藤原みち子の活動日記

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2018年8月1日(水)

c0133422_1575475.jpg 8月24日地蔵盆の日は池田ではがんがら火祭りの日。愛宕神社からもらった火を松明に点火し市中を曳き回す伝統の火祭りです。大阪府の無形文化財に指定されています。

 1か月前に作業所開きがありご挨拶に伺いましたが、今日は近くまで行ったついでに作業を見せてもらいに寄りました。昼間は暑いので夕方からの作業だそうです。

c0133422_1584375.jpg 作っているところが見れると思っていましたが、付け替えも含め8本の大松明はもうほとんど出来上がっていました。1本約100キロの重さ。竹を軸に小さく切った「こえ松」を逆円錐形に巻き付け燃え盛る松明を昔の大工姿(昔の火事場装束かと思っていました)で松の油混じりの火の粉を素肌に受けながら曳き回す勇壮な祭りです。松明の上方・色の変わる辺りまで燃えるそうです。燃えすぎないように水をかけるようで、実際にはもっと太く重くなるようです、
 
c0133422_241634.jpg 今年で374回を数える伝統の祭りですが、今では地元では材料が調達できず、三重県の鈴鹿の松を買っているとか。材料だけでなく松明の担ぎ手も少なくなり継続させることも大変です。伝統の祭りを絶やさないためには、地域だけではなく池田市全体で支える祭りにしていくことが求められています。観光客も担げる体験型もありかも…。(去年のお祭りの写真)

 当日は城山町が五月山の中腹にある愛宕神社から神事の後松明に火をもらい、山の西側に大一の文字を点灯(大文字焼き)、その日を大松明の移して、がんがらがんがらと鳴らす半鐘の音を鳴らしながら市中を回ります。火の神様のお祭りとして、家内安全を願い、こぼれ落ちた消し炭を持ち帰る人たちも多い、珍しいお祭りです。

 その日は建石町でも、星の宮に子どもたちが集まり、こちらは京都の愛宕神社からもらった火を竹の松明に灯し大人たちの先導で、五月山の正面に大の文字を点灯してきます。山には大文字焼き、街中ではがんがら火祭りが夜空を焦がします。
 
 さくら通りを抜け市役所前で松明の付け替えをし、城山町に戻ります。ケーブルTVでも中継されますが、機会がありましたら是非勇壮な火祭りを直接観てみませんか(*^^)v
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by michiko_fujiwara | 2018-08-01 23:59
2018年7月14日(土)

c0133422_245393.jpg ヘルプマークをご存知でしょうか?

 先日のNHK「あさいち」でちょうど紹介されていましたが、障がいを持っている人や、難病、妊娠初期、義足や人工関節を使用している人など、目に見える障がいだけでなく内部障がいなど支援や配慮が必要な方が持つ「ヘルプマーク」ですが、意外に知らない人が多いんです。

 池田市では平成28年度に独自のヘルプカードを作成し平成28年9月から配布を開始しました。大阪府からも平成29年度にヘルプマークが配布されました。裏面にシールを貼り必要な情報を記載しておけば、その人がどんな助けが必要なのかが分かるようになっています。しかしシールははがれてしまうこともあるため、池田市独自でヘルプカードを挟めるよう市独自のヘルプマークホルダーが作られました。

c0133422_25563.jpg その方の名前や住所、障がいの種別、かかりつけ医の連絡先や、服用している薬などを書き込み、どんな助けが必要かが書き込めるヘルプカードを、フォルダーに入れて、見える位置につけておけば、本人が助けてと言えなくても、周りから援助の手が差し伸べられるなどを期待するものです。

 でも、いくら目立つところにつけてあっても、周りの人がそれが何なのか知らなければ意味がありません。

 是非、「ヘルプマーク」を見かけたら、援助の手を差し伸べて下さい。

 例えば電車内で席を譲る、困っている様であれば声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。

 「何かあった時、味方になって理解してもらえる、手助けしてもらえる」それは障害のある人にとっては何よりの安全です。そして、「自分から助けてと中々言いにくい」「若いのに何故高齢者に籍を変わってあげないのだろうと思われるのではないか」などと気を遣うことなく、ヘルプカードを持つことによって支援の手が必要であることを理解してもらえるので気が楽になった…といった声もTVでは紹介されていました。

 自分のことで精一杯といった人も多くなり、コミュニケーションがなかなか取れないという人も増えている現在、ヘルプマークの存在を知ることで理解し助け合えることになればいいですね。

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by michiko_fujiwara | 2018-07-14 23:58
2018年7月10日(火)

c0133422_1205960.jpg 地震や大雨で紹介が遅れていましたが、6月18日付「全国商工新聞」の一面トップは、「マレーシア、消費税を実質廃止」の大見出し。

 記事を読むと、5月9日投票で行われたマレーシアの国政選挙で、消費税廃止を掲げたマハティール元首相が率いる野党連合が勝利し、歴史的な政権交代が行われた事。マハティール新政権は公約通り、6月1日から消費税の税率を6%から0%にしたことが紹介されています。

 解散時の議席数は与党連合・国民戦線が130議席、野党連合・希望連盟が72議席だったそうです。予想では与党連合がやや優勢とみられていたようですが、終盤になってマハティール氏の個人的人気と、消費税廃止を公約の中心に据えた野党連合が逆転勝利で121議席を獲得。与党が51議席減らし野党が47議席増やしたとのこと。

 マレーシアの消費税導入は2015年4月、と言っても全く新しい新税というわけではなく、それまであった単段階課税の小売売上税(税率10%)とサービス税(税率6%)を廃止して、多段階の消費税(税率6%)に変えたもの。

 消費税は物価高騰を招き、国民の不満の的となりました。さらに中小業者の事務負担や滞納問題も大きな問題となっていたようです。消費税廃止後の財源については、消費税導入時に廃止した小売売上税・サービス税を復活させ、税収不足は、歳出の無駄をなくすこと。石油のロイヤリティなどからも補う上、消費税廃止により景気の伸びが年6%と予測されるから不健全財政にはならないと言ってます。

 日本も野党が力を合わせて、国政選挙で消費税増税を公約に掲げれば、政権交代もあり得ます。代わりの財源も、今ある不公平税制をやめ、能力に応じて払う応能負担の原則に基づき税制を変えれば、国税、地方税合わせて30兆円を超える財源が確保できると言います。

 例えば法人税は1988年の42%から2018年には23.2%。所得税の最高税率は1988年の60%から2017年には45%に引き下げられています。これを消費税導入前の税率に戻すだけでも11兆円増の財源が確保できます。

 また日本の歳出にも大きな無駄があります。大型開発優先の歳出を見直し、5年連続で過去最高額を更新した軍事費の大幅削減や政党助成金の廃止などを検討すべきです。また、消費税を廃止すれば景気が回復します。景気が回復すれば、法人税や所得税の税収も伸び財源は健全化します。

 マレーシアでのたたかいは、政治の力で消費税を廃止することが可能であることを示してくれました。日本もマレーシアにならい、2019年10月からの税率10%への引き上げを中止させ、廃止に追い込む闘いを大きく広げることが大事だと、税理士の湖東先生は言います。

 商工新聞には、増税しなくても財源はあることも紹介しています。不公平税制の是正で38兆円の増収が得られることと。マレーシアのように、政権が変わったら消費税が実質廃止となったと喜べるように日本も野党共闘出来るでしょうか?
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by michiko_fujiwara | 2018-07-10 23:57
2018年6月18日(月)

 グラグラっと大きな揺れで、ものがガチャガチャと落ちる音がして家が壊れるのではないかとドキドキしましたが、ほどなく収まりほっとしました。皆さんのお宅では如何だったでしょうか。とりあえず身の回りを片付け、11時が6月議会一般質問の締め切りでしたので、ご近所の無事を確認しながら市役所へ走りました。

 発生は午前7時58分ごろ、大阪北部で震度6弱(マグニチュード6.1、震源の深さ13km)、池田市では震度5弱でした。

 市からの報告によりますと、午前9時に緊急部長会議を開き、10時、13時と被害状況の把握が行われました。

 被害状況は、けが人の状況として救急搬送2件…揺れによる転倒で右上腕部を骨折された女性と、右肩打撲の女性が。直接外来に行かれた方もあり、揺れに驚きベッドから降りた際に足首を骨折したとのこと。その他過呼吸、呼吸苦、駅改札での転倒による胸部打撲など地震関連での救急隊の出場は13時までに7件あったそうですが、いずれも命に係わる状況ではなかったようです。

 倒壊棟の建物被害はありませんが、五月山体育館プールの天井画一部落下したため臨時休館となりました。市役所はエレベーターが停止したため階段を上り下りしましたが、壁に亀裂が何か所も走っていました。7階に御用の方や職員さんは大変でした。火災の報告はありません。

 ライフラインは、我が家はすべて大丈夫でしたが、一部地域(約8000件)の停電は10時段階で復旧。ガスも一部地域で停止していましたが、13時現在は復旧。ただし高齢者の方のお住まいではしばらく復旧の仕方が分からず困っておられた様子でしたが、地域を訪問して下さった方たちがお手伝いをして無事復旧。水道は一部で濁りが見られ、上下水道部が車で案内をして回っていたようです。濁りを取り除くため洗管作業も行われています。一人暮らしの高齢者に対しては、安否確認の巡回も行われています。

 学校や幼稚園は休校・休園となりました。けが人等の被害はなかったようです。窓ガラスの破損や、防火水槽の破損による水漏れ、壁や天井が一部落下した学校や保育所もあったようです。

 阪神淡路大震災から23年になりますが、当時のような被害に至らずホッとしています。と言っている間に今、また少し揺れました。震度4とTVで報じています。こりゃ安心して眠れるかな?

 みなさん、まだまだ余震の可能性があります。池田には有馬高槻構造線が走っておりまだまだ心配です。十分ご注意ください。
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by michiko_fujiwara | 2018-06-18 23:26
2018年6月3日(日)

 新聞の整理中、5月31日付の毎日新聞夕刊「特集ワイド」…「たかがモリカケ」なの?…の記事が結構大きく取り上げられていました。次のように…。

 ・・・次から次へ、週替わり定食のように新たな文書が飛び出してくる。森友・加計学園問題、いわゆる「モリカケ」問題である。(5月)21日には愛媛県が、加計学園問題を巡る安倍晋三首相のこれまでの説明と異なる内容の文書を国会に提出した。・・・

 「たかがモリカケでいつまで騒ぐのか」といらだつ人もいるだろう。「外交や安全保障、憲法改正など、国会で議論すべき大切な問題はほかにある」との声も聞く。
 確かに1年以上、国会でもメディアでも問題が取り上げられてきた。でも「たかがモリカケ」のはずが、国会に出された文書は改ざん、あるいは廃棄され、変遷する政府幹部の説明は信用できない。

 こんな状態で、安保や外交などの議論がきちんとできるのか?「いつまでモリカケ」論をどう思うか。政治家や法曹関係者らを訪ね歩くと、それぞれの立場からぐらつく「国のかたち」への危機感をあらわにした。

 こうして「特集ワイド」は、自民党の村上誠一郎元行政改革担当相の声を聞きます。「『たかがモリカケでいつまで騒ぐんだ』論をどう思うかって?話にならないね。今起きてることは民主主義の危機なんだ」「『もっと大切な議論を』というが、その議論を信を失いつつある現政権に任せられるか。『たかがモリカケ』でこの有り様なのに、安全保障や外交でまともな議論が期待できるか」…全くその通りです。

 弁護士の伊藤真(日本弁護士連合会の憲法問題対策本部副部長)さんは、「『たかが森カケ』という人は『政治家や官僚は常に正しい。ゆえに国民は彼ら(自分たち)に従っていればよい』という価値観があるのではないか」と疑います。

「民主国家では国政の最終意思決定者は国民です。政治家や役人は、国民の代表として一時的に意思決定を代行しているに過ぎません。人間は誤りを犯す。決定が正しいかどうか、その時点で判断できません。だからこそ、後で判断する材料として、決定過程の記録を残すことが必要なんです。これで国民が為政者を交代させるかどうか判断し、選挙権を行使する。これが国民主権、民主主義の要です」と言います。

 しかし、政治家や官僚が、実は国民を意思決定権者とみなしていなければどうか。

 「国民の判断材料となる記録の扱いに注意を払わなくなり、記録の改ざんや隠ぺい、廃棄が平然と行われる。モリカケ問題の本質を軽視する人は、実は国民を主人とは考えていないのではないか、とすら思えます。この国の主権者は誰か、という『国のかたち』の根本が問われているのです。

 伊藤さんは、「モリカケと同一線上にあるのが、陸上自衛隊の日報問題で、意味するところは実に深刻だ」と言います。日報は自衛隊の海外活動の検証に必要な資料ですが、現場レベルで勝手に「ない」ことにされたが後で見つかり稲田大臣が責任を取らされています。現場が気に入らない大臣の責任や不祥事を勝手に作り出すことが出来ることを意味し、戦前の軍部と同じだと警鐘を鳴らします。

 日報問題を棚に上げて改憲論議ができるのか。まず、「民主国家の基本を再確認すべきです。これを無くして改憲論議だなんて100年早いと思う」と伊藤さんは言います。

 官邸経験者の孫崎亨さん(元駐イラン大使)は官僚や行政機関が情報を歪め国を誤らせた事例は少なくないと、イラク戦争で大量破壊兵器がないのにあると言い切って攻撃に踏み切ったこと、湾岸戦争では多国籍軍に資金提出した日本にクウェート政府は手厚く感謝したにもかかわらず、外務省は日本に伝えず、逆に「金だけ出して日本は感謝されていない」と世論をつくったのだと言っておられます。

 安倍内閣が内閣人事局をつくって省庁人事を一元化してからは、不利な人事をされないため、事実であっても官邸に都合の悪いことは言わない官僚が増えたようだと指摘。

 「たかがモリカケ」なんてとんでもない。ゆがんだ情報は、ゆがんだ政策しか生みません。…ということで、首相が3選を目指す前に、まずはモリカケ問題にけりをつけ、政治不信の値を断つのが宰相の仕事だろうと締めくくっています。

 本当にそうだと思います。モリカケ問題さえ解明できない安倍政権に政治をつかさどる資格はありません。自民党の中からも批判されている安倍内閣は、もういい加減に退場すべきです。
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by michiko_fujiwara | 2018-06-03 23:59
2018年5月13日(日)

c0133422_0535665.jpg 加計問題での首相秘書官の参考人招致は、予想通り都合の悪いことは記憶にないで、まともな答弁はなくいらいらさせてくれましたが、聞く人には見え見え状態、ますます疑惑が深まるばかりという結果に終わりました。

 安倍政権の公文書偽造、改ざん、データねつ造、自衛隊の日報隠ぺい、さらにはセクハラ発言など何でもありの国政私物化、安倍内閣には税金の使い方を任せたくありません。一刻も早く総辞職していただきたいものです。

 新聞の山を整理していると、性暴力をテーマにしたミステリーを書いた作家の落合恵子さんの、性暴力被害「Me Too」という記事を見つけました。

 「誰にも言えない。言えばそれを招いたオマエが悪いと切り捨てられるだけ」被害者たちは異口同音にそう語る…まぎれもなく被害者でありながら、被害者が自らを否定し、時に加害者と同じ熱意を持って、その犯罪を隠さなければならないのは何故なのか。被害者に対する社会の「眼」がそうさせるのだ。被害者自らが自らの「潔白性」の証明を求められる犯罪が、いったいどれほどあるのか…と。

 そんな被害者の声を取り上げた小説が刊行されてほぼ40年たった今、ハリウッドのプロデューサーによるセクハラを告発した一人の女性の声にツイッター上で「Mee Too、私もそうだった」と声をあげる女性たちが続いています。アメリカやヨーロッパで芸能界、政界、経済界を揺るがし、日本でも沈黙を破る動きが始まっています。

 この間の財務相福田次官のセクハラ問題は、麻生大臣も含め性暴力をなくしていくべき国会議員が、その権限を利用して行っていたという、しかも発覚しても反省どころか二次被害を生むような言動に、いまさらながら日本のジェンダーギャップが先進国最下位の位置に甘んじている事を思い知らされます。国会では女性国会議員が「Mee Too」のステッカーを掲げて抗議されていましたが、それでも反省しているとは思えない閣僚たち。

