第81回メーデー
文字通り五月晴れの今日は、第81回メーデー。中央メーデーは代々木公園ですが、私たちは豊中の大門公園で行われた豊能地域メーデーに参加。日本共産党議員団を代表して堀田文一大阪府議が連帯の挨拶をしました。
中小業者の代表からは生業では生活できない、しかし大企業のように従業員のクビを切ることもできないと厳しい状況が報告されました。雇用継続闘争を戦っておられる労働者の報告もありました。
労働者派遣法は抜け穴だらけ、後期高齢者医療制度の先送りとさらなる改悪、沖縄県民の意思を踏みにじる普天間基地の県内分散移設、政治とカネの問題など新政権に対する失望と怒りの中で、新しい政治の流れを本格的に進めるために全力をあげる。メーデーを機に、「貧困と格差の是正。安心できる社会保障制度の充実。核兵器のない世界の実現。ストップ地球温暖化。すべての労働者に賃上げと安定した雇用保険、内需拡大、国民本位の政治実現」にむけて、国民諸階層すべての力を総結集することをよびかける。とメーデー宣言が行われ豊中市民会館までデモ行進が行われました。
連合は4月29日に一足早いメーデー?いつの間にやら5月1日にしなくなりました。
労働者の日としてのメーデーは、1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)が、シカゴを中心に8時間労働制を要求して統一ストライキを行ったのが始まりと言われています。 1日12時間から14時間労働が当たり前だった当時、「1日24時間のうち、第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、自分たちの自由な時間」を目標に行なわれ、今も闘う労働者の祭典として5月1日は世界中でメーデーが行われています。
世界の労働者が連帯する日を避け、連合は闘うことを諦めたのでしょうか。