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藤原みち子の活動日記

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2025年大阪万博決定を本当に喜べるのか?

2018年11月26日(月)

 24日の夜中、2025年万博が大阪に決まったとのニュース。

 TVでは大喜びをしている知事の姿や大阪市民の姿を映していましたが、そんなにもろ手を挙げて喜んでいいのか。

 万博の会場予定地は大阪湾に埋め立てた人工島「夢洲」。5月3日から11月3日の6か月間、2800万人の来場を見込むと言います。そのため今後、夢洲周辺のインフラ整備を本格化させ総額2千億円近くにも上るという整備事業費に国税や府税が使われることになります。

 マスコミが多くの喜びのコメントを述べる中で「歴史的意義がない」と懸念の声も紹介されていました(朝日・夕刊)。そのコメントは次の通り。

 神戸女学院大学名誉教授の内田樹さんは、「『え』と絶句『金が欲しい』以外に何の動機もない万博の開催がどのような悲惨な形で終わるのか、想像すると悲しくなってきます」とツイート。「今回の目的は経済波及効果だけで、世界に伝えたいメッセージや未来へのビジョン、歴史的意義がない。開催後に残るのは廃墟だけ。長きにわたって負債に苦しむことになる」と語っています。

 コラムニストの小田嶋隆さんは「賛否があってしかるべきだと思うが、開催地に決まった瞬間、報道が『よかった』『おめでとう』という声に染まったことに違和感を覚える」「東京五輪についても言えるが、招致の段階では両論併記だったのが、決まった瞬間に反対意見がなかったかのようになる。自分の意見より空気に従順なことが大切にされることに怖さを感じる」と語っておられます。

 70年万博に4~5回通ったという東京の会社員の女性は「ネット時代の今では事情が違う。あの時と同じ感動はないかもしれない」との感想。

 私は、地震や台風で使い物にならなくなった関空のように、東北地震の時に被害を受けた現舞洲庁舎のように、莫大な税が災害に弱い軟弱な埋め立て地に湯水のごとくつぎ込まれること、そして何より万博を隠れ蓑にしてIR(カジノ)誘致を目指していることが問題だと考えます。

 かつて私も千里で行われた大阪万博に2度ほど行きました。宇宙開発が始まったばかりで、アメリカ館やソ連館など入るのに長蛇の列でしたが、人類の未来に対する夢が見られるものでした。しかし格差が広がる中でいま万博に莫大なお金をかける意義はあるのか「公衆の教育を主たる目的」とする万博にカジノがその目的に値するのか?

 今でもギャンブル依存症に悩む人たちが大阪に特に多いとされている中で、パチンコや競輪・競馬とは比べ物にならない危険が潜んでいます。社会と遮断され24時間ギャンブルに浸り続ける、その場で預金を下ろし、借金までできるカジノはギャンブル依存症を増やし、日本人をターゲットにカジノ業者が利益をひとり占めし本国へ持ち帰るという百害あって一利なしです。

 「カジノより防災」「カジノより福祉に」「カジノより教育へ」「カジノより中小業者」と言いたい!

 
by michiko_fujiwara | 2018-11-27 02:29

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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