阪急石橋駅にホームドア設置を求めました。
年末も押し迫ってまいりました。市役所も今日で年内の業務は終わります。ここ数日寒くて強い風が吹いています。みなさんどうぞお体ご自愛ください。
さて、12月議会一般質問の続きは、石橋駅ホームにホームドアの設置を求めた内容です。
視覚障がい者がホームから転落する事故は各地で後を絶たず、全国的に今ホームドアの設置が進められていますが、関西私鉄ではまったくゼロという状態にあります。ようやく北大阪急行や阪急電鉄が腰を上げ、阪急では2019年春までに十三駅に可動式ホーム柵を設置するとの報道がありました。
阪急宝塚線石橋駅はカーブした中に駅があるという宝塚線の中でも危険な駅の一つです。石橋の市政報告会の中でもホームドア設置の要望が出されていました。数年前のようやくエレベーターが設置され市民の声が一つ解決しましたが、高架化も難しい駅で、カーブしたまま電車が止まるため電車とホームの隙間から人が落ちるということもあり単なる転落だけではない問題もあります。
元職員さんの話によると、朝のラッシュ時には梅田行きホームにアルバイトが配置されますが、それ以外はホームに職員は配置されず、監視カメラの前に一人配置されているだけとのこと。これでは人が転落しても駆けつけることができません。転落した際はアクシデントという音が鳴る設備があるそうですがそこに落ちなければ転落したこともわからず、カーブがゆえに電車からも見えないという問題もあります。
ましてや、視覚障がい者は、車の運転ができないため電車が交通手段となりますが、誰かとぶつかったらもう方向がわからなくなり大変不安になると言われています。他人の声掛けが大事だとのこと。職員が誰もいないとうのはとても心配です。
阪急電鉄に対し、早急な転落防止策・ホームドアや人的配置を求めました。
担当部長からは、危険性は十分認識しており、人員配置も含めて可能な限り早期設置を求めて阪急と協議したいとの答弁がありました。
阪急電車には多くの駅がありますが、人の命にかかわること、事故が起きないうちに設置して欲しいものです。