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藤原みち子の活動日記

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介護保険料は基準額で3600円の値上げですが、収入が増えずに値上げは僅かであっても大変!

2018年4月8日(日)

c0133422_21448100.jpg 介護保険制度は3年に一度事業計画を立て、保険料も改訂されます。

 市広報でご覧になった方もあるでしょうが、第7期事業計画である平成30年~32年度の保険料は、基準額となる第5段階(本人非課税で世帯内に市民税風邪医者がいる方で前年のその他の合計所得金額+課税年金収入額が80万円を超える方)で月額5,950円、年額71,400円となります。これまでの保険料は月額5,650円でしたから300円、年間3,600円の値上げとなります。

 第1段階(老齢福祉年金あるいは生活保護受給者)から16段階(所得1000万円以上)まで所得によって保険料は違いますが、第1段階では年額1,620円の値上げで年額3万2130円、最高額の第16段階で7,380円の値上げで14万6370円となります。

 標準額で月額300円・年額3,600円にとどまったのは、介護給付準備基金5億5千万円を全額繰り入れたためということですが、保険料は向こう3年間の介護給付費を見積り諸経費等を加えて必要な費用から国・府・市の負担額を差し引いた残りを65歳以上の1号被保険者の保険料と40歳~64歳までの2号被保険者の支払う介護納付金でまかなうことになります。

 国・府・市の負担すべき金額は毎年実際にかかった保険給付費等でその負担割合に応じて精算されます。ところが保険料は期の初めに定められた保険料が3年間続き精算することはありませんから、その差額が保険給付費準備基金に積み立てられます。従って自分たちの支払った保険料の余った部分とも言えるこの基金が全額保険料引き下げのために繰り入れられるのは当然のことです。

 介護保険特別会計は、制度始まって以来ずっと黒字で一度も赤字になったことはありません。第5期事業も第6期事業も、全額基金を繰り入れ保険料の値上げ抑制に使ってきたことになりますが、それでも基金の額は期末には前期末を上回る基金として積み立てられており、赤字を生まないように試算されてきたことが分かります。

 老齢福祉年金と言えば月額3万円~4万円程度の収入でしょうが、生活保護基準以下でとても生活できる金額ではありませんが、それでも年額3万2130円、月額2,677円は決して安い金額とは言えません。収入がなくても免除されることはありません。食べられなくても保険料を年金から差し引かれることになります。本人が払えなければ家族が負担することになり決して高齢者だけの問題ではありません。

 高い保険料を払い、サービスを受けたくても認定を受けなければならず、認定を受けて利用料を払わなければサービスは受けられない。この負担が重くて家族が介護辞職に追いやられるというのが今の現状です。果ては、介護殺人や心中という悲劇も後を絶ちません。

 その上、要支援が介護保険サービスから切り離され、地域支援事業として市町村事業となりました。池田市の場合は、当面現行通りで同じ事業所でサービスを受けられていますが、自治体によってはこれまでの8割、9割しかサービスが受けられなくなった市町村もあります。現行通りと言いつつ、国の補助金がいつ減額されないとも限りません。この先要介護1.2まで保険サービスから切り離されることになれば、いよいよ保険あって介護なしです。

 家族の負担を減らすため、介護の社会化を謳ってつくられた介護保険制度ですが、保険料だけ取って介護が受けられないのであれば、何のための社会保障制度なのかと言いたくなります。

 オスプレイ1機分を介護保険の負担軽減に回してよと言いたい。
by michiko_fujiwara | 2018-04-08 23:39 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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