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藤原みち子の活動日記

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小中一貫教育で5~6年生に不安と混乱

 2011年12月10日(土)晴れ
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 「小中一貫教育を考えるつどい」に参加しました。講師は和光大学教授の山本由美先生。

 小中一貫は1999年に広島県呉市で研究開発学校を利用して計画され、学校統廃合といえば反対するが「小中一貫校」なら通りやすいとの判断で全国的に拡大。しかし各地で反対運動がおき、2010年にはその拡大にかげりが見え始めているとのこと。

 池田市で計画されている施設一体型小中一貫校は石橋中学校区で1600名規模となり、新潟三条市の1500人規模を超える全国最大規模の超巨大校となる見込み。

 実施している、品川区の一貫教育について、佐貫浩氏の検証本が品川区ではベストセラーになっているそうです。品川では小学校から私立への進学が増加しているとか。

 品川では学校選択性も導入され、一斉テストに基づいた学校評価、教員評価の発表で、評価の低い学校はたちまち生徒が集まらず、あっという間に統廃合が進んだそうです。その結果2008年度以降は学校選択性は皆無になったとのこと。

 品川は、大規模な小中一貫校、まるでタイタニックのような(巨大な船が今にも沈みそうな)学校で、現場は大変とのこと。教職員はここへ行きたいという希望がなく、経験の浅い若い職員が多いとのこと。4.3.2制で5年生からは教科担任制に、ところがこの5~6年生に担任がいないことで非常に不安と混乱が起きているそうです。身体は大きくなってもまだそんな年齢なんですね。

 1,000人規模の運動会は、かけっこ(徒競走)もない、練習する時間も場所もないことから練習の必要のない集団ゲームのようなものばかりとなり、校庭が限られているため保護者席もない状態。面白くない運動会になっているとのこと。いまでは小中別々に実施する傾向が出ているとか。

 三鷹市は連携型小中一貫教育ですが、当初予定の子どもを移動させる計画は保護者からの反対があり、教師の“相互乗り入れ”が行われているそうです。その結果、教職員の多忙化と先生が移動したあとの補充が不充分で(非常勤にする)、中学などで学級崩壊が起こっているとの報告がありました。

 小中一貫教育にデメリットは見つからないといった説明もありましたが、私たちが懸念したとおり実施校での問題点も多く、まだまだ小中一貫校の検証が行われていない段階で軽々にすすめるべきではないとの思いを強くしました。

  
by michiko_fujiwara | 2011-12-11 01:27 | 教育

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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