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藤原みち子の活動日記

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「秘密保護法案」の恐るべき内容、歴史の逆行を許してはなりません!

 2013年11月4日(月)
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 「何が秘密かも秘密?」 何故だかわからないままに逮捕され「懲役10年」ってことになったらどうします?

 政府が今国会に提出し成立を狙おうとしている「秘密保護法案」の恐るべき内容を、赤旗日曜版11月3日号が伝えています。

 法案は26条の条文で、安全保障に関する情報のうち、「特に秘匿」が必要な「特定秘密」の漏洩防止を目的に掲げています。その「特定秘密」とは誰が決めるのか? 行政機関の長が指定することになっています(第3条)。つまり、各省の大臣や警察庁長官らが、自分の判断で「特定秘密」を指定できるということになります。

 「特定秘密」の範囲は「防衛に関する事項」「外交に関する事項」「特定有害活動の防止に関する事項」「テロリズムの防止に関する事項」の4つに分類されますが、「・・・・その他重要な情報」「その他の重要なもの」といくらでも範囲を広げることが出来るようになっており、行政機関の長が国民に知られたくない情報など何でも「特定秘密」にすることができますね。

 しかも、秘密にされる期間は5年以内となっています(第4条)が、何度でも延長でき30年以上になっても、内閣の承認さえあれば延長できることになっており、都合の悪いことは『永久秘密』にできる抜け穴があります。そしてその秘密は、政府が「安全保障に著しい支障を及ぼす」と判断すれば国会にも例外なく知らされない(第10条)、国会への提供は秘密会に限定です。

 「特定秘密」を漏らした公務員や国民には厳罰を科します。10年以下の懲役で、未遂や過失も処罰(第22条)。「人を欺き」「人を脅迫する行為」、または「通信傍受」「不正アクセス行為その他」などで「特定秘密」を取得すれば一般国民も10年以下の懲役(第23条)。

 「特定秘密」を知っている人に情報を求めることも罰せられます。その前段階であっても「共謀、教唆、扇動」だと判断されれば5年以下の懲役(第24条)。情報公開を求める集会や新聞記者による関係者への取材活動も捜査対象となりかねません…いくら法案を「修正」し、「報道または取材の自由に充分配慮」し「著しく不当な方法」でなければ取材は正当な業務と認める(第21条)と言っても、それを判断するのは捜査当局ですから、何の意味もありません。

 国会議員だって「秘密会で知った特定秘密」を漏らせば5年以内の懲役となります。国権の最高機関であり国民の代表である国会が、行政と官僚の監視下に置かれるということになります。

  物言えば逮捕されかねないとなると、おかしいと思ってもはっきりものを言えなくなるでしょう。国民の「知る権利」も「取材・報道の自由」も侵害され、国民主権の原則もふみにじられることになりますね。まるで戦前のようです。

 「特定秘密」は、行政機関の職員だけでなく、自衛隊の装備備品を清算する会社など、政府と契約する企業で働く民間人も含まれ、情報漏えいの恐れがないかを『身辺調査』することも定めています。

 すでに米国は日本政府に対し、原発全従業員の身辺調査を要求していたことが米公文書から明らかとなりました。日本政府は現状では憲法上難しいとしていますが、しかし、『非公式』なら行うことが出来るかもしれないとも述べています。これだけでも問題ですが、今なら憲法違反として断罪されます。しかし、秘密保護法案が通れば公然と調査出来ることになります。

 ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは、かつて毎日新聞の西山太吉記者が外務省公電を入手し、米国との沖縄返還協定を巡る密約を暴き逮捕された事件を例にあげ、「当時の法律でも記者を有罪に出来たが秘密保護法なら更に罰しやすい。報道にとっては強いプレッシャーとなり、公務員など取材される側も萎縮する」と指摘しています。

 政府は、現時点で秘匿している「特別管理秘密」16府省庁・41万2931件を「特定秘密」に移行させる方針であることを明らかにしています更に増大することもあると…。

 情報開示こそ世界の流れ、それに逆行するような暗黒政治を行わせてはなりません。国民の力で何としても阻止しましょう。
 
by michiko_fujiwara | 2013-11-05 01:54

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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