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藤原みち子の活動日記

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またまた「ねんきん特別便」が…

 2008年4月21日(月)晴れ

 「ねんきん特別便」は結構身近にも届いており、随分沢山の消えた年金があることを実感しています。 今日は、55年前の年金が見つかったという話を聞きました。

 今年1月に特別便が届きました。自分ではすでに年金を受給しており、モレはないと思っていたので「訂正無し」と返送したそうです。
 ところが4月に入ってまた「ねんきん特別便」が届いたんです。また社会保険事務所に行き「訂正無しです」と言うと、「ちょっと待ってください」と調べられ、「兵庫県で働いていた事はありませんか?」と問われました。「尼崎で働いていた事がある、会社名も言えます」と言うと、名前も生年月日も一致してしていた事で、本人のものである事が確認されました。 早ければ6月にも「15年分」の振込みがありそうです。良かったですね。
 しかし、特別便にそのデータが書いてあれば一度で済んだのに2度手間となりました。


 自分では間違っていないと思っていても、特別便が届いている人は限りなく自分につながっているデータのようですから、自己判断しないで、社会保険事務所で確認された方が良いですね。

 一方、今日医療費が払えないと相談に来られた方は、ご主人がわずかに期間不足で年金を貰えないといっておられましたが、こちらにも特別便が届いていたようです。でもこちらは本人に少し認知症があり、昔の事は分からないとのこと。「会社の友人・知人の名前でも覚えていれば」と問われても答えられず、うまくいきません。もし、これが確認できれば年金受給ができそうなだけに残念です。
 
 本人には何の責任も無いのに記録を消されてしまって、「挙証責任は自分で」とはひどい話です。国の責任で調査すべきなのに…。国はどうやってこの人たちに責任を取るのでしょうか。

 25年も保険料を払わなければ、掛け捨てとなって年金が貰えないなんて詐欺のようなものです。生命保険でも掛け金は返ってくるのに…。諸外国では10年掛ければもらえる、というのが多いんです。3ヶ月と言う国もありました。

 日本は戦費調達のために社会保障を口実にしたため、25年も据え置き支給する事など考えてもいなかったのでしょう。取るだけとって支給は減らそうというやり方は、「後期高齢者医療制度」や「介護保険制度」にもつながります。
by michiko_fujiwara | 2008-04-21 23:07

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara