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藤原みち子の活動日記

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2012年 01月 30日 ( 1 )

 2012年1月29日(日)
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 市教委主催の「池田教育フォーラム」、午後の特別講演とパネルディスカッションに参加しました。

 特別講演は「京都市の教育改革」と題して東山開晴館の初田幸隆校長が、小中一貫校に至った経緯と教育目標などについて約1時間半の講演。
                                    
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 東山開晴館は2中学校と5小学校を、開晴小学校と開晴中学校に統合し開校して1年になります。生徒数870人、3~4学級×9学年+育成学級5学級・45人ということですから1学級30人前後でしょうか。教職員は約100人とのことで、一人の教師が10人前後の子どもたちを見るというゆったりした教育環境です。入学式は小学1年生のみ、卒業式は9年生(中学3年)。6年は修了式、7年は進級式になるとか。 

 統合前は一クラス一桁という状況が幾つもあり、6学年で33世帯・47児童数だったそうです。私立に行かせる家庭もあり、子どもたちのために何とかしたいと地域に相談をし、PTAと地域の合意形成のもと統合に踏み切ったとのことでした。

 池田の小中一貫校構想と決定的に違うのは、あまりの少子化に「子どもたちのために」とPTAが立ち上がり地域を動かし統合を決め、その過程で、ならば新設校は小中一貫校に、と決めたところです。
 池田は教育委員会(市)が計画を立て保護者も地域も教職員も納得しないうちに小中一貫校を押し付けようとしており、全くスタートから違います。児童数も東山開晴館は小中全部足しても池田小学校ひとつの人数です。

 2中学校区7校がひとつですから通学も路線バスを利用します。ここには教職員が朝7時半から4つのバス停に2名づつ配置され、集団登校で中学生に小学生を見守るよう自尊心を高めながら通学させているとか。帰りも教職員が子どもを連れ、各バス停に降ろすところまで責任を持っているそうです。
 通学路の危険箇所は事前に調査し、PTAや地域の人たちが見守り体制をとっています。学校挙げて、保護者、地域ぐるみで子どもたちを守っています。

 素晴らしいことですが、大変なことです。教職員の負担は計り知れません。今後は退職教員などの協力も考え、教員本来の仕事ができるようにしたいということでしたが、つまり、今はまだ先生たちの献身的な努力で成り立っているということではないでしょうか。地域の方もそうです。今はまだ1年目ですからみんな一生懸命ですが、長続きするのかとちょっと心配です。

 870人に対し100人の教職員ですから先生方の負担も違うのかもしれませんが、池田の場合一体何人の教職員配置になるのでしょう。

 パネルディスカッションは、東山開晴館の初田校長と、学校運営協議会(保護者)の村岡さん、池田からは細河小学校の西村校長と細河中学校PTA会長の吉岡さん。この人選については意図的?か石橋小、中の代表はなし。1600人もの日本一のマンモス校になる石橋や1200人にもなる計画の北豊島はいませんから、マンモスになる問題は全く話し合われず、会場からの質問タイムもありませんでした。東山開晴館に対し、もっぱら細河側が質問をするといった内容でした。

 確かに、子どもたちを中心に、年齢ごとに教育目標を持ち、大人たちが支えるという素晴らしい話でしたが、子どもたちの意見や教職員の意見も聞いてみたいものです。

 また、同じように池田で出来るかといえば、まだまだ疑問が残されます。東山開晴館のように、保護者も地域も教員も、みんながひとつになるまでは急いですすめるべきではないということが再確認されました。
by michiko_fujiwara | 2012-01-30 02:01 | 教育

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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