人気ブログランキング |

藤原みち子の活動日記

michikof.exblog.jp
ブログトップ

2017年 09月 25日 ( 1 )

2017年9月25日(月)

c0133422_240221.jpg 中3「教科書理解不足」25%…という記事を見てびっくりです。

 国立情報学研究所(東京都)の新井紀子教授たちの研究チームが、2016年4月~17年7月、全国の小学6年生~社会人を対象に、独自の読解力テストを実施したもの。

 公立・私立の中高生2万1000人の結果を中心に分析したところ、主語や目的語など文章の構造が理解できているかを問う設問群で、中学1年の正答率は62%、中学2年が65%、中学3年が75%となり、中学3年の25%・4人に1人が教科書レベルの基礎的な読解力を身につけないまま義務教育を終えていることになります。

 高校のデータは進学校の生徒が比較的多かったため、高校1年で83%と中学3年より大幅に上がったようですが、高校2年が82%、高校3年が80%とその後の上昇が見られず、新井教授は「高校での向上が見られないことから、中学3年までに読解力を養うことが急務となりそうだ」と判断。

 また、事実について書かれている短文を正しく理解する能力を測定するため、新聞や教科書、辞典などの文章を元に1000問以上のテスト問題を作成し、文章構造の理解度を問うほか、文章から図表がイメージできるかや文の一部を書き換え、変更前後の文章が同義文かどうかを問うなど、計6タイプの設問群をつくったそうです。

 例えば、「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」という社会科の教科書の一節と、この文の構成を変えた「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」という文章を読み比べて、内容が「異なる」と正しく答えられたのは、中学生の57.4、高校生の72.3%に止まったそうです。

c0133422_241811.jpg さらに、「メジャーリーグの選手のうち28%は、アメリカ合衆国以外の出身の選手であるが、その出身国を見ると、ドミニカ共和国が最も多くおよそ35%である」の文章をいくつかの円グラフから答えを見つける問題の正答率は、中3で15.1%にとどまり、最も高かった高2でも37%と低調だったそうです。

 新井教授は「読解力が低く教科書が読めないと、自力で新しい知識を得ることが出来ない。運転免許など資格も取得できず、社会生活に支障が生じる」と指摘しています。

 最近、小学1年生の教科書をみると、1学期で早や算数は引き算を習っていました。ついていけない子は分からないまま次に進むんでしょうね。小さなときから英語だ情報教育だと詰め込み、さらに、文科省は中学生で習っているものまで、5~6年生に前倒しで教えようとしているなど、私たちの時代から比べると授業をずいぶん低学年にシフトしているようです。そんなに急いで詰め込んでどうするのか、理解しきれない子は放置していいのか?低学年化することで理解できない子を増やしているのではないかと思ってしまいます。

 それよりも、一人ひとりが理解できてから進級するくらいのゆったりした教育でなぜいけないのか、少人数学級でなぜいけないのか、競争教育のもとで自分さえ良ければいいという風潮が広がっているのではないかと懸念します。

 この調査結果は、日本の教育の在り方に警鐘を鳴らしているような気がします。 
by michiko_fujiwara | 2017-09-25 23:53 | 教育

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara