この景気の悪さ 何とかして!
電気屋さんから電話がありました。用件は申告に絡む内容ですぐに終わりましたが、景気の悪さに嘆いておられました。メーカーも在庫をおかず、注文を受けてから作るのか商品が届くのに1ヶ月以上かかる場合もあるとか。担当者も減っているようで数人で小売店を廻っているようだ・・・と。
規制緩和で各地に量販店が進出していますが、仕入れ価格より安い値段で売られたら小売店は太刀打ちできません。量販店は大量に仕入れることで型落ちの商品など随分安くさせているようです。しかしメーカーは小売店に看板を背負わせ、他のメーカーは扱わせないわけですから、小売店を守るべきだと思いますが、現実には量販店に安価で卸すという小売店からすればルール違反のようなことが行われているわけです。
これだけ、貧困と格差が広がっている中で、消費者がより安い商品を求めるのは当たり前です。メーカーとしては自社の専門店である小売店にこそメーカーからの特典を与え存続できるようにすべきなのに、、もともと、品揃えでも料金でも、宣伝力でも、資本力の差がある大型店を利するとは本末転倒です。
以前、同様の話を酒屋さんからも聞きましたが、政府がなんでもかんでも規制緩和を進めてきたことで小売店が沢山廃業に追い込まれてきました。
ルールなき資本主義が、正規労働者を減らし消費購買力は減少させる、大企業の社会的役割も免罪し税金は負けてあげる、仕事は必要なくてもどんどん与える、その為に庶民の暮らしが破壊されても平気という、力あるものが政治を買収するような無法状態にしてきたのではないでしょうか。
国民一人ひとりが豊かになるような政治こそ求められます。
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