明日は臨時議会
明日は臨時議会。前年度の役員が解任され、2010年度の議長や副議長、監査役など新たな役員選挙が行われます。また、各議員の常任委員会の所属、特別委員会の所属が決まります。
役員選挙に先立ち、報告案件4件(専決処分)、即決議案1件の審議があります。私たち日本共産党議員団はちょうど5人ですから、分担をして質問します。
私は、即決議案である「動産の取得」・化学消防ポンプ車の購入について質問をすることになりました。
議案を見てみると、契約方法は指名競争入札、6社が入札に参加していますが各社とも予定価格を上回り、3回も入札を繰り返して落札に至っています。油や化学火災に対応できるよう薬剤を積み込めるタンクを備え、一般火災には水量が少量で消火できるよう泡消火機能を備えているそうです。
入札の経過や車両について質問をすることになります。
報告案件では地方税法の一部改正に関して、65歳以下年金収入に対する住民税を給与所得から源泉徴収できるという内容が含まれています。年金収入には最低でも70万円の年金控除があるため、70万円以下は所得が0となります。従って70万円を超える年金収入があり給与所得もある方が対象となります。池田で該当する人はどの位おられるのでしょうね。
国保料の賦課限度額(最高限度額)を4万円引き上げる内容の「条例の一部改正」も報告案件の中に含まれています。国保加入者の9割近くが年所得300万円以下という実態を考えるなら、所得の1割を超えるような保険料徴収の仕組みそのものを考える必要があるのではないでしょうか。
社会保障とは、自己責任ではなく国が命を保障するものではないでしょうか。憲法を変えようとするのではなく憲法が暮らしにいかされているのかどうかを検証すべきです。