人気ブログランキング | 話題のタグを見る

藤原みち子の活動日記

michikof.exblog.jp
ブログトップ

子どもの医療費助成18歳まで拡充を!児童扶養手当の毎月支給を!

2018年6月27日(水)

子どもの医療費助成18歳まで拡充を!児童扶養手当の毎月支給を!_c0133422_0451520.jpg 25日、26日と本会議があり、ようやく6月議会が終わりました。

 25日に議案の委員会での審議報告と討論、人事案件の承認、追加議員の審議等が行われ、午後から5名の議員から一般質問が行われました。私は10番目でしたから、26日の午後一番の質問となりました。

 今回は、最初に子育て支援として、18歳までの子どもの医療費助成拡充、児童扶養手当の毎月払い、学校給食費の無償化について質問し、2つめに、阪急石橋駅の安全対策としてホームドアの設置と可動式ステップや隙間モールの設置をもとめ、3つ目に梅雨台風シーズンに向けて大雨洪水対策について20分間の質問時間をフルに使って実現を求めました。

 子どもの医療費助成拡充は、私の最初からの公約で、まだいうのかと言われながら中学3年生まで拡充が進みましたが、今や大阪すべての自治体で中学3年生までの助成が行われており、特に北摂では、豊能町がいち早く18歳までの助成への引き上げを実施し、次いで箕面市、能勢町、摂津市と続き、摂津市では、ひとり親で大学や専門学校に通っている人に22歳まで拡充する、さらには今年春に市長選挙が行われた豊中市でも新市長が18歳迄への拡充を約束しています。ここまでくると豊能地域では池田が一番遅れていることになります。

 市長は、(18歳への)流れは向いてきている。子ども子育て日本一、教育日本一のまちを標榜し、教育には5000万円ずつ2回と30年度6000万円、計1億6000万円をソフト面で支援し今年は英語教師を5人雇った、目標は来年度さらに5000万円上積みをし、2億1千万円にしその段階でもう一度精査してみたい。そこでなにがしかの財源が出てくると思っているが、財源についての詰めの作業を1~2年(2年というとお叱りを受けそう…と言いつつ)で検討させていただきたいとの答弁がありました。

 摂津の森山市長は国保ベースでみると子どものレセプト点検は無料化の後でも急増していないし、ちょっとした変化で受診することで早期発見につながることもあり、長期的に見れば医療費は減ることになる。大切なのは、市民に定住してもらい将来お返ししたいと思ってもらうこと…と言っておられるし、大分県の豊後高田市の市長は、財源としてふるさと納税の基金を使えば18歳までの医療費助成も、給食費無償化もできると言って全会一致で決まったと言われており、これらを伝えて、池田市も2年と言わずできるだけ早い時期に子どもたちに朗報を聞かせて欲しいと伝えました。

 また児童扶養手当は、現行の、4か月分ずつ年3回の支給では計画的な生活設計が立てられないので、是非毎月支給に変えるよう求めました。前回紹介した明石市が、社協との協力で3回貸し付けをして4回目に清算するやり方について池田での実施を求めました。明石ではそれを活用して安否確認や生活状況を把握しているそうです。

 この問題は先日の山下よしき参院議員と辰巳コータロー参院議員との要望懇談会で辰巳議員から、自分が国会で質問して、年金同様2か月に一度の支給方法に変えることが決まったと聞いていました。確かに今回の答弁でも、来年9月に法改正の予定で、2か月に一度の支給が実現するとの答弁がありました。さらに明石方式で毎月支給にならないかと尋ねると、離婚後2年以内の方の利用が高くこの制度を利用された方は利用によって生活が安定してきたとの効果が表れている。貸付にも抵抗があるようなので特定の対象者を絞り必要なところに毎月支給が出来ないかを工夫できるかどうか社協との連携を取りながら検討させていただきたいとの答弁がありました。

 是非、早く実現させていただきたいものです。(続く)

 
by michiko_fujiwara | 2018-06-27 23:44 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


by michiko_fujiwara