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藤原みち子の活動日記

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消費税増税と引き換えに5,000円得する商品券発行?

臨時議会報告その2

c0133422_281878.jpg 臨時議会では、2つの即決議案が出されました。

 池田市市税条例の一部改正については、国による「ふるさと納税」制度の見直しによるもの。地方税法等の一部改正で、都道府県や市町村等に対する寄付金税額控除に対し、特例控除額の控除対象となる寄付金を総務大臣が指定する都道府県等に対する寄付金とするもの…と改正されたため、市税条例もそれに沿って変更するという内容です。

 特例控除額の控除対象となる寄付金とは、①寄付金の募集を適正に実施する地方団体であること ②返礼品を送付する場合に返礼割合を3割以下とすること、返礼品は地場産品とすること…とあり、過度な返礼品競争が問題だとして基準が設けられたようです。

 2018年度・497億円を集めたとされる泉佐野市など、4つの市が外されたようですが、地場産品という規定に対しては池田市も7353万円もの返礼品のうち約半分の3791万円が日清のチキンラーメンだったそうで、これは地場産品には当たらないとして6月1日からは使えなくなるそうです。この影響は大きく、新たな改革が必要とのこと。
 昨年は、猪名川の花火大会も返礼品の一つとして、観覧席を1席1万円とし、100人集めて実施するなど工夫もしているようですが、池田の地場産品として何が喜ばれるのか…いずれにしても、返礼金目当ての寄付になってしまっては、本来のふるさと納税の趣旨から逸脱していると言わざるを得ません。

 一般会計の補正予算は、この秋予定されている消費税10%への増税に伴い、消費に与える影響を緩和させるため、500円券10枚綴りで5冊・25,000円分の商品券を20,000円で販売するという25%のプレミアム付き。住民税非課税世帯と3歳未満の子どもの人数分を該当の子育て世帯に購入引換券として送付するそうです。10月1日から来年2月末までが販売期間で、商品と交換できるのは3月末までとのこと。
 商品券が使えない業種としては、不動産・金融。商品券等プリペイドカードは不可。さらに国税、地方税などの公租公課、使用料も不可。それ以外の事業は対象となるため、今度は医療費や介護費用などにも使えるよう間口を広げたいとの説明がありました。

 これまでの商品券発行と違うのは、誰でも買えるのではなく住民税非課税世帯と0~2歳までの子どもがいる世帯が対象で、職員の手間も一段とかかる上、現金ではないため、非課税世帯という個人情報を取扱者、事業者に知らせるようなものではないか、と尋ねると、子育て世帯も同じ商品券なので心配ない(公明党議員も質問をしながら心配ないと言い切りました…そういえば国会で商品券を提案したのは公明党だったか)と答えましたが、子どもがいるかいないかは近所やよく買い物されるお店や介護事業者にはすぐにわかること、しかも子どもの代理として使う場合、代理人として記載しなければならないそうですから、全く心配ないと言い切れるのか、大変疑問です。そういったことを知られたくない人にとっては、プレミアムの恩恵を受けることは出来ません。

 特に今景気動向指数が「悪化」とされ景気後退が高いとされているときに、6か月間だけ使える商品券で最大5000円のプレミアムが本当に経済効果があるのかと聞きますと、一時的に冷え込むだろうからその救済措置としているんだとのこと、平成27年度のふくまる商品券発行の時は1.6倍の経済効果があり6億3千万円の効果があった、今回は3億円強出るんではないかとの答弁がありました。

 今回は低所得者や子育て世帯が対象ですが、消費税はいったん増税されたらずっと続くわけですから、6か月間で商品券での買いだめをしたとしても、その後は逆に買い控えが出てくるのではないかと思われます。製作費や人件費、換金手数料などを含めて相当な金額を使うぐらいなら、消費税増税をやめることの方がよほど家計を守ることになります。

 また国が母子家庭等対策総合支援事業補助の一つとして、児童扶養手当受給者のうち、婚姻歴のない(未婚の)ひとり親世帯に17500円支給をするとのこと。

 消費税増税については、多くの国民が反対をしており、ましてや8%増税の時の景気悪化がいまだに回復していない、景気動向指数も悪化となった今、与党議員の中からも消費税増税延期の声が上がる状況の下で、増税延期になった時はこれらの施策はどうなるのか、と聞きましたが「国が決める」とのこと。いったん法律で決め準備をする費用もかけているわけですから簡単に中止することも難しいのではないかと思われます。

 その他児童扶養手当について、4ヶ月に一度の支給を2ヶ月に一度に変更するための電算委託料も計上されています。この問題は、これまで私も毎月支給を求めてきましたので一歩前進です。8~10月分を11月に支給、11~12月分を1月に支給しその後隔月に支給されることになり、少し生活設計が立てやすくなるのではないかと思いますが、支給額が少ないのは否めません。
by michiko_fujiwara | 2019-05-22 00:22 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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