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藤原みち子の活動日記

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関電の電力不足はウソ!

 2012年7月8日(日)

 関電は国民の反対の声に背を向け、再稼動を強行しました。9日にはフル稼働の見通しとのこと。ところが、フル稼働すれば代わりに燃料費が高い火力発電所を8基止めるとの報道。

 関西電力の「需要予想」によると、9日の需要を2080万kwと予想。それに対する総供給量は、大飯3号機再稼動で118万kw、火力・水力などを合わせて2434万kwになると試算。電気使用料は85%にとどまるため、火力発電の一部を停止しても「安定」供給が可能という計算らしい。

 つまり、電力不足はウソだったことになります。関電は今各家庭に万が一の場合と言いながら「計画停電」の案内を送りつけて電力不足を装い節電を迫っていますが、一体何のために再稼動が必要だったのか、結局は「自社」の利益のためだったということが明らかとなりました。

 東京電力・福島原発事故については、「『自然災害』ではなく明らかに『人災』である」と事故調査委員会が報告書を公表しました。事故の直接的原因についても、地震による機器の損傷がないとはいえないとし、津波が主因だと限定する東電と政府の認識を否定。事故を「世界の歴史に残る大事故」と断じ、「2012年の6月においても依然として事故は収束しておらず被害も継続している」との認識を示しました。

 「事故は何回も対策を打つ機会があったにもかかわらず、歴代の規制当局及び東電経営陣が意図的な先送りや自己の組織に都合の良い判断を行なうことによって、安全対策がとられないまま発生した」と指摘しています。さらには、電力会社でつくる電気事業連合会が安全対策の規制強化に反対する働きかけを規制当局に行うなど、規制する側とされる側の力関係が逆転していることを指摘し、「原子力安全についての監視・監督機能が崩壊していた」とまで言っています。

 事故を招いた関係者に共通していたのは「原子力を扱うものに許されない無知と慢心であり、国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする組織依存のマインドセット(思い込み)であった」とばっさり切り捨てました。東電に対しては「原子力を扱う事業者としての資格があるのか」と厳しい言葉で疑問を投げかけています。

 この事故調査委員会の報告に真摯に耳を傾けるなら、大飯原発の再稼動は強行できなかったはずです。政府も電力会社も全く反省がなく、関電も事業者としての資格はないといわざるを得ません。 
by michiko_fujiwara | 2012-07-09 02:18 | 原発・平和問題

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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