財務省が決裁文書を書き換えていたとしたら国民を欺く行為と等しい!
森友学園をめぐる財務省の決裁文書改ざんの問題は、この数日間の間に急展開。
日本共産党の小池書記局長が、「改ざんした書類があるのかないのか、ないと言えないのはあるということだ!」と厳しく追及していましたが、警察が資料を提供しても良いとのニュースが流れたと思ったら、早や改ざんを認める複数の書類があるとの発表。明日からの国会での展開がどこまで事の本質にまで迫れるか、いや迫って欲しいと国民の多くは思っているのではないでしょうか。
内閣あげて安倍首相夫妻の関与や忖度がなかったかのように野党への答弁をごまかし続けた「疑惑隠し」は内閣総辞職に値する問題です。国会の権威と信頼は地に落ちました。
東京新聞は「行政が国民欺く行為」と断じています。
1面トップで東日本大震災関連の記事よりも大きくこの問題を報じ、「麻生氏 進退に波及も」との見出しも踊ります。解説記事では「安倍政権に深刻な打撃」と指摘し、「安倍晋三首相への忖度から公文書が改ざんされたのか」、首相や昭恵夫人の関与への疑念が「強まった」と指摘。
そのうえで、「財務省が決裁文書を書き換えていたとしたら国民を欺く行為と等しく、行政の中立性は根底から崩れる」と厳しく批判。首相は「全容を解明する責任から逃げることはもはや許されない」とトカゲのしっぽきりに終わらせてはならない国民の思いを代弁しているかのように報じています。
改変箇所についても「交渉経緯や『特殊性』といった文言が削除されていた」と指摘。3面では「誰が何のために」と、社会面では「疑惑の核心隠し」と大きく展開しており、問題点を明らかにしています。
国会では徹底して問題点を明らかにし、責任を追及して欲しいものです。頑張れ野党!