藤原みち子の活動日記

michikof.exblog.jp
ブログトップ

2017年 12月 31日 ( 2 )

2017年12月31日(日)

c0133422_1281493.jpg 12月議会一般質問の続きは、新学習指導要領のうち外国語教育の早期化と道徳の教科化について質問しました。

 池田市はすでに平成16年度から教育特区、平成20年度より特例校制度の認定を受け、市内全小学校の1~4年生で年間15時間程度英語活動を実施しており、平成28年度からは予算も充実させオンライン英会話トレーニングや外国人講師による英語アクティビティ、外部英語試験など英語教育の推進に重点的に取り組んできたとのこと。

 小学校で行われる本格的な英語教育の早期化・教科化が子どもたちの教育にどんな影響を与えると思うか尋ねました。

 まず「聞くこと」「話す事」に慣れ親しみ「読むこと」「書くこと」の言語活動を段階的に取り入れる活動に早期に取り組むことにより、コミュニケーションの基礎となる言語を効果的に習得することが出来る。市は国に先駆けて小学校低学年から、発達段階に応じ教材・教具を活用して工夫しながら楽しく学べるようにとりくんでおり、電子黒板やDVD教材などを取り入れていると、全面的に国の方針の先取りをしているかのような感じがしました

 このことに力を注ぐあまり、他の教育に影響はないのか、勉強さえできればいいという世相のもとで、他人を思いやるようなコミュニケーション能力が気になるような事件が相次いでいますが、私たちがこどもの頃には、外が暗くなるまでみんなで遊び、その中で良いこと悪いこと、先輩への尊敬、後輩への思いやりなど自然に身につけたものですが、いじめや虐待、簡単に人を殺すなどのニュースを聞くたび、人として生き抜ける力を身につけさせることが弱くなっているように気がしてなりません。

 道徳の教科化についても、子どもたち一人ひとりが「何を大切にするのか」を子ども自身が判断し決定すべきで、それを教科書が決定する危険はないのかと尋ねました。

 道徳の教科化に向けて、問題解決的、体験的な学習を取り入れ、物事を多面的・多角的に考え、心に響く授業を推進していきたい。評価については他の教科のように数値による評価ではなく、文章による評価で他の児童生徒との比較による評価ではなく、それぞれの学習状況や道徳性に係る成長を認めて、励ます個人ない評価として行うものと考えているとのこと。だから心配ないよと言われているようですが、現実にはそんなきれいごとで進むのだろうかと心配です。
 教員の先生方にとっては、一人ひとりの成長を文章化せねばならず、かなりの負担増となるのは否めません。

 国が学力偏重で競争教育をあおり、出来る子、出来ない子を生み出し、相手を蹴落としても上に行きたい、そんな教育を進めてきた結果が、いじめや、虐待などにつながっているのではないか、国がそのように進めておきながら道徳が必要というのは、それを利用した何か違う目的を感じます。

 懸案の就学援助制度のうち、新入学児童生徒学用品日等(入学準備金)については現在入学後に支給されており、入学のための準備段階には間に合わないため、今各自治体で、前倒しで必要な時に支給できるよう実施しているところが増えています。来年度にはほとんどの自治体で実施しそうな気配です。池田市としても、せめて来年度からは前倒し実施できるようすべきではないかと質問しました。

 市教委は、必要な児童生徒に必要な手立てをするのが就学援助制度の目的であり、制度周知や受付、予算の問題など関係要綱・要領等の整備を行い、近隣他市の制度事情等も考慮しながら、来年4月にというわけにはいかないが、実施に向け柔軟な対応ができるよう検討したいと答えました。

 柔軟な対応、という言葉に含みを持たせていますが、他市で実現させていることを参考にすれば、出来ないはずはありません。来年4月の入学式までには是非間に合わせてもらいたいものです。

 さあ、いよいよ2017年度も終わり、新たな年の始まりです。

 来年もまた、社会保障の面からは厳しい年になりそうですが、何よりも制度を活用すべき人達が安心して利用できる制度にしていくために、格差を減少させるために、何ができるか、どう前進させるべきか。何よりも市民のみなさんの声が生きる政治をめざし、引き続き頑張りたいと思います。変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

 みなさん良い年をお迎えください。

 
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-12-31 23:58 | 議会報告
2017年12月31日(日)

c0133422_23182589.jpg 2017年もあとわずかとなってきました。
 
 議会終了後、地域の忘年会、餅つき、市議会だよりの原稿〆切、控室の掃除(大半残してしまいました)、池田以外の友人や親せきへの年賀状書き、赤旗新聞の配布・集金、そしてようやく自宅の掃除…新聞の山が7つもできてしまいました(笑)…切り抜きをするために残していたつもりが結局それどころではなく、そのまま新聞屋さんにもらった袋に詰めるだけに…。

 買い物休憩、食事休憩、一休みが多く、今年も年を越しそうです。

 さて、12月議会は、羽田達也議員辞職のニュースが最大の報告となりました。市議会始まって以来の不祥事に市議会のイメージ払しょくをと、初めての議場コンサートが取り組まれ、傍聴席は満席となりましたが、私はその盛り上がりの後の最後の一般質問者。「まだ質問するの?」「もう辞めたら?」などのヤジが飛ぶ中、「健康格差」「住まいの貧困」「新学習指導要領」「就学援助制度の改善」について20分間の持ち時間をすべて使って質問しました。

 「低所得者は高所得者より死亡率が3倍高い」「非正規社員の糖尿病悪化率は正社員の1.5倍」「教育年数が短い低所得の高齢者ほど死亡や介護のリスクが高い」…NHKスペシャルで報道された「健康格差」が大きな話題を呼びました。市としても格差是正の取り組みが必要ではないかと尋ねましたが、検診制度・予防接種制度の充実、食育・健康教育の推進、個人の健康意識の向上啓発などが考えられるとの答弁で目新しいものではありませんでした。

 根本的には貧困と格差という大元を質す必要がありますが、貧困は外出をも控え、人との接触も少なく、集まってこれる人だけを対象にしていては格差は広がるばかりです。すべての人を対象にした取り組みがカギで、社会参加を促し、一人ひとりに役割を発揮してもらうそんな取り組みが求められます。

 厚労省が来年10月から、訪問介護のうち生活援助の利用を制限する仕組みを導入しようとしていることも、逆行につながります。国の動向を注視するとのことでしたが、国の言うとおりにしていたらさらに「健康格差」が広がりそうです。

 「住まいの貧困」対策として、住宅を確保するのに配慮が必要な高齢者や障がい者、低額所得者、ひとり親家庭などを対象に、国交省が進める空き家を活用したセーフティネット住宅事業を池田市も活用してはどうかと尋ねました。

 池田市空家対策協議会で空家バンク制度の実施を検討している。住宅セーフティネット制度は、所
有者の府への登録が必要で、要配慮者の入居を拒まないことが条件となっており、国の制度が平成3年度末という時限立法であるため、大阪府と連携を取りながら慎重に検討したい、との答弁でした。

 また府営住宅の移管については、覚書を締結し府市の管理制度の違いなど種々の協議を重ね、移管順序や開始時期などを決定するとのこと。市営住宅は人口減少、財政負担等を考慮し、市営住宅長寿命化計画の見直しを行う予定との説明がありました。

 私からは、将来、人口減少があるとしても、貧困と格差の広がりで低家賃である公営住宅の役割は大きいため、「住まいの貧困」対策は重要であり、特に高齢者・障がい者、ひとり親などの要配慮者対策はまだまだ必要であることを申し添え、対策の強化を求めました。
[PR]
by michiko_fujiwara | 2017-12-31 23:21 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara@wombat.zaq.ne.jp


by michiko_fujiwara