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藤原みち子の活動日記

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「他法活用」

 2012年8月29日(水)

 相談活動をしていると、「他法活用」という言葉に出会います。他の法律を優先して活用せよといった意味で使われます。

 例えば、生活保護を受ける場合、年金を受給することが先、児童手当・児童扶養手当を先に貰うこと、給与所得者が失業した場合、雇用保険や「住宅手当」を先に受けること…など等他の制度をまず使いそれでも最低生活の基準に達しない場合その不足分のみ受給する。あるいはそれらを活用した後に保護を申請することになります。

 児童扶養手当の申請についても「他法活用」が原則となっていました。

 約5年前、離婚をして一番下の娘さんを連れ池田の実家に帰ってこられた方がありました。上の子どもさん2人が大学に通っており卒業するまで東京に残ることになりました。しかし結局、東京の子どもさんが心配で、娘さんを実家に預けて母親だけ東京に戻りました。

 このほど実家の父親(子どもにとってはお爺さん)が無くなったこともあり、いろいろ手続きをする中で、養育者(実家の母)が非課税のため児童扶養手当受給に該当するのではないかと相談に行きました。所得要件は満たしていましたが、扶養する側が年金受給者だったため対象とならないことがわかりました。

 「他法活用」ということで、金額の多寡に係らず公的年金受給の場合二つの制度を同時(2重)に使えないということでした。この方は国民年金でしたから、年金額は少額で所得金額だけならOKという状況です。これが給与所得であれば問題なく受給できていたでしょう。

 本来、生活が苦しいため児童扶養手当を申請するわけで、所得によって全部支給であったり部分支給となったりしています。それが年金であれば、金額が低かろうが対象外というのは受給者の立場になると理不尽に思えます。

 「他法活用」…この場合は制度の2重取りはダメよということですが、公的年金まで「他法」に加えるべきではありません。給与などと同様に所得として見るべきではないでしょうか。もちろん制度(児童扶養手当)内容に問題があるため制度そのものを変える必要がありますが…。
by michiko_fujiwara | 2012-08-30 00:10 | 生活相談

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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