6月議会の告示でした
このところ真夏のような暑さが続き、ついに議員控室もクーラーが入りました。何せ西日がもろで廊下の方が涼しいという状況でしたがようやくほっといたしました。
議会は、この前臨時議会が終わったばかりですが、今日早くも6月議会の告示で議案が届きました。1週間後の6月5日の金曜日が本会議となります。
通常でも6月議会は議案がそんなに多い方ではありませんが、今回はさらに議案が少ないようです。報告案件が4件、議案は4件が人事案件。審議すべき議案は一般会計の補正予算だけ。加えて陳情1件というところでしょうか。
報告案件のうち1件は平成27年度国民健康保険特別会計補正予算の専決処分。平成26年度の国保特別会計の決算見込みで5億9300万円の赤字となるため、平成27年度予算から繰上て使うことになった(繰上充用)ため平成27年度の予算も補正する必要が生じたというもの。毎年繰上充用していますから、実際に単年度だけで見れば赤字か黒字か、昨年の繰上充用と比べてみる必要がありますね。
国会では27日の参院本会議で医療保険制度改悪法案が可決強行されました(自民、公明、維新、新党改革、次世代などの賛成多数、日本共産党、民主、生活、無所属クラブ、社民が反対)。
国保の財政管理を都道府県に移行する問題、医療費適正化計画の名の下で病床削減など医療費そのものの削減につながる地域医療構想、後期高齢者医療保険料の「軽減特例の廃止」(9割、8.5割軽減)、入院給食費の値上げ(1食260円⇒460円)、「患者申し出療養制度」創設による混合診療の全面解禁に道を開く問題、協会けんぽや国保組合への国庫補助引き下げ、見直しなど、明らかに社会保障制度の改悪です。消費税増税は社会保障のためといつもの手口で、国民は増税と負担増のダブルパンチです。
平成26年度の公共下水道事業会計予算建設改良費のうち7010万円の繰越。平成26年度の一般会計繰越明許費(総務費1件、民生費10件、衛生費1件、商工費2件、土木費2件、教育費1件、諸支出金・防災費1件、合計6億1543万8000円)を平成27年度に繰越。緑丘小学校耐震補強事業・空調機器整備事業のうち2億8060万8000円を事故繰越とする報告案件3件上がっています。
一般会補遺補正予算は、がんがら火祭り保存会への補助金などの自治振興費と分化振興費など445万円の補正予算。詳細は委員会での審議となります。
時間が許せば是非傍聴にお越しください。