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藤原みち子の活動日記

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2011年 10月 09日 ( 1 )

安全よりコスト削減

 2011年10月9日(日)晴れ

 今週の赤旗日曜版をみて驚きました。というより、さもありなんです。

 元東電幹部の話によると、1966年建設の福島原発1号機は、海面殻の高さを当初案より10メートル低い海抜10メートルにしていた事がわかりました。今回の津波の高さが約15メートルですから、予定通りに建設されていれば被害は無かったかもしれません。少なくとも軽減されていたことでしょう。

 福島原発1号機は、アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)社が、原子炉の製造・据付から建屋の設計・建設も担当しました。当時の東電に原発の経験が無かったため、まったくのお任せ状態だったそうです。それなのに海抜20メートルという案だけ受け入れず10メートルにしました。

 それはコスト削減のため。原発には冷却水が必要で、1号機は、海からポンプで1秒間に25トン海水をくみ上げる必要があるそうですが、海抜20メートルにするとその高さまでくみ上げる費用・電気代がうんとかかる。「電力会社は電気をつくるところで、電気を使うところではない」と幹部から言われ、運転コストを判断して海抜10メートルにしたとのこと。

 あらゆるコストを削減して、原子力を使うほうが安く電力を供給できると思わせるために相当の圧力があったようです。 結局、その結果の重大事故となりました。

 安全よりも利益優先の姿勢が問われます。東電の責任は2重にも3重にも大きいものがあります。徹底した原因究明と、被害者への保障を洩れなく行うこと、内部留保金はもちろん今後建設する予定であった予算を含め、原発マネーをすべて使っても被災者の復興に全力を注ぐべきです。安易に電気代を上げ国民に責任転嫁すべきではありません。

 同様にコストで計れないのが福祉と教育です。学校施設再編整備計画も社会保障制度の改悪も単純なコスト計算に走らず、子どもたちの教育の在り方、住民の健康と福祉のあり方をしっかり考える必要があります。
by michiko_fujiwara | 2011-10-09 23:38

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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