人気ブログランキング |

藤原みち子の活動日記

michikof.exblog.jp
ブログトップ

赤ちゃんホームヘルプサービス

 2011年11月2日(水)晴れ
                                     c0133422_1304.jpg
 視察2日目は福岡県大野城市。福岡市の南に位置し、交通の便のよさからベッドタウンとして市制施行以来人口が急増しています。

 今年の夏、駆け足のように大宰府を訪れましたが、その大宰府に隣接し、その昔朝鮮半島の白村江のたたかいでわが国と百済の連合軍が唐と新羅の連合軍に大敗したため、大宰府防衛のために土塁を積み上げ高さ13m全長1.2kmの堤防を作りました。それが水城跡として特別史跡として残されています。また、逃げ城として朝鮮式山城・大野城が築かれたそうです。この大野城跡も特別史跡とされています。

 ひょうたん型の大野城市は、面積26.88k㎡、人口95,554人と規模も大きさも池田市とよく似た街ですが、年間1,000人の出生数は池田市よりも多く利便性や、住宅環境が若い世代の流入につながっているのかもしれません。40歳代以下の人口が増加傾向にあるそうです。

 核家族化の中で、育児不安等の相談件数が増え、育児放棄や児童虐待などへの対策が必要となったことから「赤ちゃんホームヘルプサービス事業」が出来たとの説明でした。

 私たちを迎えてくださったのは「子ども部」の部長さんと、子ども未来課、子ども健康課、子育て支援課、母子健康課と子育て支援専門の部があることに驚きました。妊娠から子育て、大人の育成まで担当だそうです。課長さん係長さんが女性だったことも嬉しかったですね。
 池田の場合は「子育て保険部」と、国保や医療と一緒の部となっていますから、大野城市が子育て支援を重視していることが伺えます。

 視察目的の「赤ちゃんホームヘルプサービス事業」は、出産後の母親の体調不良などで、育児や家事を行うことが困難な家庭にホームヘルパーを派遣し、必要なサービスを行う事業です。ヘルプサービスで母体の保護、養育者の精神的、身体的負担を軽減し、そのことが乳児をすこやかに育成することにつながるとして、平成19年(2007年)から事業を開始したとのこと。

 生後8週間以内の乳児のいる家庭が対象。サービスの内容は、①乳児やその兄姉児の育児に関することとして、授乳、沐浴、排泄の世話、保育施設等への送迎など。②家事に関することとして、食事の準備、衣類の洗濯・補修、住居等の掃除・整理整頓、生活必需品の買い物など。

 平成21年度に児童福祉法の「改正」があり、養育支援事業が義務化されたこともこの事業の後押しをしているそうですが、今年6月から、妊産婦全戸訪問を始めたそうです。その中で配慮が必要な人を発見し、ホームヘルプサービスの利用を進めることも、母親を支援しネグレクトや虐待を生まないよう予防する役割のひとつです。

 利用時間は、午前8時から午後8時までの間で年末年始を除くすべての日で利用できます。1時間を基本単位とし、30時間が限度。午前中は10時台が多く、午後は2時台、4時台が多いというデータが出ています。サービス内容は、食事の準備・片付け、洗濯、掃除、沐浴が多いようです。

 その他、地域ぐるみのエンゼルサポート事業などで、アロマおしゃべりコーナー、教育相談、健康教育なども行われ、大野城では育児を楽しいと感じている保護者が、2003年には68%だったものが、2009年度には98%にまでアップしているという結果も出ています。

 池田では家庭で子育てに悩む母親のリフレッシュのためにと、この10月から「ふくまる子ども券」を発券していますが、思った以上に利用登録が多いそうです。

 核家族化で子育てを学ぶ場がない母親には、子育てを苦痛に感じている人が多くなっており、母親研修も必要なのかもしれません。何の資格がなくても母親になれるのですから、おばあちゃんの知恵を地域ぐるみで出し合い、支えあうことも大事です。池田でも育児を楽しいと思える母親を沢山つくりたいですね。
by michiko_fujiwara | 2011-11-03 01:17 | 議員活動

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara