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藤原みち子の活動日記

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慢性的な保育士不足は規制緩和では解消できません。保育士養成学校も保育所も必要です。

 2014年2月1日(土)

 昨日の子ども・子育て会議では、3月議会に提案される予定の「平成26年度池田市こども・子育て重点施策」についても審議されました。

 保育所整備事業として、民間による平成27年4月新設の子ども園(保育所定員60名)1園と30名定員の認可保育所1所に対する建設補助、1億8027万6千円(うち国から1億6千万円程度、残りを池田市が負担)の予算要求額が提示されました。民間にしか予算がつかないことが残念ですが、年々増え続ける保育要求への対策となります。
 
 30名定員の認可保育所は現在待機児童が27~8人出ているため、その解消となるよう0歳~2歳までの3歳未満児対象の予定。財源として国の「待機児童加速化プラン」により、「安心子ども基金(国が3分の2、市が12分の1、事業者は4分の1の負担)で建設ということですが、実際には国が上限を決めての3分の2ですから事業者としてはもっと多くの出費となるでしょう。

 いずれにしても、池田市内での保育所新設は30年ぶりとか。 

 もうひとつは留守家庭児童会の延長です。これは12月議会で延長保育料3,000円を徴収するための条例改正があり、2時間延長(現行午後5時までを午後7時までに延長)が決まりましたのでその予算要求額を3590万7千円と見積もっているとの提案がありました。ほぼ指導員さんの人件費のようです。

 「何故7時としたのか、7字まで利用する人は少ないのではないか」との質問がありましたが、保育所ではすでに午後7時まで延長保育が行われており、幼稚園でも私立幼稚園では午後6時半まで実施されているところから、小学校に上がってからのギャップを無くすため、留守家庭児童会も午後7時までにしたとの説明です。利用は2割程度と見込んでおり、たとえ子どもが1人になっても、家庭で一人でいるより複数の目がある児童会のほうが安心できるため午後7時まで延長するとの心強い答弁でした。せめて4年生の1学期まででも実施してもらえると、親は安心との要望も出されました。

 3点目は、緑丘保育所民営化についての議題。昨年9月に保護者会には説明がなされたようです。そこで出された意見、看護師配置すること、保育士は4年以上の経験者を2分の1配置等を募集要項に含めて10月に募集を行った結果2法人の応募があったとのこと。昨日夜面接・プレゼンを行って決めたいとの報告がありました。3月議会で条例改正の後、運営者と引継ぎのための打ち合わせ、合同保育などを行い保育内容を熟知してもらった上で平成27年4月から民営化実施という流れのようです。

 委員さんからは、保育所不足について池田の実態はどうかとの質問があり、全国的な保育士不足の実態が明らかとなりました。特に私立保育園、幼稚園の運営者からは、保育士さんも結婚や出産、育児等で退職されるため、待機児童がいることが分かっていても基準を超えて預かることは出来ないといった悩みが出されました。

 大学の先生からは、保育士を養成している学校の立場から、現在保育士は卒業生の3~4倍の募集となっているため就職率は100%となっているが、就職後の仕事が続かない。待遇、システム、養成がきちんとされているのか検証する必要がある、との話が出されました。

 公立幼稚園の人事は、教育委員会が行うため私立の園長先生のような苦労はないが、正職率が低く賃金格差の問題や、アルバイトの質の向上のための研修を行っているとの声もありました。

 公募委員の方から、知人の保育士から、ペアを組んでいる若い(20代)保育士さんが鬱状態になりサポートしながらのクラス運営をしているとの話を聞いたとの話が出され、先生方もともに育ちあうことが必要との意見がありました。

 保育園を建設しても保育士がいなければ子どもは預けられません。保育士養成学校の建設も必要なようです。
 
by michiko_fujiwara | 2014-02-01 23:26 | 子ども・子育て関連

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara