特定保健指導も医療費控除の対象になります。
医療費控除の対象範囲に、特定健診の数値が診断基準を超えて特定保健指導を受けた場合、その自己負担額が加えられました。(医師会などに送られた資料より)
◆血圧 ア;収縮期血圧 140mmHg以上
イ;拡張期血圧 90mmHg以上
◆脂質 ウ;中性脂肪 150mg/dl以上
エ;LDLコレステロール 140mg/dl以上
オ;HDLコレステロール 40mg/dl未満
◆血糖 カ;空腹時血糖 126mg/dl以上
キ;HbAlc 6、5%以上
のいずれかを満たし特定保健指導の積極的支援を受けたものとする。とのことでした。
メタボ症候群と診断され、3年間で改善が見られない被保険者を抱える保険者は、ペナルティとして後期高齢者医療制度への支援金を上乗せされます。
就職試験の健康診断チェックが厳しくなるかもしれません。「太り過ぎにご用心」ですね。
政府与党が、後期高齢者医療制度の見直しで年金80万円以下の「均等割」を9割軽減(08年度は8割5部)、所得割も減額をするなど大筋合意との記事が出ていましたが、保険料は一人ひとりの所得で計算されても、軽減措置は世帯主の所得も合算されるためみんなが軽減の対象になるわけではありません。2年毎に値上げされることも差別医療を止める訳でもありません。制度そのものを中止・撤回させるしかありません。