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藤原みち子の活動日記

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年金だけでは暮らせない…65歳以上の女性の暮らし実態アンケートの結果について

 2013年7月31日(水)

 新日本婦人の会が取り組んでいた「65歳以上の女性の暮らし実態アンケート」の結果が、月間「女性&運動」誌で発表されていました。

 アンケートは2月~4月までで65歳以上の会員さんと読者、その周りの女性たちを対象に47都道府県から9233人の回答によるもの。平均年齢は71歳、最高齢97歳を含め90代も45人(0.6%)回答。70~79歳が48.5%と約半数を占めています。

 同居家族がいる人は77.5%、いないが21・9%。同居家族は夫が76.2%、子どもも半数近い44.6%が一緒に暮らしています。子どもとくらしている人のうち夫がいる人は58.5%と少なく、夫がいないためこどもが同居と言うパターンが多いようです。子どもは未婚社会人が67.2%で今の社会状況を示しています。

 年金の内訳は厚生年金52.2%、共済年金22.8%、遺族年金14.8%、企業年金7.0%、障害年金0.7%、その他3.3%、無年金者も0.7%いるようです。厚生年金と共済年金の受給者があわせて75%になるところから、現役時代に正規雇用で働いていた女性が多いことが特徴です。

 年金収入の平均は136万円(月額11万3700円)、国民年金は58万円・・・税金や社会保険料を差し引いた手取り額です。厚生年金受給者が半数を超えていても低い年金額は、現職時代の賃金水準の反映や年金削減の影響があります。また、国民年金は57万8000円で月額4万8200円にしかなりません。

 アンケートでは、年金だけで生活できないと答えた人が41.6%、「できる」は19.8%となっており、貯金の取り崩しや子どもからの援助で生活している実態が明らかになりました。パート、自営業、夫の年金、親族からの援助というのもありました。

 したがって、衣料品の購入はできるだけ控え、旅行も手近で間に合わせ、住まいの修理はできない、健康に不安があっても生命保険は払えないため解約、とか食料は安売りを求め、暖房はストーブを節約し湯たんぽ使用、交通費が高いので外出回数も必要なことだけと心掛けている、冠婚葬祭の付き合いが大変と言った声が寄せられています。

 我慢している内容は、おおよそ分類すると、旅行・57%、文化・趣味・教養・40%、食・34%、衣服類・22%、イエの修繕・リフォームなど22%、交際費・7%。医療・介護4%、美容院・化粧品2%と、文化的な営みはもとより、日常生活を節約し、ガマンしている姿が浮かびます。

 暮らしの中で心配なことや不安なことは、健康と答えた人が78.6%に上ります。医療費45.5%、介護45.3%、収入41.5%、医療・介護の保険料36.1%、災害33.4%、子どもや孫のこと28.8%、住まい15.0%と続きます。

 そして、年金の引き上げ、医療・介護を心配なく受けられること、原発はいらない、正社員で働きたい、消費税は上げないでほしい、年金で入居できる施設をと具体的な要求が記入されています。

 女性の低賃金などジェンダー平等の」国際ランキングで日本は101位という低さ。改善の兆しもない女性差別がそのまま高齢期の生活に影響しています。

 一人ひとりが自立して豊かで活き活きとした老後を暮らせるよう、医療・介護・年金などの社会保障の充実、被災地復興と防災対策雇用の改善とジェンダー平等などの施策を抜本的に強めることが求められています。
by michiko_fujiwara | 2013-08-01 00:45 | 市関連行事参加

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara