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藤原みち子の活動日記

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スカーレットの主人公喜美子さん(のモチーフ)になった女性陶芸家は骨髄バンクの設立者

2019年12月20日(金)

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 朝ドラ「スカーレット」の主人公のモチーフ、信楽の女性陶芸家の草分けとして半世紀にわたり活躍されている神山清子さんの記事が赤旗日曜版12月22日号に掲載されています。
 清子さんは、中学卒業後、和洋裁の学校を経て18歳で陶器製造会社に入社(大阪での女中修業はTVの創作だったんですね)。絵が得意で、信楽初の絵付師として注目され、職場で知り合った男性と結婚するというくだりは、ドラマ通り。ここから先はドラマの今後が見えそうですので、どうぞ詳細は赤旗新聞をお読みください(笑)

 ただ、結婚後、長女、長男が生まれるそうですが、息子さんも陶芸の道に進み始めるようです。でも、1990年、29歳でお医者さんから慢性骨髄性白血病で余命2年半と告げられたそうです。救うためには同じ白血球の型を持つ健康な人から骨髄液を移植するしかない。清子さんは、当時日本にはまだなかった骨髄バンク設立の運動に立ち上がるんですね。

 運動を初めて1年後に日本で骨髄移植推進財団(現日本骨髄バンク)が設立されたそうです。親子で検体登録もされたとか。

 清子さんは滋賀9条の会の呼びかけ人にも名を連ねられたのこと。
 清子さん一家は終戦間際、長崎県の軍港・佐世保から滋賀県に逃げてきたんだそうです。お父さんは炭鉱夫を派遣する親方だったとか。朝鮮から強制的に連れてこられる炭鉱夫をかばったり戦争に行くのを嫌がったりしたため憲兵からは「アカ」と疑われひどい目に遭ったそうです。先々でかくまってくれたのは朝鮮の人だったと…信楽にたどり着いても自給自足なのに戦災孤児たちに握り飯を届けたというお父さんの影響で戦争や貧困を憎むようになったとのこと。

 先月市議会主催で骨髄バンク登録や献血の呼びかけ活動に参加したばかりなので、なんだか清子さんがとても身近に感じられます。今後のスカーレットがどう展開していくのか楽しみです(^^)

by michiko_fujiwara | 2019-12-20 23:57

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara