人気ブログランキング |

藤原みち子の活動日記

michikof.exblog.jp
ブログトップ

規制緩和ではなく、抜本的な対策で待機児童解消を!

2016年4月7日(水)

 「1億層活躍」「女性の活躍」などと言いながら、女性たちが安心して働ける条件はまだまだ整っていないし、女性を手足にしか考えていないような思想がまだまだ政府の中にあるから、いろんな問題発言も出てくるんだと思います。

 「保育所落ちた」はネットで急速に広がり、政府をも動かしてきました。しかしその緊急対策は、現在19人以下とされている小規模保育の定員を22人まで増やしたり、保育士の配置基準を緩和したりと、国が自治体に規制緩和や民営化を要請するもので、受け皿の拡大を急ぐあまり、保育士の負担が重くなり、結局保育の質の低下を招くことになりかねません。

 財源をともなわない待機児童対策には限界があるというのが保育関係者の共通認識で、全産業平均より10万円も低いと指摘されている保育士の賃金引上げがなければ、せっかく資格を持っていても働かない潜在保育士の掘り起こしにはつながりません。この問題をなおざりにしていては少子化対策も進まなくなります。それは結局国の損失なのに…なぜ抜本的な対策を取ろうとしないのか。

 日本共産党は、5日、保育所の待機児問題に関する緊急提言を発表しました。

 その第1は、30万人分の認可保育所(約3000ケ所)を数年で緊急増設することで、子どもの発達・成長の権利を保障し、保護者が安心して預けられる要求にこたえること。そのため、国や自治体が先頭に立って保育所をつくる。土地確保のための国庫助成制度をつくる。公立保育所に対する新たな国の助成制度をつくる。地域の保育ニーズを正確につかんで対策をすすめることを提起しました。

 第2の提言は、賃上げと保育士基準を引き上げることです。保育所の運営費(公定価格)の算出根拠となる人件費基準が低すぎることが、保育士の賃金が月額10万円も低い原因であり、野党が共同提案している5万円の賃上げ法案を成立させ、さらに毎年1万円づつ引き上げて5年で10万円の賃上げをすること。保育士の配置数の適正化など公定価格を引き上げ、労働条件を改善することなど、保育士の専門性にふさわしい処遇に改善することが求められます。そのためには非正規の使い捨てをやめ、正規化を進めることが重要です。

 小手先だけの規制緩和対策ではなく、野党共同提案に真摯に耳を傾け70万人も資格を持ちながら離職している潜在保育士が働けるようにすべきではないでしょうか。

 政党助成金、米軍への思いやり予算、増え続ける軍事費、内部留保を増やすだけの法人税減税などいくらでも財源は生み出せます。政府がやる気にさえなれば…。
by michiko_fujiwara | 2016-04-07 01:35 | 子ども・子育て関連

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara