人気ブログランキング |

藤原みち子の活動日記

michikof.exblog.jp
ブログトップ

2年前に支払った医療費が足りないと請求書?

 2010年4月27日(火)雨

 大阪の後期高齢者医療広域連合が、2008年8月に医療費の窓口負担割合について1割から3割に上がった人に対し、保険証の切り替えの際に旧保険証(1割)を回収しなかったため、その後も1割の保険証で治療を受けている方があったことがわかり、このほど差額の2割分を支払うよう請求を送った…との記事が読売新聞で報じられました。昨日、NHKのニュースでも報道されたそうです。

 これは、これまで老人保健制度が1割負担だったものを、一定の所得(課税所得145万円を超え年収383万円以上ある場合など)の方は現役並みの所得があるとして3割負担とするようになったことが混乱の始まりです。

 08年4月から後期高齢者医療制度が導入されましたが、このときは06年度の課税所得で「1割」と「3割」に振り分けられそれぞれの保険証が送られました。ところが確定申告が終わり、07年度の所得が不動産所得や事業所得など所得に変動があって新たに「3割」負担となった方が3万人(大阪府民)出てきたため、新しい3割負担の保険証を送付し「1割」の旧保険証の返還を求めたそうです。

 しかし、高齢者のことですから一部理解の及ばなかった方や気がつかなかった方もあったようで、保険証の期限はどちらも09年7月末ですから、3308人が「1割」の保険証を使い続けていたということのようです。ちなみに広域連合からは未返還の方への督促は無かったようです。そのため今混乱が生じているんですね。

 今回は、08年8~10月の差額計3265万円の支払いを求めたとのことですが、2年も前のこと、「なぜ今頃請求するのか」などの苦情や相談が300件以上寄せられているようです。

 池田でも先週末からひっきりなしの電話が続いている様です。請求は広域連合が出していますが、苦情や相談は池田の窓口に来ますので説明が大変です。対象は140件ぐらいあるとのことですが、2年たった今、気がついたわけですからその後も使い続けてこられた可能性は充分あります。

 今回の請求は3か月分ですから今後も2か月分ずつレセプトチェックが行われ、引き続き請求されるようです。混乱はまだまだ続きそうです。無理の無い丁寧な対応を求めたいものです。

 さらに問題は、逆もあるという点です。「3割」から「1割」に下がっていながら気がつかずにずっと3割負担をしておられる方があることも充分考えられます。1万5061人が新たな保険証の送付を受けているそうです。こちらは広域連合が「払いすぎですよ」と通知をしてくれませんから、自分で気がついて訂正を求めなけらばならないという厄介なものとなります。

 該当する方には注意を促す案内を送ることが急がれます。さらに氏名がわかっているのですから旧保険証の返還が無い方の分ぐらい調べてあげるぐらいはしても良いのではないでしょうか。

 老人医療費が無料から1割負担になり、さらに現役並み保険料制度がつくられ、年齢も65歳から70歳、そして75歳へと改悪され続けてきたことが大元にあります。
 どちらにしても後期高齢者医療制度は早期に廃止すべきです。
by michiko_fujiwara | 2010-04-27 23:42 | 医療・検診

“子どもたちに笑顔、若者に夢、高齢者に安心を” 日本共産党池田市会議員・藤原みち子の活動日記 e-mail : m_fujiwara(a)wombat.zaq.ne.jp…(a)は@に置き換えて下さい


by michiko_fujiwara