紙おむつ給付券
市役所からの書類を見て欲しいと知人が尋ねてきました。
奥さんが障害を持っておられ寝たきりに近い状態となっており、ご主人が自宅で介護をしてこられましたが、かなり限界になっている様子。
書類は、介護認定4になった通知と紙おむつ給付券、家庭ごみ指定袋の福祉加算分引き換え券でした。紙おむつ給付券は1ヶ月1000円の3か月分(1~3月分)3,000円。指定の薬局で購入することができます。いつも利用している薬局の名前はありませんでしたから、近くの薬局を紹介しておきました。障害1~2級の非課税者に給付されるものですが、残念ながら今年度で廃止されることになっており喜びもつかの間です。
ごみ指定袋の福祉加算分は、40リットル用50枚となっていましたが、大きさの変更も可ということで、30リットルを混ぜて受け取られました。
去年の予算議会で、障害者の紙おむつや給食宅配サービスの縮小→廃止が決まりましたが、給付制度を見直し、新たな障害者施策を展開するとのことでした。しかし現実に利用されている方たちにとって、紙おむつ給付はもっと増やして欲しいとの声があるくらい、家族にとっては負担の重いものです。消耗品は保険対象外ですから…。
その上、在宅介護は家族にとって負担が重く、現在2ヶ所の特養施設に申し込みをしておられますが、どこも100人以上の待機者がおりすぐにはとても入れません。その間、ショートステイとデイサービスを組み合わせたサービスの計画が立てられていますが、それに伴う負担料も大変です。
給付の見直しをするのなら、利用料の軽減など低所得者への負担軽減を図るべきです。