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藤原みち子の活動日記

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羽田達也議員に対する辞職勧告決議、全会一致で採択!

2016年11月7日(月)

羽田達也議員に対する辞職勧告決議、全会一致で採択!_c0133422_152472.jpg 普段なら11月は議会のない月ですが、今日は臨時議会開催。

 議案としては、学校トイレの洋式化に向けて設計をするための補正予算が上程されましたが、主目的は、元大阪維新の会池田の羽田達也市議に対する辞職勧告決議をあげるための議会です。

羽田達也議員に対する辞職勧告決議、全会一致で採択!_c0133422_1551690.jpg 今年4月に、自身が経営していた整骨院が損害保険を不正に請求していたことが明らかとなり、同僚と事業所を引き継いだ所長が逮捕されても、「自分は関与していない」と逃げ、それ以来5月の臨時議会は欠席、6月議会は本会議と自身の所属する委員会の日のみ出席、9月議会は初日の本会議のみ出席で3か月の入院加療が必要だとして他の委員会はもとより、自らの委員会もその後の本会議もすべて欠席。

 この事態を受け池田市議会は、9月議会で「事件に対する説明責任を果たし議員としての職務の遂行を求める決議」を全会一致で採択し、自宅に届けられました。それに対するなんの反応もないまま10月6日に療養費詐取の容疑で逮捕、10月27日には起訴、さらに11月3日には再逮捕、この後も再逮捕があり得る状況です。それでも羽田議員からは一片の連絡もなく、このまま放置できないと本日の辞職勧告決議に至りました。

 辞職勧告決議は市議会7会派代表者の連名による提案で、決議文に対し賛同の立場で5会派から意見表明(日本共産党・小林吉三議員、大阪維新の会池田・石田たかし議員、市民クラブ・渡邉千芳議員、自民同友会・木下克重議員、民社クラブ・内藤勝議員)があり、その後全会一致で採択されました。決議案は次の通り。

              羽田達也議員に対する辞職勧告決議(案)

 本市の最高規範である「池田市みんなでつくるまちの基本条例」第7条には、市議会議員の責務として、市民への情報提供並びに説明責任を果たすべきことが規定されると同時に市議会議員としての日常の活動についてもこれを誠実に遂行する責務を有することが記されている。これにより、市議会議員は、市民への説明責任を果たすことはもとより日々の活動に精励することは、当然の義務であり、市民の代表として、より高い倫理的義務を負っていることから、いやしくも市民から疑惑を招くような行為をしてはならないことは明らかである。

 しかしながら、羽田達也議員が本年10月6日に療養費詐取の容疑で大阪府警に逮捕、10月27日に起訴されるという前代未聞の事態が起きた。

 本市議会は、逮捕前の9月27日開催の9月定例会継続会において、本年4月の保険金詐取事件に関して、羽田達也議員の関与が疑われる報道がなされてからの本人の議員活動を憂慮し速やかな対応を促すために「事件に対する説明責任を果たし議員としての職務の遂行を求める決議」を行った。そしてその翌日には、羽田達也議員本人の自宅を訪問して当該決議文を配偶者に手渡したが、その後今日まで本人、家族または代理人からの連絡は一切なく、まことに遺憾と言わざるを得ない。

 現在、本件に関しては、市民からも厳しい視線が向けられると同時に糾弾の声が日増しに高まっているのが実情である。

 よって、本市議会は、羽田達也議員に対し、本市の憲法とも言える「池田市みんなでつくるまちの基本条例」の理念を踏まえて、市民の信頼と伝統ある池田市議会の権威を失墜させたことを重く受け止め、速やかに自ら議員の職を辞することを強く勧告する。以上決議する。

 平成28年11月7日
                                        池田市議会

 
by michiko_fujiwara | 2016-11-08 01:58 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


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