むち打ち症は半年で治療打ち切り?
この夏停車中に追突されむち打ち症のため、いまも通院をしている方が、保険会社からそろそろ治療の打ち切りをしてはどうかと言われたとのこと。
むち打ち症は外から見ていても判りませんので、その辛さは本人しかわかりません。美容師さんをしておられ、年末年始の忙しさに通常ならあまり感じなかった肩の痛みや腰の痛みが強く、このままでは仕事も考えなければならないと思ったそうです。
この冬の寒さにも反応して、頭痛も出てきたと、打ち切りに不安をかかえどのように交渉をすればよいかと聞いてこられました。
お医者さんは、レントゲンをとってもおそらく何もでないだろうとシップ薬のみ処方しておられるようで、整骨院のほうが詳しく見てくれるとのことでした。しかし整骨院の診断は対象外で、病院の医師が治療効果の必要性を認めてくれないと打ち切りもありえます。
まずは、自分の今の症状を強く訴えること。追突される前との違いを具体的に伝え、治療の必要性を医師にわかってもらうことが大事だと伝えました。
治療打ち切りで示談交渉に入るときには弁護士の無料相談もあることを伝え、よく相談をして臨むようお話しました。
まだ20代の若い女性が、今後目に見えない後遺症と付き合っていかなければならない損失はどのように判断されるのでしょう。出来るだけ治療を続け症状を改善されることを望みます。