政治の貧困、政策のまずさが中小業者を苦しめている
池田民主商工会の定期総会に出席してきました。今年は難波議員がごあいさつ。
市政報告と、参院選日本共産党とたつみコータローをよろしくと訴えました。
会長さんは、政府の愚策で中小業者はどんどんつぶされてきた。消費税もTPPも中小業者にとっては大問題。TPPに参加すればアメリカ資本が日本の市場を荒し零細業者はひとたまりもなくなる・・・と挨拶。
TPPは農業だけでなく医療をズタズタにする、とは先日の学習会で学んだところですが、確かにTPPの考え方でいけばすべて規制緩和、つまり中小業者を守る施策もダメということになります。地元業者に仕事を回せという特別扱いはダメ。市民への特別サービスもダメということになるんでしょうね。
今でも、大企業優遇の施策で中小業者はどんどんつぶされていますが、消費税増税は格差をより一層拡げることになります。
大商連の役員さんが、アベノミクスと言っても自分たちには何の恩恵もない。材料代が値上がりしても消費税同様飲み込むしかない(消費者には転嫁できない)。あべこべのミクスだといっておられたのが印象的でした。
日本の経済を活性化させるのなら、国民・中小業者が豊かにならなければなりません。アベノミクスで企業は潤ってもそこで働く労働者にはまったく還元されていないことは政府でさえ分かっていること。今何らかの手をいとうとしている様ですがそれもすべて労働者のためと言うより消費税増税のための環境整備。これを許せば日本の経済はより一層深刻になるだけでしょう。
一時しのぎではなく最低賃金を引き上げ、雇用の安定と下請け単価の引き上げで中小業者を守り消費購買力を引き上げることが今必要なのではないでしょうか。