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藤原みち子の活動日記

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TPPは医療の崩壊に拍車

 2011年2月9日(水)曇り

 「しんぶん赤旗」日刊紙には、『いま言いたい』というコラムがあります。

 今日の発言者は、福島県保険医協会の理事長・酒井学さん。“TPPは医療崩壊に拍車”という内容です。

 TPP(環太平洋連携協定)に参加すれば、農業は壊滅的打撃を受け繊維製品なども対象ですから地域経済に大きな影響を与えることはこれまでも指摘してきたところですが、同時に医療の崩壊に拍車をかけることになるそうです。

 日本の医療は、この間、「医療構造改革」の名のもとで市場原理主義を導入することが求められてきました。その一つが保険診療と自由診療を併用する混合診療の全面解禁です。TPPへ参加した場合、混合診療の全面解禁を強く求められることになります。

 そうなると、健康保険など公的医療保険を使える範囲が縮小される恐れがあります。優れた治療法や薬などは保険の利かない自由診療へ(歯医者さんのように)となると、お金の無いものは医療が受けられない、命の沙汰も金次第となりかねません。

 営利企業が参入した場合、医療の質の低下や不採算部門の撤退つまり利益を上げるために医師や看護師、介護士などの賃金引下げや長時間労働、ひいては「医師不足、医師偏在」が加速します。
 儲からなければやめるとなると、患者は病院を探さなければならなくなります。

 酒井医師は、「TPPへの参加は、日本の医療・介護にいっそうの市場化ともうけ主義をもたらすものではないか。日本で国民皆保険ができて50年。国民の命と安全を守る同制度の崩壊が懸念される」とTPPへの参加に絶対反対だと表明されていました。

 TPPは例外なき関税撤廃で、食料自給率の低下が大問題ですが、医療制度にまでこんな形で影響を与えるとは気がつきませんでした。ますますTPP参加の危険性が高まってきました。
by michiko_fujiwara | 2011-02-09 22:24 | 医療・検診

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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