タウンミーティング 後日談
保護者の方も言っておられましたが、発言される前に子育て支援課にも抗議(?)されたようで、それを受け担当課ではすぐに該当の支援員を呼び、改善の指示を出し、9月の支援員の会議では今回の問題点も報告をし改善策を徹底する…などの対応しているとの報告がありました。
あらためて、事の顛末は夏休み中のなかよし会利用中、学校のプール指導に子どもたちが参加。該当の児童は支援学級の児童のため、プール指導は支援学級の介助員がついていました。プール終了後、介助員が「今日は家に帰るの?」と尋ねると「うん」と答えたそうです(この時点では介助員になかよし会に通っている児童という認識がなかったようです)。同じ支援学級の保護者から「一緒に連れて帰りましょうか」と言っていただいたので、家に連れて帰ってもらったところ、自宅は保護者が仕事のため留守で、学校に連絡が入り、そこで「なかよし」に通う児童だったことに気がついたため、支援担の先生が迎えに行ったということのようでした。
「プールに行った子どもが全員帰っているかいないのかを点検しないのか?」と保護者の方が言っておられましたが(もっともです)、どうやらプールに参加する子どもたちは、敷地内なので1分で「なかよし」に帰ってくる子もあれば、30分かかる子もおり、支援員の先生たちは、まだこのあとも帰ってくるものとあまり気にしていなかったようです。
担当課は早速、迷子になった子どもさんの保護者にまずあやまること、誰と誰がプールに出かけたのか黒板等に名前を書き、戻ってきたら消すなど、人数の確認をきちんとすること、支援の必要な子は支援員から介助員へ、介助員から支援員へと直接引き継いでいくことなど徹底するよう指導したと報告がありました。
支援員の研修は年に2度行われ、責任者となる非常勤職員の会議は毎月行われているようです。有資格者である非常勤職員は支援員を指導する立場に有り、「見守り」とは言え、プールなど移動の場合や運動場で遊ぶ時など、室内だけでなく一人ひとりの子どもを視野に入れておくための研修となっているのか、ちょっと気になるところです。(子どもたちの発達や成長を図るきちんとした学童保育にしたいですね)
夏休み中でなかよし会の参加人数が多く、支援員の加配もしていたそうですが、支援が必要な子どもに対する配慮という点では不十分であったことは否めません。特に移動の場合は不測の事態とならないよう目を届かせる必要があります。保育所でも支援の手が必要な子どもには加配の保育士がついていたはずですが…なかよしは?
いずれにしても、ご近所の保護者が一緒だったなど子どもが一人で迷子になったのではなく無事であったとはいえ、今後このようなことの無いよう指導と徹底を求めたいと思います。