藤原みち子の活動日記

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熱中症予防に必要なクーラー設置、7月1日から適用!…厚労省・援護局保護課長通知

2018年8月7日(火)

 「生活保護による保護の実施要領の取り扱いについて」の一部改正について、という厚生労働省の通知が出され、一定の条件を満たす場合にクーラーの購入費(5万円)の支給をみとめることになったようです。平成30年7月1日から適用…7月1日現在クーラーがない人が対象です。

 具体的には次の5つのいずれかに該当し、かつ世帯内に「熱中症予防が特に必要とされるもの」がいる場合…となっています。

(ア)2018年4月以降に保護開始された人でクーラーの持ち合わせがない。
(イ)単身者で長期入院、入所後の退院・退所時にクーラーの持ち合わせがない。
(ウ)災害にあい、災害救助法の支援ではクーラー等を賄えない。
(ェ)転居の場合で、新旧住居の設備の相違により新たにクーラー等を補てんしなければならない。
(ォ)犯罪等により被害を受け、同一世帯に属するものから暴力を受けて転居する場合にクーラー等の持ち合わせがない。

 世帯内に「熱中症予防が特に必要とされるもの」がいる場合…とは、「体温の調節機能への配慮が必要となるものとして、高齢者、障がい(児)者、小児及び難病患者並びに被保護者の健康状態や住環境等を総合的に勘案の上、保護の実施機関が必要と認めたものが該当するとのこと。

 2018年4月以降で対象となるかどうかを分けている点は気になります。今年度ということなのでしょうが、3月以前に保護を開始された人は、これまで同様「日常生活に必要な生活用品…をやりくりでまかなうこと」となっていますが、2月・3月に開始された人とどう違うのか、これまでクーラーを持たないまま辛抱しておられる人とはどう違うのか…?

 本来の、熱中症を防ぐためという考え方は4月で区切るものなのか、何のためにこの通達が出されたのか、本質的な部分が欠けているような気がします。さらに言うなら生活保護利用者だけでなく、保護基準を下回っている低所得者は必要ないのか…となります。こうした人たちを含め必要な人に補助すべきだと思うんですが…でもようやくエアコンが「最低生活維持」のために必要とされる家具什器であることが明確になりました。大きな一歩です。
 
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by michiko_fujiwara | 2018-08-07 23:58 | 福祉・社会保障

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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