感動の沖縄集会・NPT会議ニューヨーク行動
池田革新懇と池田年金者組合共催で「沖縄大集会と(NPT)核不拡散条約が開かれたニューヨーク行動」の報告会がありました。
本土復帰38周年の今日、沖縄では人間の鎖で13キロにわたる「普天間基地包囲行動」が行われ1万7千人が参加。宜野湾市の伊波市長、名護市の稲峰市長も参加し、この日も改めて「県内移設ノー」の意思を発信しました。
沖縄に連帯し、4月25日の9万人を越える大集会に池田から寄せ書きをもって参加された丸岡さんが、ヤンバルクイナの生息するヤンバルに米軍ヘリパットはいらないと団結小屋で座り込みをしている住民を激励したり、名護市辺野古のテント村を訪問してきたこと、日本の国土のわずか0.6%に過ぎない沖縄に74%の米軍基地が集中していること、集会には3時間前から参加し1時間後には会場はほぼ満員、3時の開会時には9万人を超える参加者となったこと、同時に開催された宮古島では3,000人、八重山では700人が決起したと報告、女子高生の発言も交えて話されました。
壁には琉球新聞の報道、基地の現状…米軍機が基地をどのように飛び立ち旋回しているか、基地周辺には住宅をはじめ学校や公共施設などが密集していますが、その上を飛行機が常に飛び交っている図など貼ってありました。
また、ニューヨークのNPT会議に参加した新婦人代表の現地での活動状況もニュースとして貼り出されていました。
参加に先立ち、核廃絶署名を目標を超える2,800筆集めていったこと、市長にも申し入れをしていたけれどきちんと主旨が伝わらなかったのか署名してもらえなかった(箕面市長は署名)こと、しかし、姉妹都市・ローンセストンには原爆の組写真を送ってもらえることを了承されたと報告されました。
ニューヨークでも、12人一組で署名行動。一生懸命英語を練習して臨んだそうです。ブロードウェイやタイムズスクウェアで集会後1万人のパレードがありその後NPT議長に署名を手渡したそうですが、1時間も遅れたのに、「私は書名を受け取りに来たんだ」と待っていてくれたそうです。
原水協がカバクテュラン議長に手渡された署名は6,912,802筆、この中には7名の知事、872名の市町村長、59名の副首長、591名の地方議員議長・副議長あわせて1,522名の署名が含まれていたそうです。この中に池田市長が入っていないのがとても残念です。
議長は、NPT会議開会総会の冒頭、「私は昨日、署名を受け取りました」「市民社会の熱意に私たちは答えなければならない」と発言されたとのこと。そして今日のニュースでは、2014年に核廃絶に向けての行程表をつくるための会議をもつことが決められたと報じられていましたが、草の根のうねりが世界を動かしつつあることに感動を覚えます。
カナダのトロントでも日系2世の方たちとの平和交流会が持たれ、平和公園には「ヒロシマの灯」をたやさず燃やし続けていることが紹介されたそうです。
参加された皆さん本当にご苦労様でした。