大阪府の人件費カットが市の幼稚園教諭の給料カットに!
夕刊を見ると、大阪府の人件費削減案に関連して、池田市の幼稚園教職員の給料も府にあわせてカットする方針だと報じていました。府内市町村の小中学校教職員は、国費と府費で給料を負担しているため、大阪府が7月臨時議会で知事の職員給与カットが議決されれば、池田市立小中学校の教職員も8月から給料カットとなります。
池田市は、幼稚園の給料を小中学校に準じて定めると規定しているため、府に合わせて実施する方針…と記事にありました。4つの幼稚園・25人がその対象となります。
でもこれって議会で審議しないんでしょうか?大阪府が決めてから9月議会に上程されるのかな。
以前にも書きましたが、よほどの財政事情でなければ給料カットはすべきではありません。労働環境の悪化で、公務員給与を高く思えることが問題です。公務員には生存権を保障する給料が定められているわけで、逆にこれを上回る賃金体系を保障させることが民間にも求められます。(高度成長時代はまさにそうでした)
今の大阪府は大型開発というもっと大きなムダにメスを入れることで健全財政を維持できるのではないでしょうか。
大企業は企業の利益のために労働者を低賃金に追い込み、ワーキングプアを生み出しました。消費不況はより深刻になり、街の中小業者も所得が激減しています。どんどん悪循環に陥っており、貧富の差は広がるばかりです。
国民のふところを豊かにすることこそ、今すべきことだと思いませんか?