NHKスペシャル見ましたか?
NHKスペシャル、「シリーズ最強ウイルス」をみました。新型インフルエンザ(H5N1型)を想定したドラマです。ワーキングプアや医療制度の改悪内容も盛込まれていました。在宅医療という名の患者の放り出し。そうしないと、病院も成り立たない。
そんな中でヒト・ヒト感染の新型インフルエンザが小さな島から発生する。島を封鎖しようとするけれど、アルバイトで産業廃棄物を処分するため島に来ていたワーキングプアの青年が感染して、東京に持ち帰り一気に広がるというものです。
鳥インフルエンザは、渡り鳥が媒介し他の動物で増殖するそうです。それが突然変異で鳥から人へ、そのうち人から人へと感染していく。感染すると3日から2週間で発症。飛沫感染、空気感染で爆発的に広がります。
厚労省は指示が下せず、タミフルも効かない。誰も免疫がなく、ワクチンもない。致死率はひどければ50%にもなるといわれます。医師も過労死、逃げ出す医師もある。受け入れを拒否する病院も多い。学校も閉鎖、店も閉まり町から物がなくなる。
最後の感染から約20日間で沈静するまで、なすすべもなく対処療法のみ。
明日は現実に鳥インフルエンザにかかったアジアの調査報告が第2弾として放映されます。WHOの医師は、一気に広がるパンデミックは目前だと言っていました。
12月議会で、我が党の垣田千恵子議員がこの問題についての質問をしましたが、池田市で発生した場合、病院に行くのではなく市民文化会館を避難所とする事、タミフルの備蓄を始めていることなどの答弁がありました。
20日間家から一歩も出られないことも想定をし、それぞれが備えをしておくことも重要です。市民への周知、研修も必要でしょう。食べ物、飲み物、ゴーグルにマスク、いざとなったら機能が麻痺するわけですから、今のうちに準備をしておくべきなのでしょうね。大変なことです。