藤原みち子の活動日記

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夕凪の街「桜の国」2018 静かな感動を得ました。

2018年8月11日(土)

c0133422_14254524.jpg 数日経ってようやく、ドラマ ゛夕凪の街「桜の国」2018″ を観ました。

 原作者は、広島県出身の漫画家でイラストレーターのこうの史代さん。昨年映画化された『この世界の片隅に』(今テレビでもドラマ化され放映中)も書かれた方だったですね。

 よくある戦争ものと違って、戦争の直接的な悲惨な場面はあまりc0133422_14265798.jpgありませんが、平成の現在から、被爆して数年後に亡くなった父親の姉の当時の状況をたどる広島の旅で原爆の悲惨さ、戦争とはなにかをかを考えさせられる…そんなドラマでした。
 
 物語は、実際に被爆した広島の女性、平野皆実(ひらの みなみ)さんのその後の人生を、「桜の国」では皆実の姪(弟の娘)にあたる東京育ちの石川七波(いしかわ ななみ)がその姪と一緒に自分のルーツを知り、理解していくというもの。
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 常盤貴子さんが七波役・認知症を疑われた父親(皆実の弟)を橋爪功が演じています。その父親の後を、姪(七波の弟の娘)風子と一緒に後をつけると、広島まで行ってしまい、原爆ドームや慰霊塔を通り、お墓に手を合わす父親。そこには8月6日に無くなったお墓が沢山、父は皆実と彫られているお墓に手を合わせていたことを知ります。父はその足で数件のうちを訪問。それは姉・皆実の恋人であり、友人でした。
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 ドラマの中で風子が、(原爆が)「本当にあったんだね」「自分の将来を自分で決めることはぜいたくな事なんだ、8月2日に夢も命も断ち切られた人達があんなに沢山」と衝撃を受けるシーンが印象的でした。

 七波は、「自分のおばあちゃんもおばさんも被爆者だったそのことをお父さんもおばあちゃんも話してくれなかった」とつぶやきます。被害者c0133422_1432027.jpgなのにそれを口にすると差別をされる、自分が被爆者だと公表することはとても勇気のいることです。

 父は「いつか話そうと思っていた、生きる時間が足りなくなったとしても」「幸せになれよ七波、お前は皆実ねーちゃんと似ている気がする、お前が幸せにならなかったらねーちゃんも悲しがる」この言葉に結婚を決意する七海…という、最後は戦争の悲惨さを伝えた中にもほのぼのとしたラストシーン。現代を生きる私たちはどう生きて行くのかを問いかけているような気がしました。

 静かに感動を与えてくれる、とてもいいドラマでした。
 原作は3部作だそうですが、機会があれば読んでみたいですね。 
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by michiko_fujiwara | 2018-08-11 14:36 | ドラマあれこれ

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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