子どもに2回目の予防接種費用助成、地域公共交通、シェアリングエコノミー、交通助成制度について、20分の質問時間をフルに使って質問しました。

 2025年の大阪万博は決まったけれど、夢洲という場所が危険ではないか、カジノを呼び込んでいいのかと市長の見解を問いました。IRはカジノだけではない、本市でも訪日外国人やビジネス客の増加、来訪者増加による観光消費額の増加など、経済波及効果や雇用創出効果が期待できる。カジノについてはまだ決まっていない。ギャンブル依存症対策も問われているが、改めてギャンブルの在り方を検討する時、市長会の意見を求められる時が来るだろうとカジノをキッパリ拒否するというわけでもないような答弁でした。

 風疹の予防ワクチンについては、厚労省から12月11日に「風疹に関する追加対策」骨子(案)が示されたところで、補助制度については、国からの具体的方針が示されていない。国の動向をみながらすみやかに対応する所存…との答弁がありました。池田市の対象者は約2700人~2900人の見込みとのこと。

 また、がん検診については、近隣他市に比べ、池田のがん検診の費用が高いことは認識しており、減額のため池田医師会とも協議をしているところと、一歩前進の答弁がありました。

 市内の公共交通については、阪急バスに頼っていますが、坂の多い山側と線路の南側・平地とでは利用者に大きな差があり、平地の南部は利用が少ないため、減便が相次いでいました。経営者側から見れば儲からないルートは減便しなければ成り立たないためしかたのないことかもしれません。

 しかしこれから高齢化・核家族化が進み、免許証も返納の時代がすぐそこまで来ています。だからこそ、民間事業者だけに任せるのではなく公共交通として行政が市民の「足」の確保をする必要があります。

 池田市地域公共交通会議は、現在3回開催し、市民アンケートを基に、市域の誰もが使いやすいものを検討中で、デマンドバス、タクシー、コミュニティバス、交通助成制度も含めて現段階でどんな方法があるか検討し、来年度(2019年度)末に一定の方向性を示すとの答弁がありました。

 時間はかかっていますが、少しずつ前進しています。今後出来るだけ早く、交通弱者と言われる人たちが安心して外出できるよう具体化を図ってもらいたいものです。

c0133422_152915.jpg 私の質問の後、昨年に引き続き第2回の議場コンサート。昨年は呉服小学校でしたが、今年は石橋小学校の金管クラブが迫力ある演奏をしてくれました。

 99席ある傍聴席はこの時間帯立ち見の状態となりました。これを機会に普段でも議会傍聴に来ていただき、議会活動にご理解いただけると有難いですね。
 
by michiko_fujiwara | 2018-12-22 23:58 | 議会報告
2018年12月17日(月)

c0133422_0543597.jpg 総務委員会では、防災備蓄倉庫を旧細河小学校跡地に建設するための補正予算(債務負担行為)4億700万円(解体に1億円、建築に1億2~3千万円、体育館のトイレ工事に2000万円前後、その他仮設、外構工事etc.)が計上されました。

 防災備蓄庫倉庫は2階建で、1階の倉庫が500㎡(165坪)…半分は棚を設けて備蓄、半分は支援物資を仕分けする場所としてがらんどうに…2階の事務室約200㎡(60坪)で災害時は物資の支援本部機能として使い普段はどう使うか今後検討するそうです。

 問題は、この場所が急傾斜地で、府が土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒区域に指定していること。
 池田市には有馬高槻断層帯が横たわり、五月山のふもとには五月山断層帯が走っていると言われています。南海トラフなどの大災害に対応する防災備蓄倉庫をこの場所に建築するのは問題です。

 土砂災害危険区域には一部擁壁をつくる、とか10センチ基礎をあげ重量鉄骨ALCで建築するとの答弁がありましたが、「想定外」という言葉がもはや日常になりつつある昨今、ひとたび土砂災害がおきれば、広島や岡山などの状況を見ても、少々の建物も人もすべて土石流に飲み込まれてしまいます。場合によっては余野川まで流れ込む可能性もないとは言えません。
 また、猪名川、余野川からの洪水被害も想定されているエリアにあります。

 なにより、「この場所が危険だから」と、給食センターの建設予定地としていた事を取りやめ、東山の土地購入に至ったことから考えても、給食センターは危険だけど防災倉庫は安全という論は、つじつまが合いません。
 
 また、大災害時には交通網が寸断し、ライフラインが確保できるかという問題もあります。
 防災備蓄倉庫は災害対策本部と連携の取りやすい場所に設置すべきだと反対したところです。
by michiko_fujiwara | 2018-12-17 23:33 | 議会報告
2018年12月16日(日)

c0133422_2314998.jpg 指定管理者の指定で唯一複数の応募があったのが、市立葬祭場と桃園墓地、五月山霊園セットでの指定管理。これまでの池田サンシー(株)と、特定非営利法人関西キッズコミュニティ協会が新たに応募されたようです。

 評価結果は関西キッズ85.6点、サンシーが74.8点と約11点の差がありました。価格審査でかなりの差がついたようです。葬祭場は6月議会で利用料金制度にしたばかり。利用料は葬儀費用ですが、これまでは利用料は市役所に入る仕組みで、サンシーは指定管理料で運営をしていました。

 6月議会で、利用料金制度に変更され、利用料(葬儀費)はそのまま管理者に入り運営することになりました。努力して利用者を増やせば儲かる仕組みですが、葬儀をされる方が少なくなると赤字になる場合もあります。

 今回の指定管理者は、外式を増やしてもっと売り上げを増やし、他の業者に顧客が流れないようにするという提案をしたとのこと。外式とは葬祭場ではなく、寺社の会館やコミュニティセンターなどの施設を使って、葬祭場が一杯でも同時に市営葬儀が行えるようにするということ。

 寺社の会館は他の宗派であれば使えず、コミュニティセンターは使用目的外で、利用できないのではないかと尋ねると、市長から、昔伏尾台コミセンを葬儀に使ったことがあり、今後共同利用施設なども含めて管理運営者が許可すればいいように変えることもあり、などの答弁がありました(目的外使用ということでしょうか)。

 関西キッズは子育て支援のNPO組織で現在五月山児童文化センターの指定も受けています。利益をあげてはいけないはずのNPO団体が何故定款まで変えて全く違う事業に手を出そうとするのか。関西キッズの副理事長の実家がかつて、葬儀社をしていたので経験があるとのこと。

 現在サンシーで葬儀に携わっておられる方たちは、希望があれば同様の待遇で引き継ぐとのこと。評価委員さんの質問に、もっと儲かれば給料をあげることも出来る…と答えていますが、そう簡単にいくでしょうか。

 うまい話には話半分で聴けと言われますが、世の中そう簡単に行く商売などなく、だからこそ、実家の葬儀社を継がずにつぶしたのではないのか、なのに何故?…と思ってしまいます。それ相応の裏付けが必要だと思いますが、会議録を見ると最近実績がないのに、あまりにも言い分をそのまま聞いているような…。かつて経験があったとしてもこの間経営をしているわけではないので、もっと慎重に比べる必要があったのではないかと思います。

 また、市が直接運営していた葬祭場を指定管理制度にしたとき、花屋さんやおしぼりやさん、テントやさんやお茶こさんなど出入りの業者さんから10%のマージンを取るようになり、撤退を余儀なくされた方たちを何人も知っています。事業者が変わることでそういった新たな犠牲者が出ないようにしてほしいものです。

 また、本来の五月山児童文化センターでの子どもたちを対象にした指定管理事業に影響が出ないか、どちらも片手間ではできない事業であり、事業規模がそれほど大きくはないため、どっちつかずになりはしないかと、老婆心ながら少し心配です。

 

 
by michiko_fujiwara | 2018-12-16 23:14 | 議会報告
2018年12月13日(木)

c0133422_012446.jpg 今日は、私の所属する総務委員会でした。

 審議する案件は5件の指定管理者を決める議案と、財産区特別会計の補正予算、一般会計の補正予算でした。

 指定管理案件は、5年目の指定期間が終わり、改めて公募を行った結果ほとんど、これまで通りの事業者しか応募がなく、結局引き続き管理者として選定されています。

 石橋会館は、共同利用施設を解体し平屋建ての地域の会館として建設され、公募せず、地元の石橋地域コミュニティ推進協議会が管理運営することになりました。平成31年4月1日から5年間の指定管理です。
 休みは、火曜日と年末年始で、管理人さんがいるのは、月、水、金の午前中のみ、申し込みの受付や清掃などをお願いするそうです。

 ギャラリーは、これまで通り一般社団法人 いけだ市民文化振興財団が新たに5年間指定管理者と選定されました。評価は100点満点中89.1点。

 これまでと少し変わったのは、池田市民文化会館とカルチャープラザをひとくくりにして募集し、指定期間を5年から10年に延長すること。応募はこれまでの管理者である池田市民文化振興財団のみ。88.5点の評価で選定。平成13年4月1日以来事実上ずっと同財団が指定管理者として指定されています。
 私は、長期に指定するということは民営化と同様に管理者の権限が強まり、議会のチェックも届かなくなるし、民間のノウハウを活用すると言いながら、長期間にすることで民間に任せる狙いの競争の原理が働かなくなり、マンネリ化を生む恐れがあると、期間延長に反対しました。
 専門性の必要な施設なので、そういった職員を養成するためにも期間延長が必要という説明がありましたが、それならば、直営に戻し正規雇用で専門性も高めていく方が良いのではないかと言うと、市直営に戻す気はないとの答弁でした。
 
 行革で民間に運営を任せる理由の一つは価格が安くなることです。それは、市職員の数を減らす上に、民間の労働者が安上がりの労働力として雇用されることになります。ひいては、社会全体に低賃金労働者を増やし、消費購買力を低め、税収が下がり、また経費削減を名目に人減らしが行われるという、さらにマイナスへのスパイラルに陥ることになります。

 それが、結婚できない、出産どころではない、少子化につながる原因でもあります。

 商売人さんは、お金は生きた使い方をしなければならないとよく言われます。景気をよくするためには、今損をしても、倍になって帰ってくるような使い方もあり、生活にゆとりのある賃金が何より必要です。いつまで働けるかわからない不安定雇用では経済効果は上がりません。 (続く)
by michiko_fujiwara | 2018-12-13 22:39 | 議会報告
2018年12月11日(火)

c0133422_0213599.jpg 今日の厚生委員会では、「池田市立くすのき学園新築工事請負変更契約の締結」と指定管理の案件を3件一括で審議されました。

 くすのき学園は、支援学校を卒業した18歳以上の人たち約30人が通う多機能型の障害福祉サービス事業所で、生活介護や就労移行支援等をおこなっている施設です。

 現在五月丘の国有地を長期に借り上げ、くすのき学園を移転し建て替える工事が来年4月開設を目指して行われています。

 ところが、昨年に続き、地中からコンクリートの塊など埋設物が出てきたためその処理費用112万円と工期が15日間伸びるための費用91万円、隣に建設予定の五月丘保育所(民間委託して)の園庭が近くなったことにより、子どもたちの声でパニック障害を起こす可能性があるため、窓のサッシを防音効果の高いものに変えるための工事費155万円など、工事業者との変更契約を締結するための議案です。

 当然、地中埋設物やそのために遅れた工事費については近畿財務局に請求する予定ですが、まだ昨年の造成時に出てきた埋設物の処理費用も返還されていません(森友問題が影響しているのか?)。1年も平気で支払いを伸ばしている近畿財務局にちょっと怒り!です。
by michiko_fujiwara | 2018-12-11 23:58 | 議会報告
2018年12月10日(月)

c0133422_185360.jpg 今日は土木消防委員会でした。

 審査付託された案件は、「池田市都市公園運動施設条例の一部改正について」「池田市と大阪企業団との間における豊能町に係る水道事業に関する事務の委託に関する協議について」「池田市・豊能町上水道に関する事務の委託の廃止に関する協議について」と都市緑化植物園、池田城跡公園、五月山緑地駐車場、五月山動物園、五月山体育館の指定管理者の指定について、ひとまとめにして一般財団法人池田みどりスポーツ財団に1年間指定する議案、猪名川緑地駐車場と猪名川運動場の指定管理者を池田みどりスポーツ財団に指定、テニスコートも同財団に指定という指定管理者を新たに指定する案件です。

