知事の職員いじめ? 叱責といじめの違いは…?
「橋下知事の叱責?で府職員自殺」の記事を読みました。切り抜き記事ですが、中央ジャーナル11月25日号でした。府庁の机の中に遺書があったそうですが、「頑張っても頑張っても 出口が見えない」といった記述があったとのこと。
事の発端は9月14日の部長会議で、知事が商工労働部長に対し、台湾への出張で中国への配慮を考えない日程をセットしたと叱責をし、今後の海外出張は府民文化部の国際交流監の指示を仰ぐよう命じられたこと。部長は、「府民文化部とは事業目的が違う」と主張したそうですが、橋下知事は受け付けず、叱られ怒りの収まらない部長が、当初の日程を組んだN参事を呼びつけ、激しく罵倒したことにあるようです。
その部長はもともと橋下知事の肝いりで登用した民間出身の人物だそうですが、職員の評判は極めて悪いとのこと。すぐに感情的になる。ミスを部下に押し付ける上に、大人気ない叱り方をするとみんなから嫌われているらしいです。部長室は職員の間では「懺悔室」と呼ばれ多くの職員がここで罵倒されているとのこと。
しかし噂では、知事の叱責はとてもひどいものだそうです。知事の台湾出張に同行した国際化の課長も、帰国後の疲れから病死したそうで、台湾出張にかかわった幹部職員が2名とも命を絶っていることに対し、「何かを暗示しているように思えてならない」とつぶやく職員もいたそうです。
人を人とも思わない知事の言動に振り回され、働く意欲を失うなんて何ということでしょう。多くの職員を束ねるトップの品格が問われます。職員に慕われない知事のもとで府民のためになるような施策が出来るのか府民の一人としては大変不安です。
しかし、どうして自殺に走るんでしょう。しかも職場の男性に多く見られるのは何なのか。プライドが邪魔をする? 死ぬくらいなら、言いたいことを目一杯言って開き直れば良いのにと思うのは私だけでしょうか。
介護殺人も6割が男性だといわれます。女性ならどんなことをしても子どもを守り育てる、という本能のようなものがあるのか、いざとなればなりふり構わず生き抜く強さがあるように思いますが…。死んで花実が咲くものか…ですよね。