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藤原みち子の活動日記

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政党本来の姿とは

 2012年9月3日(月)

 「共産党を除くと政党らしい政党はない」…これは元鳥取県知事で前総務相の片山善博氏(慶応大教授)が述べた言葉です。

 「政党本来の姿」について、『中央公論』9月号の対談で「政党には党員がいて、党員たちの願いをかなえるための政策があり、その政策を実現するために候補者を選定して当選させる。議会でそうした候補者が多数派を形成して権力を握り、政策を実現させていく」この点で、「日本には共産党などを除くと政党らしい政党は事実上ない」と述べているそうです。

 また片山氏は、7月15日のNHK「日曜討論」で「2大政党はどっちかというと現職議員のクラブ」「政党の体をなしていない」いろんな(政治)塾が立ち上がるけど、結局、既成政党と同じことをやっている」と批判し「本来の政党をつくろうという動きがあってもいい」と問題提起をしています。

 司会者(島田解説委員)も、「“自前で組織を”と政党助成金を拒否している共産党はまさにそういう組織論を主張している」と応じ、「政党が足腰をきたえること」が今後の政党の課題だとの議論が出席者の間で交わされたそうです。

 消費税増税、脱原発、オスプレイ配備、TPP参加など、ことごとく国民の願いに背を向け党利党略に明け暮れる民主・自民の「2大政党」、選挙目当てで新党結成や橋下「大阪維新の会」との連携を模索する政治勢力や政治家の動きを見るにつけ、一体政党の原点とは何か、政党らしい政党はどこかが問われている様です。 
 橋下氏は、一言二言市民受けすることを言いますが、原発再稼動も途中で方向転換、消費税も交付税を辞めて地方税にすればよいなどと言っていますが、今の交付税と引き換えにするなら結局消費税10%以上にしなければ地方税収は足りないことになるため、値上げになる事は間違いありません。維新の会の議員が元自民党であり民主党であったことも何の新しさもありません。それどころかもっと右よりの危険さが感じられます。

 既成政党はダメと共産党も含めて一派一絡げで否定されていますが、最も国民の代弁者として闘っているのが日本共産党なんですけどね。原発導入時からその危険性を指摘してきたことも消費税増税は家計も日本経済も更に深刻にすること、オスプレイの危険性、TPPの問題点など常に明らかにして、対案も出しながら闘ってきたのが日本共産党です。

 ぜひ赤旗新聞をお読みいただき、日本共産党の考え方を知っていただきたいです。
by michiko_fujiwara | 2012-09-04 00:40

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて。随分長い間メール機能が止まっています。しばらくご容赦ください。


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