 都市公園運動施設条例の一部改正は、猪名川運動場の使用について、小人(15歳以下)と満70歳以上の高齢者、障がい者の使用料を5割減免するというもの。

 少年野球やスポーツ少年団、シニアの団体から要望を受け、健康増進にも影響を与えるため、五月山体育館同様5割減免を行いバランスを図ることにしたとの説明がありました。

 猪名川運動運動場の利用状況は約140団体。そのうち、小人は13団体、70歳以上は2団体、障がい者は1団体の利用があるそうです。平成29年度の有料利用者は3283人、634万1750万円。減免による影響は約200万円。減免することでこれまで利用したくてもできなかった人たちが利用できればいいですね。

 指定管理者の指定について、池田みどりスポーツ財団に指定管理業務を1年間としたのは五月山緑地のマネジメント方針を今年度策定予定なので、今年1年だけにしたとの答弁がありました。

 さらに市長からは、平成元年に公共施設管理公社ができたが、補助金と指定管理の線引きがあいまいとなり、だんだん無用の長物となってきた。自走できる事業者になるよう望んでいる。五月山の将来展望、五月山を誰が運用管理するか、110人の従業員を抱えるみどりスポーツ財団の行方がどうなるか、全部1年で区切りをつけ、来年新たな提案ができるよう再委託したいといった内容の発言がありました。

 黙って聞いていると、自走できるようにと言いつつ、みどりスポーツ財団とは別の事業者に委託するつもりなのか、その猶予期間の1年なのかと思ってしまいました。

 葬祭場の指定管理は総務委員会で審議されますが、今回新たな指定管理者が提案されています。

 一方で長期に指定管理できるように10年の指定期間に変えようとしている市民文化会館とカルチャセンターなど、指定管理の在り方が問われる提案となっています。

 
by michiko_fujiwara | 2018-12-11 01:13 | 議会報告
2018年12月9日(日)

c0133422_024926.jpg 6日の本会議は12月議会の議案説明とそれにに対する質問を行いました。

 12月議会は、条例改正1件、補正予算3件、指定管理者指定案件15件、協議2件、人事案件1件。
 私は、水道事業の協議についての議案と、動産の取得、病院事業会計補正予算について質問しました。委員会に付託される案件ですので、詳細は委員会で審議されます。

 水道事業は、これまで池田市の浄水場から豊能町に送水していたため、豊能町と水道事業に関する事務の委託を受けていましたが、豊能町と大阪広域水道企業団が水道事業を統合し、大坂広域水道企業団が豊能町の水道事業を引き継ぐことになったため、豊能町との事務の委託を廃止し、豊能町に変わり大阪広域水道企業団から事務の一部の委託を受けることになる協議案件が議会に提案されました。広域水道企業団との委託内容はこれまで豊能町との委託と変わりないとのこと。

 この問題は、豊能町が広域水道企業団から給水を受けるという事情によるもので仕方ありませんが、給水量が一日3500㎥から1100㎥に減少することになり、金額にして約3700万円の減収となる見込みです。ただし経費である電気代も減量により約1700万円の減少となるため、実質的には約2000万円の影響が出る模様です。

 折しも国会で水道法案の「改正」案が衆院厚生労働委員会で強行可決した後だったので、「池田の水道事業としてこの問題をどう考えるか?」と尋ねますと、水道事業管理者から「コンセッション方式のみがクローズアップされているが、(池田市としては)経営健全化を図るためこれまで窓口業務と夜間運転業務を一部委託することで改善を図ってきた。現在は黒字であり、導入する考えはない」との答弁がありました。先ずは一安心ですが、国の水道法の改悪には疑問視する声が多くあります。安倍政権の異常さが際立つ国会運営です。
by michiko_fujiwara | 2018-12-10 00:06 | 議会報告
2018年12月6日(木)

c0133422_2157486.jpg 12月議会本会議でした。

 休会中に開かれた決平成29年度の決算委員会報告と討論、採決が行われ、12月議会の議案説明と質疑が行われました。

 決算の討論は、料金徴収業務の民間委託、福祉減免を廃止した水道事業会計に反対。保険料を払えない人に対し資格証明書を発行(保険証ではなく)している国保をはじめ、介護、後期高齢者医療特別会計は厚生委員の小林議員が、一般会計には白石議員が反対討論を行いました。

 一般会計の反対討論は次の通り(少し長いですが全文です)

