環境破壊、健康破壊、財政負担も何のその、リニア新幹線に地元負担など勝手に決めないでもらいたい!
橋下大阪市長や松井知事は関西財界財界連合会などと設立した「リニア中央新幹線全線同時開業推進協議会」の第2回総会で、大阪までの開業の前倒しを求める代わりに、地元も応分の負担をする覚悟があると伝えることを合意したそうです。そしてJR東海への支援策として税制や金融面で検討をするんだそうな。
もともとJR東海は大阪までの延伸は2045年を予定しており、東京ー名古屋間の開業をまず2027年に開通させる予定で進めていますそれを同時開通させるよう18年前倒しさせようというわけです。そのためには府民の税金を使い、JRには至れり尽くせりという事でしょうか。
府民が、福祉教育切り捨ててまで、リニア新幹線を求めているのでしょうか。いま工事が行われている地域では大規模な環境破壊が行われ採算面でも問題があると言われています。少なくとも私はリニア新幹線の必要性を感じていません。地元負担といってお金使ってまで環境破壊を生み出し、そのことによってさらに災害が増えるような、リニアなど御免こうむりたい。
「狭い日本、そんなに急いでどこに行く」です。地下ばかりで景色のない旅など楽しくもない。振動が体にどんな影響を与えることになるのかも心配です。いったい誰のためのリニアなんでしょうね。