気温35度を超えると「熱中症」に気をつけましょう。
そろそろ梅雨明けが近くなってきました。梅雨明け後約1週間が「熱中症」になりやすいそうです。体が熱さに慣れていない時の発生が多く、1日のうちでは気温が高くなる午前11時~午後3時が危険時間帯とか。
「熱中症」とは、暑さで体温を一定に保てなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、身体に異常が表れた状態を言うそうです。しっかり水分補給しましょう。
通常なら、汗をかいたりして、体温調節をするところを、蒸し暑い夏にはその機能が追いつかず、身体に熱が溜まることになります(熱中症の準備段階)。 これが重なり、めまい、立ちくらみ、吐き気、けいれんと症状が進むとすぐに病院に搬送しなければならないとのことです。
夏場、急に食欲がなくなるようだと「熱中症」を疑ってみた方がよいそうです。
また、「熱中症」は、屋外で起こるとは限らず、室内でも3割、しかも重傷者の6割発症しています。
蒸し暑くて喚起のない室内で、アイロンをかけたり、台所で料理をする場合など要注意とのこと。
温暖化による気温の上昇は、「熱中症」の危険も増すといわれています。年間300~400人の死者が出ているそうです。
最高気温35度を超えるとリスクも高く、冷房が苦手の高齢者には周りの注意も必要です。
行政が、一時避難場所の設置を提案しているとのニュースもありました。独居老人など見回りが必要かも…。