沖縄知事選挙は残念でした。
沖縄の知事選は残念ながらイハ洋一さんが届かず、現職の仲井真知事の再選が決まったようです。
詳細はまだ判りませんが、出口調査では互角の様相でしたし、無党派層は6割がイハさんだったようですが…。米軍基地に決着をつけるチャンスだっただけに残念です。しかし9万人集会のときには現職知事までもが参加を余儀なくされ県民の怒りの大きさに、県外移設と言わざるを得なくなったのも事実です。それだけに違いが見えにくかったのかもしれません。
しかし県外移設は日本のどこかに移すだけであり基地被害を拡大するだけであること、県内移設についても反対と言い切っていないこともイハさんとは大きな違いがあったのですが…。辺野古移設を望む民主も自民も公明も現職知事を応援していることは、とことん反対できないと見込んでいるからに相違ありません。
沖縄経済のあり方も基地依存、本土企業頼み、カジノ誘致などこれまでと変わりなく、これでは基地をなくそうとは思っていないことが明らかです。沖縄の特性と優位性を生かした観光産業や農林水産業、中小企業、地場産業、伝統産業など沖縄に根を張って頑張っている産業を応援する政治を目指すイハさんに任せてみたかったですね。
宜野湾市では、伊波さんの後を受けた安里猛候補が当選したそうでホッとしました。
沖縄の戦いはまだまだ続きますね。