滞納者への督促状も差し押さえも増加!
総務委員会の決算審査。
平成21年度の市税収入は、リーマンショックの影響をもろに受け個人住民税・法人税・固定資産税軒並み税収減となりました。特に法人税の落ち込みが大きく、徴税費で予定納税の還付金も加えると約20億円もの影響を受けています。それでも8億円を超える黒字、9年連続の黒字決算でした。
この年、債権回収センターをつくり、毎日滞納をしている人を訪問しているそうですが、滞納者数は前年より増えており、徴収額も増えていてもさらに滞納が増えるという厳しい経済情勢が見えてきます。督促状の数もさらには差し押さえも増加しています。
厳しすぎる徴収になっていないか、どんな場合に差し押さえ処分を行っているのか質問をしますと、督促にも応じず資産調査で支払い能力を確認したうえで実施しているとのこと。営業に必要なものは対象外としているそうですが、生命保険なども差し押さえの対象のようです。通帳などは数か月分の流れを見て返済能力があるかどうかを判断しているとか。
しかし督促を受けた人の話を聞くと、結構厳しい口調で分納を求められたとの声もあります。滞納をしているだけでその本人も傷ついていますから、丁寧な応対が望まれます。
衛生費、ゴミの指定袋制については見直しも含め今後検討をしていくとのこと。指定袋の作成費、手数料収入ともに減少していることはゴミ排出量の低下を示しています。ゴミ減量が定着したのなら指定袋をわざわざつくり販売店を通じ販売しなくても良いのではないかと質したときの答弁です。私は普通の袋での回収を意味して質問したつもりですが、見直しにもいろいろあるため、無料袋をなくす(1枚目から有料)という意味も考えられます。ここはもう少し確認すべきだったと反省です。