 議案第93号平成29年度池田市一般会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。

 本決算は、予算現額395億1701万5400円に対し、収入済額375億8773万2922円、支出済額365億3197万6400円で、形式収支10億5575万6520円、実質収支では9億4251万1262円の黒字決算となっています。17年連続の黒字決算で、このうち6億円を財政調整基金に繰り入れると、平成29年度末で財政調整基金の残高は57億に達し、基金総額は85億6477万円を超える状況にあります。毎年のように、大型事業が控えているので依然として厳しい財政状況にあると言いながらも、行財政改革のもとで増え続けているのが現状です。

 平成29年度は、小中学校のトイレ改修事業や中学校の空調機整備事業、教育効果が実証されている少人数学級・35人学級の小学4年生までへの拡充、くすのき学園建設事業、府市合同庁舎の非常用発電機の更新事業などは評価できますが、以下の点については容認できません。

 反対の第1は、福祉くらしの切り捨てであります。
 自治体の最大の役割は、住民の福祉の増進です。その中心的役割を果たすべき保健福祉総合センターに指定管理者制度を導入したことは容認できません。

 この夏には大型台風21号の影響で、池田市内の全域で約4割の世帯が停電に遭いました。水も出なくなった事態にマンション住民が最も近い公的施設である保健福祉総合センターに水を分けて欲しい、と尋ねると「うちはやってません」と切り捨てられた事実がありました。指定管理者にすれば指定管理費を超えた対応が出来なかったと思われますが、住民にとっては冷たい対応になってしまいました。

 指定管理制度がサービスの向上どころか臨機応変の対応が出来なかったことに象徴されるよう、指定管理にしたが故のサービス低下となっています。公共の施設管理は民間にゆだねるべきではありません。

 また、また府の福祉医療助成制度の改悪で、精神障がい者1級と重度の難病患者を対象に加えるものの、重度障がい者に限定する等多くの障害者を除外するものとなりました。今回医療費助成の対象から外れる方は、社会的弱者であるにも関わらず、負担増を強いるものとなっています。この準備周知費用が含まれており、この点も認められません。

 保育所の待機児童対策は、認可外保育所や基準を緩めた小規模事業やファミリーサポート制度で良しとするのではなく、市の責任で公立保育所の建設を行うなど限定待機児童への対策も行うべきです。
 
 石橋プラザの市民サービスコーナーの閉鎖も問題です。個人番号カードが約14%の発行状況から見ても、コンビニ交付に変えられるものではなく、電話予約で住民票と印鑑証明を受け取れるサービスについては、即日受取りが出来ないことで利用状況は一日約2~3件と激減しています。石橋地域の住民にとって利便性を大きく後退させたものと言わざるを得ません。

 反対の第2は教育にかかわる問題です。
 ほそごう学園で設置された学校運営協議会は校長の権限であるはずの学校運営や、教育内容、人事についての介入を許すものであり、学校運営に混乱をきたす恐れがあり容認できません。
また、道徳の教科化は、すべての人に人間の尊厳があることを土台にし、子ども一人ひとりの選択による価値観形成を大切にする教育であるべきです。しかし現実には、国が教科書検定などを通じて国定道徳の押し付けにつながるような道徳教育の進め方は問題です。

 人権教育については、憲法の基本的人権に基づく教育を進めるべきであり、いまだに部落差別を強調し、教育をするという同和教育は部落差別解消の妨げとなり廃止すべきです。
さらに、異常な競争教育に駆り立てる大阪府のチャレンジテストは参加すべきではありません。チャレンジテストは5教科だけの、たった1回のテストで学校がランク付けされ、生徒の内申点に影響を与えるなど高校入試を歪めるものです。生徒の人生にも影響を与えかねないチャレンジテストは府教育庁に廃止を求め市教委は自主的に撤退すべきです。

 反対の第3は、部落差別解消と言いつつ、いまだに特定の団体への相談業務の委託や多額の補助金を支出していることです。差別問題は同和対策に限らずなくす必要がありますが、専門家の配置で市が直接利便性の高い場所で相談活動を含めた人権対策を行うべきです。
 尚、部落差別解消については、同和対策事業特別措置法が2002年(平成14年)にその役割を終えて失効しています。しかし、あらたに部落差別解消の推進に関する法律が罰則のない理念法として2016年に成立していますが、差別解消推進と言いながら、逆に新たな障壁を作り出し、部落差別を固定化、永久化させるものです。しかし付帯決議では、過去の民間運動団体の行き過ぎた言動が差別解消を阻害していた要因だと厳しく指摘していることを申し添えておきます。

 反対の第4は、池田市行財政改革プランに則りアウトソーシングを進めようとする問題です。この年度では広報誌の広報誌の発行業務を民間に委託してきた問題です。これまで職員で作成していたものを、「民間のノウハウを活用することで一層市民が読みたくなるようなわかりやすい広報誌を発行する」として民間委託を進めてきましたが、市民からの評判は決して良いものではありませんでした。冊子が閉じていないこと、保存に適しない、読みづらいなどの声が寄せられました。広報誌は職員の手をかけずにできるものではないため、費用対効果の面でも、むしろ高くついているのではないかと考えます。しかも、1年で契約を投げ出すなどの問題もあり、正確な情報提供をいかにわかりやすく市民に伝えるかという広報誌の役割から考えるなら市の制作発行に戻すべきです。

 最後に地域分権制度について、地域要求を取り上げ充実させる取り組みを否定するわけではありませんが、補助金を渡して地域コミュニティの執行を認める点については、市民意識調査の中でも、税金の使い方としていかがなものかという想像以上に厳しい声があります。公金の執行まで任せるのではなく、予算提案権だけにとどめること、少なくとも余ったお金は基金に積み立てるのではなく、市財政に戻し優先的な施策に使うべきです。

 以上大きく4点にわたる反対理由を述べまして、平成29年度池田市一般会計歳入歳出決算の認定について反対の討論と致します。


 
by michiko_fujiwara | 2018-12-06 23:23 | 議会報告
2018年11月7日(水)

c0133422_0513319.jpg 今日は、空港交通調査特別委員会の視察で神戸空港に行ってきました。

 10時40分に出発しマイクロバスで約1時間、空港のレストランでカツカレーをいただき、午後から関西エアポート神戸(株)の責任者の方たちから空港の概要説明を受け、若干の質疑の後空港内を見学。

c0133422_0522664.jpg 神戸空港も大阪国際空港(伊丹)同様、コンセッションで関西エアポートが運用会社となり、これでこの4月から関空、伊丹、神戸と3空港を一体運用することになりました。

 神戸空港は三ノ宮駅から約8キロにある海上空港。三宮からポートライナーで18分で空港島につくそうです。空港島は272haあるそうですが、関西エアポートが管理運営する空港施設c0133422_0532891.jpgの面積は約154ha、滑走路は2500m1本のみ。運用時間は午前7時から午後10時まで、2006年2月16日に開港し、2006年度は274万人の旅客数でスタート、以来200万人台を推移してきましたが2017年度に空港島に航空機機動隊の基地が移動してきてからは利用が増え、300万人を超える旅客数となったそうです。また航空関連の専門学校ヒラタ学園(空撮などのパイロット養成)、エアバス・ヘリコプタージャパン、客船施設、物流関連や給油施設も島内にありました。

c0133422_0542640.jpg
 滑走路1本ですから限りがありますが、スカイマークをメインにANA、ソラシドエア、AIRDO各社で1日60回発着(9月の台風による関空被災時は90回)。札幌(新千歳)、仙台、茨城、東京(羽田)、長崎、鹿児島、沖縄(那覇)の7都市に就航しているとのこと。
 関空同様、人工島ですが、関空よりも地盤がしっかりしていて関空ほどの沈下はないとのこと。ターミナルは高いところにあるc0133422_0553548.jpgため、浸水被害はないとのこと。

 大阪国際空港(伊丹)と違って駐車場(1,250台分)は広く、無料だそうです。北海道など数日間旅行する場合は池田市民でも伊丹ではなく神戸空港から出発する方が安上がりのため利用されているようです。

 小さな空港ですが、島ですから、展望台から飛行機を眺めながら、海に行きかう船を同時に見ることが出来、見晴らしに良い空港です。今日も可愛い幼稚園の園児たちが見学に来ていて「こんにちわ!」と元気な声で挨拶してくれました。

 帰りは、宝塚まわりで新名神を通りインターチェンジで休憩をしながら池田に帰ってきました。
by michiko_fujiwara | 2018-11-07 23:46 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara