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藤原みち子の活動日記

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大阪府からの権限移譲に問題あり

 2010年12月15日(水)

 総務委員会の続きです。( 昨日、何故かインターネットがつながらなかったため、今日は3つも一度にアップです)

 大阪府からの権限移譲に関連して「池田市手数料条例の一部改正について」が審査付託されました。

 府からの権限移譲は池田市単独で受け入れるものと、箕面市、豊能町、能勢町との2市2町で共同で受け入れるもの、合わせて70事務を平成22年度~24年度の3年間で受け入れることが府議会で決まったそうです。もちろん、知事の提案に手を挙げたのが2市2町なんですが…。

 そのうち51事務を、平成23年1月から受け入れ、条例変更を余儀なくされたのがこの手数料条例です。

 内容は、採石法に基づく岩石採取計画の認可申請及び変更認可申請を受け付け、認可する権限を府から受け入れますが、その際、申請にかかる手数料が入るため、手数料条例に新たに「岩石採取計画の認可申請」1件につき52000円、「岩石採取計画の変更認可申請」1件につき33000円を加えるというものです。

 池田市には中川原町(伏尾ゴルフ場の奥のほう)に1ヵ所採石場がありますが、これは箕面市の止々呂美とつながる場所のため二つの行政区にまたがるものは権限移譲の対象外とのことで、いままでどおり大阪府の権限下におかれます。

 従っていま池田市の認可対象となる採石場はないわけですが、今後新たに市内のどこかを採石する計画があがれば手数料が入ることになります。しかし実際には可能性は低いようです。従って近接性の原理で権限移譲といっても、この件では利便性の効果もほとんど無いということになります。

 これら権限移譲の背景に、橋下知事の「大阪発“地方分権改革”ビジョン」があります。「大阪を変える、関西を変える、日本を変える」と大阪府をつぶして関西州をつくることを目的としていること。近接性の原理に基づくとして、基礎自治体に身近な公共サービスを譲り渡すと言っていますが、全部池田市単独で受け入れるのではなく、大半が2市2町での受け入れとしているところに、民主党の言う30万人基礎自治体につながるものを感じました。

 以前のような合併ではなく、広域連携が最近の流れとの答弁でしたが、このまま進めば池田市が消滅することもありえないことではありません。

 さらに問題なのは、財政援助、人的援助が不充分なことです。初年度は初期費用としての交付金もありますが、今後は一定の交付金があっても赤字の可能性が多分にあります。財政援助そのものも将来にわたってもらえる何の保証もありません。 
 本来、大阪府が府の税金で実施していた事業なのだから、市町村に譲り渡すのであればそのまま予算もそっくりつけて渡すのが筋じゃありませんか。

 この点では倉田市長も税源移譲が必要であり求めていきたい。損失が大きいようであれば返上もありうることを2市2町で話し合っていると答弁。

 委員会質疑の中で、権限移譲にはこうした問題点のあることが明らかになったため、いま急いで受け入れる必要はないと反対をしました。
by michiko_fujiwara | 2010-12-15 23:33 | 議会報告

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


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