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藤原みち子の活動日記

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2011年 03月 11日 ( 1 )

内部留保金とは?

 2011年3月10日(木)朝、屋根に雪が積もっていました。

 昨日は土木消防委員会。「池田市駅前広場の設置及び管理に関する条例」と「市道の路線認定」水道事業会計予算と下水道事業会計予算、一般会計の土木関連予算について審議されました。

 池田市駅前広場は、池田駅前のタクシー乗り場・待機場を地元に営業所を有するタクシー会社に貸し付けるという内容です。11.5㎡を1区画とし、1ヶ月3000円で貸し付けます。試用期間は1年。更新をする場合は期間満了の30日前までに申請することとしており、大阪府内では例のない料金徴収となるそうです。

 水道と下水道は企業会計。複式簿記で会計処理をされていますが、公営企業会計は国や府からの交付金や補助金が加わり民間の企業会計と少し違う部分があり、私もしばらく違和感がありました。

 貸借対照表は、資産・負債・資本・当期損益と同じですが、一般的に損益計算書といわれる部分は収益的収支と資本的収支に分けられています。資本的収支で資産の購入や償還金(借金返済)が管理されています。

 予算説明では資本的収支で生じる不足分は内部留保金でまかなうという一文があり、これが私たちの頭を混乱させる文言になっています。

 一般的に内部留保金というと、貸し倒れ引当金や退職引当金など各種引当金・減価償却費のように経費に挙げていても実際には支払いが生じないため、会計上の利益以上にお金が残ることになり、それらを内部留保金と呼んでいます。ですから、数字に見えない利益がありその累積をためこみと称しています。法的に認められた隠し財産のようなイメージです。

 ただし減価償却費などは、資産購入時には全額は経費にならず耐用年数に応じた金額だけが経費となりますから、購入時は逆に手元にお金が無くても計算上は利益が出ることになります。つまり、法律で決められた年数での月賦払いのようなものです。即金で買っても、耐用年数が6年であれば6年かけて経費に落とすことになるだけで隠し財産とは言いがたいものだと思います。

 公営企業的には、どうやら流動資産(現金預金や未収入金など)から流動負債(買掛金や未払い金など)を差し引いたものを内部留保と言うんだそうです。つまり実際に動かせる現金預金などのようで、減価償却など支払いの生じない経費があるため実際にはそのお金で不足分をまかなうことが出来るということのようです。

 一般企業が、例えば店舗改装をする場合、自己資金か借金で処理しなければなりません。減価償却費相当分は残しておかないと次の改装に使える資金がなくなるため、減価償却費は赤字の穴埋めには不適切です。しかし水道庁舎を建てるなど公営企業の場合は国からの補助金がもらえたりしますので、多少内部留保的活用が出来るのかもしれません。

 内部留保金が隠し財産という言葉のイメージがあるため、中々馴染めない部分です。
 委員会では、そのあたりでの食い違いがあり、一部の委員と理事者側とで相当意見のやり取りがあったようですが平行線に終わったようです。

 今日の厚生委員会報告は、また後日。
by michiko_fujiwara | 2011-03-11 00:45 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara