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藤原みち子の活動日記

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2014年 06月 25日 ( 1 )

 2014年6月25日(水)

 昨日、今日で6月議会本会議が終わりました。昨日は委員会報告2件(火災条例の一部改正、一般会計補正予算)と議会運営委員会で議論された定数削減の議員提案と市民団体からの請願3件について討論と採決が行われ、その後一般質問に入り、24日は6人の議員、24日は7人の一般質問と意見書の採択が行われました。

 昨日の定数削減に関する討論は我が党の難波議員が削減反対の立場から行いました。討論は少し長いですが次のとおりです。

 私は、日本共産党議員団を代表して、議員提出議案第2号、池田市議会議員定数条例の一部改正及び受付番号2、池田市議会議員の定数削減を求める請願に反対、受付番号3、池田市議会議員の定数を削減しないよう求める請願及び受付番号4、池田市議会の議員定数削減を実施しないよう求める請願の採択に賛成の立場で討論を行います。
 私どもは、住民の意思が地方議会に最大限反映するようにすることが民主政治の前提であると考えます。議員は、住民の意思を代表してその要求を行政に反映させ、住民の暮らしと権利にかかわる予算の決定や条例の審議・議決を行うなど、首長がすすめる行政をチェックし監視するという重要な役割を担っています。
したがって、議員定数は、議会の審議能力、住民意思の適正な反映を確保することを基本にすべきと考えます。
 議員定数削減は、当選に必要な最低得票数を引き上げ、地盤や知名度や資金力のない一般市民が議員になりにくくし、女性・青年などさまざまな階層の人達の議会への進出を押さえることになります。「定数削減は地域における少数意見を排除することになりかねない。」「定数削減の圧力は、帰するところ議会無用論・議会制民主主義否定につながる恐れがある。」との指摘もあります。
 議員定数が削減されると、議員を通じて市民の声を市政に届けるパイプが細くなり議会がますます市民から遠いものになります。市民の中には「議員を減らせ」という声がありますが、その思いの裏側には、「議員はもっと市民のために働いて欲しい」という気持ちが込められているのではないかと考えます。
「改革」というなら、議会が市民にとってもっと身近なものになるように、市民の声を届けるパイプをむしろ太くすべきです。
 議員定数1名削減の提案者は、委員会審議の中で「議会としての権能や機能」の重要性をこもごも述べられましたが、それだけ議員の重要な役割を理解しておられるなら、議員定数の削減は行うべきではないと考えます。本市は、10万都市でありながら病院や上下水道の企業会計をもつ行政水準の高い自治体であり、総予算780億円に及ぶ会計を定数23人の議員が4つの常任委員会で審議しているところですが、全国的にみれば、本市の議員定数はすでに全国の10万前後の都市の平均より少なくなっています。これ以上の定数削減は議会のチェック機能を損なうと考えます。
 議員定数3名削減の請願者は、現在、本市の議員一人当たりの人口は4478人で大阪府内の類似団体に比べて少ないことが悪いように述べていますが、私どもは、議員一人当たりの人口が少ないことは市民の声をきめ細かく聞くことができることになり、本市は民主主義の観点からむしろ優れていると考えます。
同請願はまた、「議員定数削減が市政の停滞を招いたことはない」としていますが、これは、2元代表制すなわち議会と行政の役割を全く理解していない論理であります。
 さらに、「市財政状況は楽観を許さず」として財政状況を議員定数削減の理由にしていますが、私どもは、議員定数は単に行政の簡素合理化・経費節減と同じ観点からのみ論じる問題ではないと考えますが、あえて財政状況や経費節減について述べますと、池田市の財政は13年連続の黒字で、昨年度の決算では基金総額は68億8000万円、そのうち財政調整基金が46億円と年々増加しています。議員の数を大幅に減らしてでもただちに対処しなければならないという緊急事態でもありません。26年度における議員一人当たり経費は1381万円となっていますが、これと引き換えに定数削減で多様な民意が削られ、住民の意思が反映されにくくなることは、議会制民主主義の否定にもつながりかねません。
 議会経費の節減については、私どももこれまでから各会派の皆さんと共同して見直しをすすめており、議員の海外視察を廃止し、ローンセストンや蘇州との交流についても相手に礼を失しない程度に議長だけが行事や式典のみの出席とすべきと適切な予算執行を主張してきました。また、経費節減のためというなら議員定数を減らすのではなく議員報酬を削減すべきと10%カットも実施してきました。
ところが今回、議員報酬を元に戻しながら議員定数を削減することは、議員自らの利益を優先して市民要求に背を向けることになると考えます。
最後に、一言付言させていただきます。
 私どもはかねてから住民の方々からの請願・陳情については、その趣旨を直接お聞きして審議すべきと議会改革を要望してきました。
 今回の請願審議は、池田市議会の議員定数をどうするのかという重要な内容であり、各派代表者会議及び議会運営委員会で請願者の意見陳述をしていただくことが確認され、それを受けて請願者に対して議長名で「先に提出された請願について意見を聞く必要があるので出席願います」との文書通知が届けられました。
ところが、正式に出席要請があったにもかかわらず「議員定数20名に削減市民運動」の請願代表者は、欠席届も提出せず欠席理由も明らかにしないで欠席されました。これは議会軽視であり、請願に対する認識が問われるものです。署名した市民に対しても不誠実・無責任のそしりを免れないと考えます。
以上の理由を述べ、議員定数削減に反対し、議員定数削減を行わないよう求める請願2件の採択に賛成の討論といたします。

by michiko_fujiwara | 2014-06-25 17:48 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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