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藤原みち子の活動日記

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ABC検診を池田市でも実施してはどうかと質問

 2011年10月1日(土)

 一般質問の2つ目は各種検診について。

 池田は住民検診は5割前後で府下トップクラスの受診率を誇っていますが、がん検診は北摂でも最下位(ほとんど一桁)と低迷しています。箕面市では無料ということもあってか府内トップクラス、胃がん検診などは池田の10倍くらいの受診率です。と言っても池田では2%台ですから池田が低すぎるともいえます。

 北摂一高い検診料を見直してはと質問しましたが、無料クーポンの勧奨事業などを活用して受診率の向上を目指すとのこと。

 胃がん検診は、バリウムを飲んでレントゲン撮影をすることで、他の検診に比べどの自治体でも受診率が低く受診者も固定化しています。胃がんは肺がんに告ぐ死亡率2位のがんで、年間5万人も死亡しています。しかし早期に発見すればほぼ100%助かるといわれています。

 胃がんの原因はピロリ菌というのが最近の研究でわかってきました。ピロリ菌は20歳代で10%~20%程度ですが50歳代になると80%と年齢が高くなるほど増えていきます。でもピロリ菌を除菌することで胃がん発生率を低くすることが出来るとされています。

 最近では、胃がんの危険要因であるピロリ菌感染と萎縮性胃炎を血液検査で簡単に判定できるABC検診が早期発見に有効として注目を集めています。

 ABC検診ではピロリ菌の感染を示す抗体の有無とともに、ペプシノゲンの血中量を調べて個人の胃がんのリスクを判定します。基本的に、感染がなく萎縮も進んでいない人をA,感染しているが萎縮が進んでいない人をB,感染していて萎縮の進んだ人をC,萎縮が進みすぎてピロリ菌がすめなくなった人をDと4群に分類し、低いほうからABCDの順で胃がんになる危険性が高まると言われています。

 胃がんの年間発生率は、A群はほぼゼロ、B群は1000人に1人、C群は400人に1人、D群は80人に1人で、A群は将来的にも胃がんにはまずならないと考えられ、無症状であれば内視鏡検査は受ける必要はないとしています。

 血液検査は5年に1度でよく、やみくもに検査をしなくても、検査結果でリスクのある人を中心に内視鏡検査を受ければよいことになります。費用もエックス線の約半分で済むそうであり、池田市でも実施してはどうかと質問しました。

 群馬県高崎市では、今年から20歳代のピロリ菌感染者が少ない時期に除菌をすれば、将来にわたってほとんど胃がんはなくなるとして、20歳になる新成人を対象にピロリ菌検査を無料で実施しています。

 ABC検診を導入した自治体は、高崎市だけでなく、東京足立区、目黒区、埼玉県越谷市、栃木県大田原市、岡山県真庭市、企業では兵庫県の神戸製鋼所、その他京都の立命館大学、東京の三菱診療所などで実施しています。これを受け大阪でも民医連の診療所などで取り組みが始まっています。

 国の研究チームに高崎医師会も加わっているそうですが、近い将来日本の胃がん検診は、まず血液検査を行い、陽性者は内視鏡検査に、陰性者には進行がんの見落としを防ぐためレントゲン検査を受ける、2段階方式に変わっていくだろうといわれています。

 国の動向や他の自治体の状況を見て検討したいとの答弁でした。
by michiko_fujiwara | 2011-10-01 23:08 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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