 落合さんは、「私たちを取り巻く時代と社会はどれだけ変わったのだろうか。今でも多くの被害者が沈黙を破ることをためらう背景には、もともとこれらの暴力が力学、力関係を背景にしたものであるからだ。そしてその力学は当然、私たちが生きるこの社会にそのまま根付いている。その現実は変わらない。ハリウッドでも、どこかの高校や大学のキャンパスでも、シリコンバレーで、各地の議会でも霞が関でも、むろん沖縄でも…。一人の女の尊厳を侵略する暴力はリアルタイムで起きている。受けた暴力を告発することによる『セカンドレイプ』も。『Mee Too』が一つのきっかけとなり、『他人ごと』にしないことから、拓いていく社会でありたい。この問題と『慰安婦』問題は同根のものともいえる」…と締めくくっておられます。

 日本での性的被害の背景には、男女賃金格差、不安定な就労環境、役職や意思決定の場への女性の登用の遅れがあり、女性の役割や能力が正当に評価されていない現実があります。

 沈黙を破り、女性たちがつき上げたこぶしと怒り、苦しみを必ず「人間としての尊厳」が守られる社会への転機とするため、いま政治と社会、一人ひとりの役割と責任が問われています。
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by michiko_fujiwara | 2018-05-13 23:57
2018年5月8日(火)

c0133422_321063.jpg 今日の赤旗新聞に、オックスファムの報告書のポイントが掲載されていました。

 国際協力団体オックスファムは、極端な貧困をなくすには、極端な富を終わらせなければいけない…と世界経済の改革を提案しています。ここ数年、世界の格差がどれだけ進んでいるかというデータを報告書にまとめ、世界の実業家や政治家が集まるダポス会議(世界経済フォーラム年次総)に先駆けて発表してきました。今年の報告書は特に労働の分野に焦点を当てたとのこと。

 オックスジャパンの事務局次長・森下麻衣子さんは、2017年に世界で新たに生み出された富の82%が世界でもっとも豊かな1%の人たちのものになり、世界の下半分の37億人が手にした取り分は1%にも及ばない…富が平等にいきわたっていない、つまり現在の世界経済は、資産を保有する人を豊かにする仕組みになっていると言います。

 株主への配当やグローバル企業経営者への報酬が増えている一方、労働者の多くは長時間労働を強いられながら生活資金に満たない所得に甘んじている…と。

 なぜこれほど所得格差が生じるのか。それは大企業が株主利益を最大化するため容赦なくコストを削減し、各国の政策決定に過剰な影響力を及ぼし、労働者の権利保護を衰退させているからだと言います。しかし、こうした億万長者の増加は経済的な繁栄の表れではなく、破綻した経済システムの症状であり、ものをつくり、働く人たちは企業や裕福な投資家の利益を増やすために搾取されているときっぱり!

 報告書には、①裕福な国でも貧しい国でも労働条件の規制が削減され、賃金が低下している。②他国籍企業は最低コストの国を選んでグローバル・サプライチェンを構築する。各国を「底辺への競争」に追い込み、最も安い労働力を提供するよう強いる。製造業の外部委託と結びついて賃金を引き下げている。③新技術が雇用を削減し、労働者よりむしろ機械の所有者に利益をもたらしている。

 ④女性の低賃金と無権利が労働者の交渉力を低下させている。⑤企業に対する大株主の圧倒的支配によって、企業は株主の利益の最大化を目指すべきだという新自由主義が広がった。配当など株主の利益が増えている。⑥金融分野の拡大と、金融と資産の規制緩和で、資本が国境を越えて動き回る。これが金融市場に支配的な交渉力を与え、株主に利益をもたらしている。

 ⑦富裕な企業と個人が課税を逃れている。⑧富裕層への税率が劇的に低下している。⑨集中と独占で企業の利益が増大し、格差を広げている。

 このように億万長者は、賃金、労働条件、税率を引き下げる自滅的な「底辺への競争」を各国に強いている。経済はこんな形で構築される必要はない。将来世代を含め、すべての人に人間らしい生活をもたらす、人間のために経済をつくらなければならない…と指摘しています。

 税制を変え、教育や保健医療など公的サービスで無償提供をすること。所得格差の是正が必要であり、株主配当に制限を課し、役員報酬を平均的労働者の資金の20倍以下に抑えることを提言しています。すべての労働者に生活賃金を支払う義務を多国籍企業に貸し、各国の最低賃金の水準に引き上げることも提言しています。

 報告書と同時期にベトナムの工場で働く女性が、有名ブランドの靴をつくる映像も動画で紹介しているようですが、子どもたちを実家に預けて出稼ぎに出、何カ月も子どもに会えないまま120円未満の時給で働いている事、フィリピンのバナナ契約栽培農家が多国籍企業との間で奴隷のような契約を結ばされている姿など、その実態を公開しているそうです。

 オックスファムは、ごく少数の幸運な人々だけでなく、すべての人が恩恵を受ける、人間のための経済の実現を目指しています。全く私たちの活動と同じ方向性が示されています。

 このような提言を実現できる政府に変えていかなければなりませんね。
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by michiko_fujiwara | 2018-05-08 23:59
2018年5月3日(木)

c0133422_261398.jpg 憲法記念日の今日は、扇町公園のおおさか総がかり集会に参加。2万人が9条改憲許さない!と集まりました。

 各野党の代表も挨拶。立憲民主党の尾辻かなこ衆院議員、日本共産党は辰巳コータロー参院議員、社民党の福島みずほ副党首・参院議員、自由党からは府連の大谷啓元衆院議員が挨拶。民進党からはメッセージが寄せられました。会場にも、立憲民主党や社民党、民進党、緑の党などののぼりが、大衆団体の旗と共に林立c0133422_2133581.jpgしていました。

 辰巳議員は、南北首脳会談による平和への流れのなかで、これに逆行し国政の私物化、憲法破壊の数々を強行する安倍政権を批判し、市民と野党の共闘で安倍政権を退陣させようと訴えました。

 全国市民アクションから発起人の一人・精神科医の香山リカさc0133422_2154664.jpgんが連帯のあいさつ。憲法守る3000万人署名は現在1350万人に到達との報告もありました。

 文化行事は心をつなぐコンサート。川口真由美さんとおもちゃ楽団は力強く、素敵な歌声でした。夏祭りに来て欲しいな~なんて(*^^*)

 各分野からは、森友問題を市民の手で終わらせようと豊中の木c0133422_217345.jpg村真市議が訴え、ママの会からは養護教諭で流産を繰り返しようやく子どもを授かったというママ先生が子どもの貧困の実態を、平和委員会青年学生部の山本さんは安倍政権への怒りをそれぞれ訴えました。

 集会の後は3つのコースに分かれてパレード。私たちは中崎町コースですが、出口で待っている時間の長いこと、4列縦隊で2万人の3分の1が歩くのですからそれは長い長いパレードとなりましc0133422_2182610.jpgた。
 会場で待っている間、池田南部9条の会手づくりの横断幕に注目が寄せられました(笑)c0133422_2192764.jpg

 
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by michiko_fujiwara | 2018-05-03 23:58
2018年5月1日(火)

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 第89回豊能地域メーデーに参加してきました。

 「働く者の団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!」と、豊中・岡町の大門公園に労働者や団体、地域の市民が集まりました。

 メーデー宣言には、アベノミクスの5年間で、一部の大企業と富裕層に富が集中する一方、労働者の賃金は抑制され、貧困と格差が拡大し、日本経済のゆがみが広がっている…と実質賃金の伸び悩みが消費支出を停滞させ、地域経済と中小企業・事業者の経営を疲弊させる悪循環が続いていること、貯蓄なし世帯は3割を超え、教育の機会均等は失われ、高額の奨学金ローンが青年を苦しめている。非正規労働者は4割に達し、長時間労働や過労死は後を絶たない。ところが政府は財界の要求に沿って、過労死を合法化し、雇用を破壊する「働き方改革関連一括法案」を強行しようとしていると指摘。

 「働き方改革」を阻止し、最低時給1500円以上、8時間働けば人間らしく暮らせるルールの確立、ディーセントワークの実現に向け、すべての労働者・市民と共同し、たたかいを広げようと呼びかけています。

 主催者あいさつの後、来賓として私たち日本共産党議員団も、豊中、池田、箕面、豊能、能勢の議員団が勢ぞろいし、代表して先日大阪府議補選の候補者として奮闘した山本一徳元豊中市議が挨拶しました。新婦人を代表して豊中から、民商を代表して池田から挨拶。豊中総合法律事務所からもご挨拶がありました。

 プラカードコンテストには多くの団体が参加しましたが、私たちの池田南部9条の会の横断幕が特別賞を獲得、昨日までみんなで作り上げた努力の賜物です。昔取った杵柄ならぬそれぞれの得手を生かした作品となりました。

 1年ぶりに曽根の市民会館前まで、一駅分歩いてきました。曽根駅周辺は市民会館があるにもかかわらず昼食できる飲食店が少なくなってきた感じです。何回か利用した店舗が廃業になっていることも日本経済のゆがみの一端です。こうしてまた働く場所がひとつづつ減っていくんですね。

 賃上げで景気を回復しよう! 全国一律最低賃金制度をつくろう! 国は中小企業の振興をはかれ! 隠ぺい、ねつ造、改ざんの政治はいらない! 憲法9条をまもろう! 憲法を暮らしに生かそう!
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by michiko_fujiwara | 2018-05-01 23:59
2018年4月4日(水)

c0133422_1124444.jpg 作家・澤地久枝さんの提唱で、金子兜太さん(俳人・今年2月20日98歳で死去)が書かれた「安倍政治を許さない」を毎月3日に掲げる活動が全国各地で続けられています。特に今は毎日でも掲げたい気分です。

 またまた、無いと言っていた文書が防衛相で出てきた…陸上自衛隊のイラク派兵時(2004年~06年)の日報がやっぱりあったということが判明したというもの。

 昨年2月の国会審議で稲田明美防衛相(当時)が、「確認したが見つけることが出来なかった」と否定していました。南スーダンPKOの日報を「破棄した」として開示しなかったものが存在していたことに続く新たな隠蔽です。

 この間、森友学園との国有地取引に対する決算文書の改ざんが明らかになったばかりの財務相、今日開学となった加計学園の獣医学部新設に関する国家戦略特区ワーキンググループに、加計学園の関係者が同席していたことを議事要旨から削除したことが発覚した文科省、「裁量労働の方が一般労働者より労働時間が短い」というために労働時間調査のデータをねつ造し、その原票が「なくなっている」としたものが省内の地下倉庫から見つかるという厚労省のデータねつ造、隠蔽、そして今回の防衛相の「日報」隠ぺいや内部文書の改ざん…と安倍政権の底知れない強権体質が行政機構全体に広がり一気に噴き出しています。

 2011年4月施行の公文書管理法の制定過程で、公文書管理の在り方に関する有識者会議が開かれその最終報告(2008年11月4日)によると、民主主義の根幹は、国民が正確な情報に自由にアクセスし、それに基づき正確な判断を行い、主権を行使することにある。国の活動や歴史的事実の正確な記録である「公文書」は、この根幹を支える基本的インフラであり、過去・歴史から教訓を学ぶとともに、未来に生きる国民に対する説明責任を果たすために必要不可欠な国民の貴重な共有財産である…と位置付けられました。

 公文書が、権力によって改ざん、隠蔽、ねつ造されることは、文字通り民主主義、国民主権を土台からゆるがすものです。国会による行政監督のあるべき姿を失わせ、議会制民主主義を破壊するものだと言わざるを得ません。国民にうそをつくことに何の痛みも感じない安倍政権の強権体質は非常に危険です。それに従う官僚組織は、憲法や公文書偽造という刑法の規定すら無視をし違法行為を繰り返すという異常な事態です。

 憲法15条「公務員は全体の奉仕者」との規定は、議会の多数派が内閣を構成するもとで、公務の政治的中立性、自立性を確保するためのもの。こうした事件が明らかになるといつだって自殺者を生み出すように、誰かに責任を負わせ人の命まで操る官僚への支配体制の強化は許せません。

 国民が主人公・国民主権、三権分立、法治主義など近代的政治原則が、何重にも破壊される危機的状況を打開するためにも、「安倍政治を許さない!」「安倍政権は総辞職!」の声をあげていきましょう。
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by michiko_fujiwara | 2018-04-04 11:30

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara